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見えないけど気づいてほしい「理由」〜「戸惑い」編〜

見えないけど気づいてほしい「理由」〜「戸惑い」編〜

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【戸惑っているから助けてほしい】

「わたし、どうしたらいいのかわからないんだけど…」
そのように職員に声をかけている人がいた。

いま、自分のおかれている状況で、
何を、どのようにすれば良いのかがわからない。
そんな自分の混乱を
こうして言葉にして伝えられることは素晴らしいこと。
そして、伝えてくれてありがとう。

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“戸惑い”にどう対応していますか?

「わたし、どうしたらいいのかわからないんだけど…」と繰り返し言われる場面で、よく見かける介護者の対応があります。

そのまま座っていたらいいですよ

ちょっと待っていてくださいね

じゃあ、台拭き(おしぼりたたみ)を手伝ってもらえますか

要するに、「どうしたらいいかわからない」という発言に、「ああしてください」「こうしてください」と、「どうすればいいか?」を指示するコミュニケーションです。もちろん、これが全くダメということではなく、ここでは少し見方を変えて、このやりとりをとらえ直してみてほしいのです。

“戸惑い”が生じる理由を探ってみる

「どうしたらいいのかわからない」ということは、戸惑っているということですから、戸惑っているにも理由があるはずです。人が戸惑っていたら、すぐに手を差し伸べたくなりますが、その前にどんな理由があるのかを本人に尋ねるか、もしくは本人がうまく答えられない場合はどんな理由が考えられるかを探ってほしいのです。

他のテーブルは4人座っているのに、こっちのテーブルはわたしだけ…どうしよう。

皆さんバタバタと動き回っているのに、じっと座っていたら申し訳ないわ。

いつもここで何かをやっていたんだけど、何をするんだったか思い出せないわ。

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