眩しい太陽をさえぎって、ソーラーエネルギーに変えてくれる「ブラインド」

ソーラーパネルと言えば屋根に取り付けるものというイメージがありますが、「SolarGaps」はカーテンブラインド型の太陽光発電システム。窓に取り付けることで簡単にエネルギーを生成してくれるんだとか。
遮光しながら電気を生み出すなんて、一石二鳥。
昼間は太陽を
自動で追跡



生成した電力は、付属のSolarGapsドックを通して使えます。使わない分はバッテリーに保存することも可能ですし、もちろん電力会社に売ることも。
こうして電力をやりくりすることで、電気代を最大で70%も節約できるそうです。
専用のアプリを使えば、すぐに発電量を確認できます。また、付属のリモコンでブラインドの自動調整モードを解除すれば、自分の好きな角度にも。
あらかじめ設定しておくことで、朝起きる時間に光が入るようにしたり、夜寝る時間には完全に遮光したりといった、細かい調節もできます。
「SolarGaps」を設置するときは、部屋の中ではなく外のほうが効果的。窓の上の壁に簡単に取り付けることができるようになっています。
耐久性が気になる人がいるかもしれませんが、耐久性のあるアルミで作られているため、耐熱範囲は-40℃〜80℃。
サイズは、Extra Small(60cm×60cm)からExtra Large(2.5m×4m)まで揃えていて、大きさによって価格は異なりますが、390ドル(約43,000円)で、3平方メートルの完全自動型SolarGapsと、Wi-Fi対応のコントロールシステムとリモコンのセットを購入できるそう。
ソーラーパネルを屋根に設置するのはちょっと…と抵抗があった人も、これなら導入できるかも?Licensed material used with permission by SolarGaps Inc.
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