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「自己投資」なしに、今の時代は生き残れない!

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コミュニケーション総合研究所代表理事の松橋良紀さん。そんな松橋さんに「コミュニケーションの極意」についてお話しいただくこのコーナー。第20回目は「コミュニケーションの基礎、仕事の基礎を創るための“自己投資”」についてです。f:id:k_kushida:20170614124435j:plain

私は、10年前に独立してから、さまざまなセミナーや講演会、パーティに参加してきました。そういった場では様々な方と知り合うのですが、「あ、そういえばあの人はどうしてるんだろうね?華々しく書籍デビューしたのに、さっぱり聞かないね?」と言われてしまう人も中にはいます。その反対にそういった場で今でもよく会う人もいます。

「今でもよく会う人」「会わなくなってしまう人」の差は何かというと、“自己投資”を積極的にしている/していないの差と関係していると感じます。

“自己投資”とは一体何か?「本を読む」ことが、一つそれに当てはまるかと思います。「今でもよく会う人」の多くは本をとてもよく読んでいます。きっと、成功している人ほど勉強熱心で、本をたくさん読んでいるのでしょう。

本をどれくらい読んでいますか?

ちなみに、あなたはひと月に本(主にビジネス書)を何冊読みますか?

1冊?それとも3冊?

今までに何冊の本(主にビジネス書)を読んできましたか?

20冊?100冊?

私はたまに企業から営業研修の講師の依頼を受けますが、営業研修で「この中で月に3冊以上本を読む人はどれぐらいいますか?」と尋ねると、手を上げるのは30人中、1人か2人…といったところです(もちろん企業によって差はありますが)。さらに踏み込んで、「自費でセミナーに参加している人はいますか?」と尋ねると、そういった方はほとんどいません。まれにそういう人もいますが、その人はやはりトップセールスマンだったりします。

うまくいっている人ほど、たくさんの本を読んで、さまざまなセミナーに出る。うまくいかない人は、本は読まないし、セミナーも出ない…少々乱暴な考え方ではありますが、少なくとも傾向としてあるのではないかと感じています。

良質なアウトプットのためには、良質なインプットが欠かせない

もう少し具体的な例を使ってお話ししましょう。

私は現在まで20冊近くの書籍を執筆してきましたが、1冊目の『あたりまえだけどなかなかできない聞き方のルール』(明日香出版社)の執筆依頼があったときは、200冊位の関連書を読みました。

家にある蔵書は恐らく1000冊以上ありましたが、その中から100冊くらい読み直しました。また、聞き方に関する書籍を100冊くらい買い集めました(ただ、役に立った本は数冊しかありませんでしたが…)。1冊書くために200冊のインプットをしたわけです。だからこそ、自分でも納得のできる濃い内容のものが提供できたのだと思います。もちろん、それまでに万を超える読書量で築いた土台があることが前提です。

「ブログを書きたいけど、なかなか書けないんです。どうしたらいいでしょうか?」とよく相談されるのですが、こういった方はまだまだ「インプット」が足りないのではないかと思います。「インプット」をたくさんしていくと、他の人にも伝えたいことが自然と生まれてくるはずなのです。

100冊を読んだら日本ベスト100になれる!?

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もしあなたが、自分の得意分野で成功したいと考えるなら、「その分野の本を100冊は読んでみる」ことをオススメします。

日本中で、あなたの得意分野に関する本を100冊以上読む人は、どれくらいいるでしょう?1000人はいないのではないでしょうか?

同じ分野の本を30冊も読んでいくと、大事なことがわかるようになります。それは、多くの本に共通して書いてあることがあるからです。つまりそれが、必ず押さえるべきポイントということになります。

同じテーマで100冊読み込んでいくと、立派な専門家です。その得意分野に関連する本を100冊くらい読んでいる人は、分野によっては、100人もいないかもしれないでしょう。

すると、100冊読むだけで、あなたは知識の量や深さという意味で、日本のベスト100には入れる…と考えることもできそうです。

多くの人は、たとえ得意分野であってもそこまで多くの本を読んでいません。10冊も読んでいない、というのが現実でしょう。だからこそ、ここまで徹底的に本を読む人が抜け出せるのです。

本当に役立つ「本の読み方」とは?

本を読んで人生を変えようと決心し、年間で365冊読んだ30歳の友人がいます。

その結果どうなったか?

本をたくさん読むことで、大人と会話ができるようになったといいます。また話していて、つまらない大人がわかるようになったとも言っていました。逆に今まで話が合わなかったレベルの高い人との会話が楽しめるようになったそうです。

付き合う女性も変わったそうです。「話が難しすぎて、逆におもしろい~。もっとあなたのことが知りたい」と言われたそうです(笑)。

365冊読もうと思ったら、丁寧に読んでいる場合ではありません。太字だけ読み取っていく感覚だそうです。1冊でたった一行でも気になることがあれば、その本はOKと、割り切って読んでいきます。

ただ、そんなに大量に素早く読む…となると、内容を忘れてしまうこともあるかと思います。それを防ぐ意味でも、読んで気になった部分は、どんどんアンダーラインを引いたり、折ったりし、あとで二度三度読み返せるようにしておきます。何度も読み返すことにより、記憶に刻むようにするのです。

また、「読んだ本をブログで紹介する」という方法もオススメです。紹介するためには、ポイントを押さえる必要があります。アウトプットを意識しながら読む、そして実際にアウトプットをすることで、その本の本質は何かを理解することができ、あなたの血肉になっていくのです。

世の中のLeader(指導者)は、たいていReader(読書家)です。

でも読む時間がない?いえいえ、ビル・ゲイツやウォーレン・バフェットのような大富豪でも、1日30分以上本を読んでいるそうです。月間目標、年間目標を立てて、ぜひ読書にチャレンジしてみてください。

松橋良紀(まつはし・よしのり)

コミュニケーション総合研究所代表理事/一般社団法人日本聴き方協会代表理事/対人関係が激変するコミュニケーション改善の専門家/コミュニケーション本を約20冊の執筆家

1964年生青森市出身、青森東高校卒。ギタリストを目指して高校卒業後に上京して営業職に就くが、3年以上も売れずに借金まみれになりクビ寸前になる。30才で心理学を学ぶと、たった1ヶ月で全国430人中1位の成績に。営業16年間で、約1万件を超える対面営業と多くの社員研修を経験する。2007年にコミュニケーション総合研究所を設立。参加者が、すぐに成果が出るという口コミが広がり出版の機会を得る。NHKで特集されたり、雑誌の取材なども多く、マスコミでも多数紹介される。

約20冊で累計30万部を超えるベストセラー作家としても活躍。「コミュニケーションで悩む人をゼロにする!」を合言葉に奮闘中。

著書

「あたりまえだけどなかなかできない聞き方のルール」(明日香出版社)

「相手がべらべらしゃべりだす!『聞き方会話術』」(ダイヤモンド社)

「人見知りのための沈黙営業術」(KADOKAWA)

「何を話したらいいのかわからない人のための雑談のルール」(KAODOKAWA)

「話し方で成功する人と失敗する人の習慣」(明日香出版社)

公式サイト http://nlp-oneness.com

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