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夫婦で「ホメ合う」と“スーパーサイヤ人”になれるワケ――山口拓朗の「夫婦円満法」

今年で結婚20年目。2度の離婚危機を乗り越えて、今ではお互いが相手を認めて応援し合い、それぞれのビジネスを発展させている山口拓朗さん、朋子さんご夫婦。拓朗さんは文章の専門家として、これまでに著書を10冊以上出版。奥様の朋子さんは主婦の起業を支援するオンラインスクール「彩塾」の塾長として、これまでに600名以上の門下生を輩出。2016年から夫婦そろって中国での講演をスタートさせるほか、「夫婦コミュニケーション」をテーマにした講演活動にも力を入れています。

そんな山口拓朗さんが自身の経験から編み出した「夫婦円満法」を公開するこのコーナー。第3回は「夫婦でホメ合うとスーパーサイヤ人になれるワケ」です。f:id:k_kushida:20170612104901j:plain

「自己重要感」ってイッタイ何?

「自己重要感」という言葉を聞いたことはありますか?

心理学やココロの勉強をしていくと、何かしらの形で必ずたどり着くワードです。

「自己重要感」というのは、ざっくりいうと「(無条件に)自分は愛されている」「(無条件で)自分には価値がある」と感じるココロのバロメーターのようなものです。

【自己重要感の高い人が感じていること】

◆(無条件に)自分は愛されている

◆(無条件で)自分には価値がある

【自己重要感の低い人が感じていること】

◆自分は愛されていない

◆自分には価値がない

◆何かしらの条件がなければ、自分は愛されない

◆何かしらの条件がなければ、自分には価値がない

※条件の例:相手に尽くさなければ、自分は愛されない/学歴がなければ、自分には価値がない——など。

ひとつ極端な例を挙げましょう。セールスパーソンであるあなたが、なかなか成果を出せなかったとします。そのときに落ち込みやすいのは“自己重要感が低い人”で、ビクともしないのは“自己重要感が高い人”です。

なぜ、“自己重要感が高い人”は、ビクともしないのでしょうか?理由は先ほど述べたとおりです。彼らは「(無条件に)自分は愛されている」「(無条件で)自分には価値がある」と感じているからです。「無条件」ですので、状況や環境や結果に左右されることがありません。彼ら彼女らは、自分の力で、たくましく人生を切り開いていくことができます。したがって、社会的にも成功しやすいのです。

一方、“自己重要感が低い人”は、成果を出せなかったことで「やっぱり自分には価値がない」と、より強い自己否定のモードに入ります。それどころか、仮に結果を出したとしても、心の底ではモヤモヤした気持ちを引きずり続けているケースも少なくありません。「結果は出たけど、もっといい結果を出すことができたのではないか?」と考えたり、「この先、結果が落ちたら、自分はダメになるのではないか?」と不安を抱いたりするのです。

自己重要感の高低が、人生に与える影響は大きい

自己重要感の高低は、これまで生きてきた人生のなかでも、とくに幼少期の体験によって決まることが多いようです。たとえば、親からいつも「お前はダメだ!」と否定的な言葉を受けたり、「生まれてこなければよかったのに!」と罵倒されたりしてきた場合、子どもは「自分は愛されていない」「自分は生きている価値がない」「自分は誰からも必要とされていない」などと思ってしまうのです。そうしたトラウマや絶望感を引きずったまま大人になる人も少なからずいます。

皮肉なもので、“自己重要感が低い人”には、誰かに愛されよう、認められようとして、必要以上に頑張りすぎたり、自分を大きく見せたり、他者を攻撃したりする傾向があります。誰かにかまってもらうために、わざと引きこもったり、毒づいたりする人もいます。いずれの行為も、低い自己重要感を、なんとか埋めよう(ごまかそう)とするためのものです。ところが、こうした行為によって瞬間的にココロが満たされたとしても、時間の経過や状況の変化によって、またいつもの“自己重要感の低い”状態に戻っていきます。

一方、“自己重要感の高い人”は、いつでも前向きかつ建設的です。チャレンジ精神も旺盛で、失敗も恐れません。たとえ失敗をしたとしても、次にまた頑張ればいい、と考えます。間違っても、「自分は愛されていない」「自分には生きている価値がない」「自分は誰からも必要とされていない」などと自己否定することはありません。あったとしても、それは瞬間的で、すぐにまた本来の“自己肯定感の高い”状態に戻ることができます。「今のままの自分でOK」と思っているので(実感しているので)、必要以上に自分をよく見せることも、他人を見下すこともありません。

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