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ただの油揚げと侮るなかれ! 福井県の「主役級」谷口屋の「おあげ」を食べてみた

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以前、こんな記事を書いたのですが、福井県のポテンシャルはまだまだこんなもんじゃない! と、声を大にして申し上げたいのです。

www.hotpepper.jp

で、何を紹介したいのかというと、油揚げです!

(油揚げ……?)(え、なんかインパクト弱くない?)(油揚げって、きつねしか思い浮かばない……)

ちょっと! そこのメシ通読者さん、心の声がダダ漏れてますよ!!

私もかつてはそうでした。油揚げって、お味噌汁に入っていたり、いなり寿司になっていたり、はたまた厚揚げならおでんに入っていたり……といろんな料理に使われているけど、決して「メイン」ではないな、と。

何ならちょっと節約したい時に厚揚げをステーキにして、もさもさと食べてみることはあっても、そんなに心を満たされるような食べ物ではありませんでしたよ。

でもね、

谷口屋の「おあげ」に出合って、私は自分の油揚げ観を改めたのです!

もともと福井は油揚げをよく食べる地域で、総務省の家計調査でも福井市は「一番油揚げをよく食べる都市」としてぶっちぎり1位なんですよ。その理由には諸説あるのですが、お寺の精進料理として食べられてきたものが、家庭にも伝わった……とも言われています。

で、そのダントツでよく油揚げを食べている福井県民全員がそのおいしさを認めている、と言っても過言ではないのが、谷口屋の「おあげ」なんです。

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お店は人里離れた山あいにあります。

ここに、「おあげ」を求めてめちゃくちゃたくさんお客さんが集まるそうです。多い時で1日約1300名も!

前もって言っておきますけど、周りには東尋坊も恐竜博物館もありませんからね!

当然、私も福井に住んでいるときに足を運んで、1時間待って竹田の油あげ御膳(定食)を食べたんですけど……。

あぁーー。

あんなにジューシーでふかふかふんわりの油揚げ、生涯で食べたことない。何もつけなくてもいいとさえ思いましたもん。大豆の甘みとうま味だけで十分。で、思い出したらやっぱりまた食べたくなるじゃないですか! と思ったら、お取り寄せできるんですって!

というわけで、届くのを待ちながら、常務取締役の谷口弘晃さんに電話でお話をうかがいました!

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——谷口屋さんは創業何年ですか? いつから「おあげ」を作っているんですか?

谷口:大正14(1925)年ですね。僕のひいおじいちゃんが創業したので。創業当初から「おあげ」はあったんですけど、大きさはだいぶ小さくて、今の1/2くらいかな。

それを今から20年くらい前に、社長が……僕の父なんですけど、今の大きさに変えたんです。大きいほうが見栄えもいいし、お客さまに喜んでもらえたらいいね、って。でも、これだけ大きいと、揚げるのも難しいんですよ

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