トヨタ ハイラックス13年ぶりに国内復活

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▲横長ランプと水平基調のグリルが目を引く、現行ハイラックスは2015年から海外で販売されている。国内に導入されるのは、ダブルキャブの4WDモデルのみ

▲横長ランプと水平基調のグリルが目を引く、現行ハイラックスは2015年から海外で販売されている。国内に導入されるのは、ダブルキャブの4WDモデルのみ

RVブームを盛り上げた名車がトヨタ ハイラックス

2004年に国内販売が終わって、海外専売ブランドに切り替わったハイラックスが13年ぶりに帰ってくる。三菱がトライトンの輸入販売を中止した現在、国内唯一のヘビーデューティピックアップとして、市場のニーズに応える。海外生産のタイから帰国するハイラックスの詳細を見てみよう。

トヨタ店には、ランドクルーザー、同プラド、FJクルーザーといった、ヘビーデューティSUVも揃っているが、過去にはハイラックスサーフがラインナップされていた。

いまでは海外専売車となってしまったが、かつては同ピックアップとともに、トヨタ店の商品ラインナップに顔を連ね、RVブームの立役者となった。

▲1997年にリリースされ、2004年まで販売されていたトヨタ ハイラックス。国内ではこれが最後のモデルとなった

▲1997年にリリースされ、2004年まで販売されていたトヨタ ハイラックス。国内ではこれが最後のモデルとなった

全長5m超の巨大なピックアップ

現行ハイラックスは、新興国に主眼を置いたIMVプロジェクトの一環として開発された。タイからの輸入販売車となる。現地では、シングルキャブや2WDモデルなど、豊富なバリエーションが用意されているが、日本にやってくるのは、ダブルキャブの4WDのみ。予定では9月12日に国内発表される見通しだ。

ボディは2004年までに販売されていた、ハイラックスダブルキャブよりひと回り大きく、全長は先代比+640mmの5330mm、全幅は同+165mmの1855mm、全高は先代と同じ1800mmとなる。ホイールベースも同+230mmの3085mmに達する。

これに伴い、荷台は長さ1520mm×幅1535mmの余裕あるサイズが与えられる。ちなみに最小回転半径は6.4mとなる。水平バーが並ぶメッキグリルと横長ヘッドランプ、台形インテークが安定感ある表情を作り出しているのは、見てのとおり。

▲全長5m、全幅1.8mを超える大きなボディは、圧倒的な存在感を放つ。荷台のスチールバーはディーラーオプションとして設定される。同様にリアゲートの文字もオプション扱い

▲全長5m、全幅1.8mを超える大きなボディは、圧倒的な存在感を放つ。荷台のスチールバーはディーラーオプションとして設定される。同様にリアゲートの文字もオプション扱い

▲ブラックモノトーンのインパネには、シルバーのガーニッシュが配されて、華やかさとシャープな印象がもたらされる。スイッチ類の照明はブルーに統一されている。写真は海外向けのレザー仕様だが、国内に導入されるのはファブリック表皮のみ

▲ブラックモノトーンのインパネには、シルバーのガーニッシュが配されて、華やかさとシャープな印象がもたらされる。スイッチ類の照明はブルーに統一されている。写真は海外向けのレザー仕様だが、国内に導入されるのはファブリック表皮のみ

搭載エンジンは2.4L直4ディーゼル

搭載されるエンジンは、最高出力150ps/最大トルク400N・mを発生する、2.4L 直4ディーゼルターボ。組み合わされるトランスミッションは6速ATで、パートタイム式の4WDシステムが採用される。

国内で発売されるのは、エントリーモデルのXグレードと上級のZグレード。前者はホイールキャップやカラードバンパーが装備され、傾斜路で発進する際に、ズリ下がるのを防ぐヒルスタートアシスト、後退時に重宝するバックモニター、サイド&カーテンエアバッグと、運転席ニー(ひざ)エアバッグも備わる。価格は約325万円。

上級のZグレードは、さらにプリクラッシュセーフティや車線逸脱警報などの安全装備、スタック時に役立つデフロック、アルミホイール、LEDヘッドランプ&フォグランプ、クルーズコントロールなどを装備。価格は約380万円となる。

国内で新しいピックアップが発売されるのは、久々のこと。SUVとは異なるレジャー向けの車として、ハイラックスの登場を歓迎する声は少なくないだろう。

※2017年6月12日現在における新型車の発表についての予測記事です。発表を保証するものではありません

【SPECIFICATIONS】

■予想発表時期:2017年9月12日

■全長×全幅×全高:5330×1855×1800(mm)

■搭載エンジン:2.4L 直4ディーゼル+ターボ

text/マガジンX編集部

photo/マガジンX編集部、トヨタ

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