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日本初の“プロ・ゲーマー”ウメハラが語る「勝ち続けるための流儀」

1998年、17歳のときに格闘ゲーム世界大会で世界一となり、現在は日本初のプロ・ゲーマーとして活躍する梅原大吾さん。世界のゲーマーたちの間で、カリスマ的な人気を誇っています。

約20年の間、世界の舞台で勝ち続けてきた梅原さんは、「1日ひとつだけ、強くなる」を心がけ、努力し続けてきたのだとか。昨日より今日、今日より明日…と、ひとつずつでいいので変わり続けること。これが、自身が考える「強さ」への近道だとおっしゃいます。

その過程を振り返り、どのような取り組みを続けてきたのか、どう考え、行動してきたのかを、梅原さんは著書『1日ひとつだけ、強くなる。 世界一プロ・ゲーマーの勝ち続ける64の流儀』で紹介しています。いずれも、ゲームや勝負に対する取り組み方や信条ではありますが、仕事においても参考にでき、応用できるものばかり。

今回は、本書で紹介されている「64の流儀」の中から、ビジネスパーソンにも大いに参考になりそうな2編を抜粋し、内容をご紹介します。

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1日ひとつだけ、成長をメモする

梅原さんにとってのモチベーションは、成長を実感することによる喜びや楽しさにあるという。この「成長」も「実感」も、できるだけ自力で感じ取ることが大切。自分で成長を実感できていれば、外的な刺激だけに頼ることがなくなるので、成長ペースが安定するのだとか。

成長の実感→モチベーション(+練習)→成果→成長の実感→モチベーション(+練習)→成果…という循環が成長のループであり、梅原さんはこの循環が安定して継続することを第一に考えている。そして、これを意識的、積極的にやることで、より効果が期待できるという。

大会に勝った、試験の順位が良かった、売り上げが上がった、などといった外的評価は、目に見える成果でなければ評価されにくいもの。外からはなかなか見えにくく、評価されにくい「内的な成長」をどれだけ意識できるかで、モチベーションが大きく変わってくる。

梅原さんが実践しているのは、「新しい発見を毎日メモして、成長を確認する」という方法。シンプルに「今日1日を思い返してみて、何か気付いたことはないか」と自分に問いかけ、思いついたことをメモするというシンプルなものだ。

大きなものだけでなく、小さなことで構わない。小さな気付きを見逃さずに意識できるようにすることで、成長に対する感受性を上げることができる。

その際、大切なのは「ハードルを下げる」こと。梅原さんの例を取ると、「1日1個」という成果を自分の中でルール決めしているという。2つ、3つ見つかったとしても、メモに取るのは1つだけ。欲張って2つ、3つとメモすると、1つしか見つからなかった時に挫折感を味わうことになる。

小さな成果は、誰も評価してくれない。だから、自分のやっていることは誰より自分が評価して、たとえわずかでも昨日の自分より前進があるならば、その事実を肯定することを梅原さんは勧めている。

苦手な相手もゲーム感覚で攻略すればいい

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直接顔を合わせない相手だったり、一度しか会わない相手だったら、何かあっても自然現象だと思って受け流していれば、たいていのことは腹を立てずに済むようになる。しかし、しょっちゅう顔を合わせる相手だと、そう思うことは難しい。例えば職場にいる苦手な上司や同僚など、避けることが現実的ではない環境に嫌な奴がいるのはやり切れないだろう。

こういう場合、梅原さんは苦手な相手に「自分のほうから関わる」ようにしているという。どう対処すれば、こいつはこういう態度を取らなくなるのだろう?一つチャレンジしてみようか!という感じで、ゲームを攻略するような感覚で捉えるのだという。

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