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MAN WITH A MISSION、JIMMY EAT WORLDを迎えた全国ツアーファイナルが大盛況!

最新シングル『Dead End in Tokyo』を携えたMAN WITH A MISSIONの全国ツアーの追加公演『”Dead End in Tokyo Tour“ EXTRA SHOWS』のファイナルが、6年ぶり(単独としては9年ぶり)の来日を果たしたJIMMY EAT WORLDを迎えて新木場STUDIO COASTにて行なわれた。
MAN WITH A MISSION、JIMMY EAT WORLD (okmusic UP's)
まずステージに登場したのは、2016年10月にメジャーデビュー20周年記念作となる9thアルバム『INTEGRITY BLUES』をリリースしたJIMMY EAT WORLD。今回のステージでは対バン形式ということもあって、新作中心というよりは新旧の曲を楽しめるセットリストとなった。MAN WITH A MISSIONのファンで埋め尽くされた会場は、彼らにとってはアウェイかと思われたが、頭から大きな歓声がわき、手拍子が広がっていった。貪欲に音に食らいついてくる観客を、ドライブ感溢れるアンサブルで揺さぶり、「Work」や「Lucky Denver Mint」といったまさにJIMMY EAT WORLD節たるグッド・メロディの曲では、グッと熱いコブシをふるわせていく。ラストはヒットチューンの「Sweetness」と「The Middle」でシンガロングを巻き起こしステージを後にしたJIMMY EAT WORLD。ファンに長く愛されてきた曲たちの連投に、フロアの熱気もさらに高くなっていった。

SEが鳴り響くなか、大歓声に迎えられたMAN WITH A MISSIONは、ジャン・ケン・ジョニー(Gt&Vo)の『東京ノ皆サマ、オ久シブリデゴザイマス──カカッテコイヤ!』の声で、「Get Off of My Way」そして「Hey Now」とフロアを一斉にジャンプさせ、会場を揺るがしていく。ジャン・ケン・ジョニーは9年ぶりの来日を果たしたJIMMY EAT WORLDが、日本のライブキッズの熱さに興奮していたと語り、『デモ、マダマダソンナモンジャナイ。世界デ一番、ロックガ盛リ上ガッテイルノハ日本ダッテコトヲ見セテヤロウ』と、「evils fall」「database」を連投。ベースのカミカゼ・ボーイはステージを駆け巡り、DJサンタモニカもブースを離れ、ステージ先端でフロアの熱狂を指揮していく。

冒頭からこのスピードで大丈夫かという飛ばしっぷりだが、こちらの心配などおかまいなしで「Give it Away」で攻撃的に加速。アグレッシヴなアンサンブルを、トーキョー・タナカがパワフルなヴォーカルとジャン・ケン・ジョニーのラップとで増幅させる。「distance」では、もうもうと湯気が立ち上っている熱気に満ちたフロアに、DJサンタモニカが体を投げ出し、カミカゼ・ボーイもまた観客に体を支えられながらベースプレイ。前半にして、何度もクライマックスを更新していくプレイで、かつ凄まじく楽しい空間を生み出していった。

後半戦を前に、小ネタ感満載の“Mission Movie”が流れ、笑いとともに観客が一呼吸つけたところで、後半はさらに「NEVER FxxKIN’ MIND THE RULES」から縦横無尽の自由なサウンドでスタート。ドライブ感のあるスペア・リブ(Dr)のドラミングがフロアをかき回し、「Smells Like Teen Spirit」のギターリフが響きわたると、歓声もまた大きくうねる。バンドのテンションも高いが、迎え撃つ観客のパワーもまた圧倒的だ。

2016年末のAIR JAM 2016でのHi-STANDARDとの共演や、この春のBAD RELIGIONや今回のJIMMY EAT WORLDと、自分たちにとって憧れのバンドと共演できたことをジャン・ケン・ジョニーは『エモい』と語り、2017年で7年を迎えたMAN WITH A MISSIONについて、通ってきた道は楽しいことばかりではなく虐げられたり、辛酸も味わったことも多々あると、振り返った。そして自分たちをなめていたやつらを見返してやろう、一緒に頑張ろうとMCで語った。バンドの姿勢、好きな音楽や方法論を曲げることなく突き進んできた、その自信がサウンドのスケール感や強靭さとなった。

後半に披露された新曲「Dog Days」や「Raise your flag」での爆発力には凄みが加わり、キラーチューン「FLY AGAIN」で会場をぎゅっと一体化していくそのバンドの握力は、たくましくも暖かい。そして、また次のステージで必ず会おうと、「Dead End in Tokyo」で約3ヶ月にわたったツアーを締めくくった。アンコールでは6月14日リリースの映像作品『狼大全集V』のスペシャルなダイジェストが公開され、また2017年9月には今回共演したJIMMY EAT WORLDとともにアメリカ・ツアーを行なうことも発表された。

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