ガジェット通信 GetNews

見たことのないものを見に行こう
ワンダーウーマン

缶詰で炊き込みご飯を作ったら?さっそくやってみた【炊き込みご飯合戦】

DATE:
  • ガジェット通信 GetNewsを≫
缶詰で炊き込みご飯を作ったら?さっそくやってみた【炊き込みご飯合戦】 f:id:Meshi2_IB:20170601095731j:plain

スーパーの缶詰売り場をぼんやり眺めている時に、ふと思いつきました。

「缶詰で炊き込みご飯を作ったら、どうじゃろか?」

缶詰はいざという時の非常食としても、旅先などでも使えて、常にストックしときたい便利な食品ですよね。

そんな缶詰を使った炊き込みご飯。いざとなったら、飯盒(はんごう)でも作れちゃうし、これは試す価値ありでは? ……てかまぁ、単純に好奇心から食べてみたいって思ったのが本音ですが、とにかく一度作ってみようと思います。

と言うことで、今回はちょっと高級で魅力的な缶詰を厳選し、炊き込みご飯合戦を決行します。

さっそく選抜選手のご紹介です。バラエティ豊かな強者を5缶そろえました。

1番目:鯨の大和煮缶詰

2番目:わた入り するめイカの缶詰

3番目:オイルサーディン缶

4番目:コンビーフ缶詰

5番目:燻製牡蠣のオイル漬け缶&ムール貝の白ワイン蒸し缶

さぁ、さっそく片っぱしからじゃんじゃん作ってみましょう! レッツゴー!

おっとその前に、今回の炊き込みご飯の共通ルールとして、いくつか設定しました。

◎缶詰の固形量100g前後に対して、米1合で炊く。

◎味付けの調味料は、缶詰に合いそうなものを自由に使ってよし。

◎一緒に炊いてOKの具材は、ごぼう、しょうが、にんにく、トマト缶、仕上げの万能ネギのみ。

ではまず、一番手の鯨の大和煮缶詰からいってみよ〜!

1:鯨の大和煮缶詰で、炊き込みご飯

お酒のつまみにもご飯のおかずにも合う、鯨の大和煮。スーパーの棚でおいしそうな鯨缶が鎮座ましましたので、思わず買ってしまいました。見た目はお肉っぽいです。

f:id:Meshi2_IB:20170601095958j:plain

【材料】2人分 鯨の大和煮 固形量120g ※目についたものを買ったら、たまたま120gだった。以下同 米 1合 ごぼう 8cmくらい しょうが ひとかけ(千切り、荒くて良い) 万能ねぎ 適量

<調味料> ごま油 小さじ1(炊き込みご飯には、油分がある方がうまい) 醤油 小さじ1 酒 大さじ1 塩 少々

f:id:Meshi2_IB:20170601100234j:plain

1)米1合をといだら、鍋(または炊飯器)に、水+しょうゆ+酒を合わせて180ccの水分を加えて(=米と同量)、20分ほど浸水する。この時に、刻んだしょうがも一緒に入れておく。

2)その間に、ごぼうを回しながら鉛筆を削るように切って、変色予防のため水にさらしておく(炊く寸前なら、水につけなくて良い)。

3)20分たったら、1の鍋に、ごぼう、鯨の大和煮を汁ごと、ごま油、塩ひとつまみを加えて炊く。

ごぼうが水を吸うので、ここでさらに大さじ1程度の水を追加しましょう。

私が今回使ったホーロー鍋だと、最初は強めの中火→沸騰したら弱火で9〜10分くらいでOKでしたが、炊飯器の場合は普通に炊けば大丈夫でしょう。

f:id:Meshi2_IB:20170601100345j:plain

4)炊き上がったら、10分蒸らした後、万能ネギを加え、しゃもじでかき混ぜたら出来上がり。

※もし味見して味が薄い場合は、塩を少々足してから、かき混ぜてください。

ごぼうは某料理本で、鰻と一緒に炊いたメニューを見つけて、鯨の大和煮でもまねしました。ごぼうの風味が加わるのと、食感が変わって食べ進んでも飽きないので、ごぼう入りは結構おすすめです。

f:id:Meshi2_IB:20170601100554j:plain

[自己採点](5点満点評価)★★★☆☆

クセのある脇役陣がいると成立。まだまだ伸び代がありそうな予感。

えーとですね、お味はまぁ普通でした。悪くはないんですが、鯨の大和煮が意外とクセがなく、甘めの味付けだったので、もっと塩味を効かせればよかったと反省しました。

鯨の大和煮を主役に炊き込みご飯にすると、やや個性が弱いかもしれません。でもその後、山椒をふって紅ショウガを乗せて食べたら、メリハリが出てグッとおいしくなりました。クセのある脇役陣がいると成立する感じ。まだまだ伸び代がありそうな予感です。

2:わた入りスルメイカの缶詰で、炊き込みご飯

「わた入り」にひかれて買ってみました。缶には“北海道で水揚げされたスルメイカを、わたを入れたまま手詰めし、能登いしり(いか醤油)で味付けした限定品、酒の肴にぴったり”と書いてあります。きっと、ぬるめの燗と一緒が似合いそうですが、ここはぐっと我慢して、さぁ炊き込みご飯を作るのだ。

f:id:Meshi2_IB:20170601100857j:plain

【材料】2人分 わた入り するめイカの缶詰 固形量95g 米 1合 ごぼう 8cmくらい しょうが ひとかけ(千切り、荒くて良い) 万能ねぎ 適量

<調味料> ごま油 小さじ1 ナンプラー 小さじ2 酒 大さじ1

f:id:Meshi2_IB:20170601101044j:plain

缶には大きなイカの塊がゴロゴロと3つ入っていました。

イカは一口大に食べやすく切ってから鍋に投入。作り方は、鯨の大和煮の炊き込みご飯と一緒ですので、割愛します。ただし今回は、醤油の代わりにナンプラーを加えてみました。思いの外、イカのわたが大量に入ってます。これは炊き上がりが楽しみです。

f:id:Meshi2_IB:20170601101132j:plain

炊き上がってから、蒸らした後にふたを開けたら、想像通りにイカのわたがお米になじんでおいしそう。すでに炊いてる時から香ばしい良い匂いが漂っていましたが、かき混ぜるとさらにイカアロマ倍増。思い切り食欲をそそられます。ではさっそく試食。

f:id:Meshi2_IB:20170601101218j:plain

[自己採点](5点満点評価)★★★★★

ヤバイ! これ! めっちゃうっまーい!!! 調味料をナンプラーにしたのも大正解。

コクうま味と苦味がマッチして、うまい、うますぎる。ずーっと箸が止まりませんでした。一杯だけではおさまらず、次々とお代わりしたことは言うまでもありません。というか、あまりにおいしくて1合全部平らげてしまいました。

ダイエットしないとならぬ豊満ボディなのに、うっかりでした。あと今回、調味料をナンプラーにしたのも大正解でしたね。これは定番メニューにしたい。お酒の後で〆ごはんにでも出そうものなら、招かれた客人が大喜びしそうです。

3:オイルサーディン缶で、炊き込みご飯

お次はオイルサーディンこと、イワシの油漬。これで作るパスタがうまいんだから、炊き込みご飯だってきっとうまいはず! という単純な理由でチョイスしてみました。さて、どうなるか?

f:id:Meshi2_IB:20170601102046j:plain

【材料】2人分 オイルサーディンの缶詰 固形量75g 米 1合 しょうが ひとかけ(みじん切り) ニンニク ひとかけ(みじん切り) 万能ねぎ 適量

<調味料> カットトマト缶 大さじ3くらい 醤油 小さじ1 酒 大さじ1 塩 少々

f:id:Meshi2_IB:20170601102133j:plain

炊く時の水分量ですが、醤油+酒+水の総量と米が同量です。その他に、カットトマト缶を大さじ3ほど加えます。今回はオイルサーディンですから、別途油は足さず、缶詰の油分をそのまま利用します。今回の塩加減は、塩ふたつまみほど入れました。

f:id:Meshi2_IB:20170601102306j:plain

今回も炊いてる最中の香りがたまりませんでした。炊き上がりは、トマトが入ったから鍋底におコゲもできて、ちょっとパエリアぽい印象です。豪快にかき混ぜてから、器に盛りつけます。

f:id:Meshi2_IB:20170601102351j:plain

[自己採点](5点満点評価)★★★★★

思わぬ伏兵登場。ぺろり完食! こりゃ参った。

オイルサーディン缶を侮るなかれ。

ぶっちゃけ、作る前はここまでおいしいと思っていませんでした。それにしても和風パエリアがこんな簡単にできちゃうなんて驚き。オイルサーディンの油と青魚の風味がご飯になじんで、うま味が想像以上でした。

カロリーを考えるとナンですけど、心の満足度は大きい一杯。まだ3品しか作ってない段階で言うのもなんですが、わた入りイカ缶の炊き込みご飯と1、2を争うおいしさでした。また肥えちゃう〜と嘆きながらも一合完食。これもまた、おもてなし料理にイケますね。

4:コンビーフ缶詰で、炊き込みご飯

いよいよコンビーフ缶詰の登場です。昔から存在しながらも、個人的にはイマイチ扱いに困る缶詰でした。しかし、だからこそこの機会に試してみたかった。さてどうなるか!?

f:id:Meshi2_IB:20170601102710j:plain

【材料】2人分 コンビーフ缶詰 固形量100g 米 1合 ごぼう 8cmくらい しょうが ひとかけ(みじん切り) 万能ねぎ 適量

<調味料> 醤油 小さじ1 酒 大さじ1 塩 少々

f:id:Meshi2_IB:20170601102828j:plain

コンビーフ缶はあえてほぐさず、このままの状態で炊いてみました。作り方は、鯨の大和煮の時と一緒です。ただし、コンビーフに油分があるので、ごま油は省きました。

f:id:Meshi2_IB:20170601103012j:plain

いよいよ炊き上がり、ふたを開けると…。なんとコンビーフ缶はいっさい煮崩れることもなく、最初と変わらぬ姿で凛と立っていました。

f:id:Meshi2_IB:20170601103100j:plain

ですが、コンビーフ缶にしゃもじを入れると、あっけなくほぐれて、米とよく混ざります。

コンビーフの赤身が色鮮やかで、見た目はとてもおいしそうです。いざ実食!

f:id:Meshi2_IB:20170601095731j:plain

[自己採点](5点満点評価)★★★★☆

一杯目は最高です。ごぼうを入れたのが正解。

これもおいしかったです。コンビーフの塩分と油分がコクにつながり、満足度が高い。もしあれば、薄焼き卵を細く切って上から散らしても、色味的にも味的にも良さそう。

ただですね、もはや育ち盛りをとうに過ぎた中年の私には、二杯目以降はちょっとくどく感じました。逆に言えば、一杯で「しっかり食べた〜!」という気分になれて満たされます。ごぼうは、味が単調にならずに済み、入れて正解でした。あと、来客時に、炊き上がりの鍋ごとテーブルに出して、コンビーフをほぐすパフォーマンスすると、客人にウケるかもしれません。

5:燻製牡蠣のオイル漬け缶&ムール貝の白ワイン蒸し缶で、炊き込みご飯

最後は、燻製牡蠣のオイル漬け缶とムール貝の白ワイン蒸し缶の合わせ技で豪華にいってみます。

どっちも白ワインのお供に食べたい魅惑的な代物。思わずゴクリと喉が鳴ってしまいます。しかも今回買った缶詰で最も高級だった2品を一緒に炊くので、大変セレブ。お値段的にも期待大です。

f:id:Meshi2_IB:20170601103509j:plain

【材料】2人分 燻製牡蠣のオイル漬け缶&ムール貝の白ワイン蒸し缶詰 固形量 計100g 米 1合 しょうが ひとかけ(みじん切り) ニンニク ひとかけ(みじん切り) 万能ねぎ 適量

<調味料> カットトマト缶 大さじ3くらい 醤油 小さじ1 酒 大さじ1 塩 少々

f:id:Meshi2_IB:20170601103650j:plain

これもカットトマト缶を入れるので、パエリアっぽいですね。でも味付けは醤油です。醤油とトマトは合うので、ぜんぜん問題なしです。

今回は、仕上げに黒こしょうも振ってみました。他には、ガラムマサラを小さじ1/2くらい加えてもおいしそうです。

f:id:Meshi2_IB:20170601103750j:plain

結局5品とも、うちのホーロー鍋では、炊飯時間は18分、蒸らし10分で大丈夫でした。実際にご自宅で作る際は、ご自身の炊飯事情に合わせて調整してください。

f:id:Meshi2_IB:20170601103845j:plain

[自己採点](5点満点評価)★★★★☆

これも一杯目は最高でした。が!!!

おいしかったですよ。確かにおいしかったんですが、はっきり言いますと、費用対効果的にもっとおいしい世界を期待しましたが、そこまでではなかったような……。

やはり、これも2杯目からくどく感じましたし。むしろ、オイルサーディン缶の時の方が、いくらでも食べられました。ぜいたくな味わいだから、イコールおいいってもんじゃないんですね。それと、もしかしたら、ナンプラーであっさり炊いた方がよかったかもな。

具材が濃厚かつ個性的な場合は味付けあっさり、反対に具材が淡白な場合はこってりした味付けを目指すと、全体バランスが取れそうです。

と言うわけで、ずいぶん長くなりました!

今回の炊き込みご飯合戦の栄えある優勝者はーーーー?

(ダダダダダダダダ……ドラムロールの音色のつもり)

わた入りするめイカの缶詰と

オイルサーディン缶の、

ダブル優勝に決定!!!

3位はコンビーフ缶詰、4位は燻製牡蠣のオイル漬け缶&ムール貝の白ワイン蒸し缶、5位は鯨の大和煮缶詰となりました。

いやはや、それにしても炊き込みご飯合戦は想像以上においしかったです。また機会があれば、第二弾の缶詰炊き込み合戦を開催してみたいですね。

※この記事は2017年5月の情報です。

書いた人:江瀬レミ

江瀬レミ

本のデザインをしたり、インド料理を作ったり、占ったりの人。吉祥寺で月イチ・インドカレー屋もやってます。年と共に落ち着く予定が、逆にとっちらかり中。とはいえ、腹が減ったら全てを中断してでも、食べることに没入したいワガママボディ。

過去記事も読む

関連記事リンク(外部サイト)

マイベストツナ缶レシピを勝手に推薦
【燻製】魔法の調味料「燻製塩」をご存じですか【自作レシピ】
【低カロリー】管理栄養士おすすめ、簡単「豆腐クリーム」が使える! 【今週は豆腐】

カテゴリー : グルメ タグ :
メシ通の記事一覧をみる ▶
  • 誤字を発見した方はこちらからご連絡ください。
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちらから
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。