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「グランジ」が若者の心をつかんだ理由

「グランジ」が若者の心をつかんだ理由
J-WAVEで放送中の番組「antenna* TRAVELLING WITHOUT MOVING」(ナビゲーター:野村訓市)。6月4日(日)のオンエアでは、「グランジ」への思いを野村が語りました。

グランジとはロック音楽のジャンルのひとつですが、野村の世代にとっては「自分たちの青春時代に起きた、最初で最後の、世界的な大きいムーブメントだった」という認識なのだそう。グランジが生まれたのはアメリカのシアトル。当時は、野村自身が「何かおもしろいムーブメントが起きないかなあ」と悶々としていた頃だったそうです。

シアトルで生まれたこの音楽について、野村は「他の街のバンドとはどこか違う雰囲気だというのは最初からわかりました。パンクと昔のハードロックとインディポップが混ざったような音で、飾り立てていない普段着のような、古着のような格好。そして仲間のバンドTや自分がすごくファンだったバンドのTシャツをいつも着ている感じでとてもリアルに見えました」と当時の心境を思い返します。

それまでのバンドは、人前に出る時はメイクをしてコスチュームのような衣装を着ていたのだとか。野村も今では、そうした衣装を着たりメイクをするのは「エンターテインメントでいいじゃないか」と思うそうですが、「10代の頃はどこか視野が狭いというか、『リアリティがなければダメだ』というどこかちょっと原理主義的な考えがありまして…」という理由で受け入れられなかったそう(笑)。そんな中、当時の野村の服装に近かったこともありグランジにはリアリティを感じたそうです。

そして歌詞も「どこか暗くて…怒っていたり、ヒリヒリとした感じの歌詞は、10代の頃に誰もが持つ悶々とした気持ちや社会に対する不満、それから、もっと小さい自分の家や学校への不満というのが含まれていて。みんな、心を鷲掴みにされたような気がします」と語る野村。それまでシアトルは、野村の中では「ツインピークスとジミヘンの故郷」とし思っていなかったそうですが、グランジがシアトルで生まれたことで“音楽の聖地”になったそう。

「あの頃のアメリカというのはニューヨークでもロスでもどこに行っても、グランジの格好をした若者で溢れていた覚えがあります。そしてそんな街を歩くと『あぁ、俺たちの時代がやっときたんだなぁ』と、そんな気がしたのを覚えています。つまり同時代に、自分たちが支持する人たちと同じ格好の人たちが世の中に溢れるというのは、それまでの世界を征服したような気がしたんです」と語っていました。グランジのムーブメントは野村にとって大きな出来事だったようです。まだ聞いたことがない、という方は聴いてみてはいかがでしょうか。

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【番組情報】
番組名:「antenna* TRAVELLING WITHOUT MOVING」
放送日時:毎週日曜 20時−20時54分
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/travelling/

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