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攻殻機動隊の”話せる”タチコマが我が家にやってくる! 遊ぶほどに賢くなります

これまでアニメやコミック、映画など、さまざまなメディアで人気を博してきた攻殻機動隊。士郎正宗原作の、日本を代表するSF作品で、今年はハリウッド版『ゴースト・イン・ザ・シェル』として映画化され、話題を集めた。

「タチコマ」とは、日本で制作されたアニメ版『攻殻機動隊 STAMD ALONE COMPLEX』シリーズに登場したキャラクター(?)で、AIを搭載して自らの意志で動くことができる、多脚型の超ハイテク思考戦車という設定だ。

タチコマの特長といえば、戦車のくせに、まぁとにかくよくしゃべる。また、超優秀な反面、ちょいちょいドジなところもあったりと、妙に人間臭いところがあり、多くのファンを抱える名キャラクタ―となった。(あと、アニメ版で声優・玉川砂記子さんのかわいらしい声がドハマリしたことも重要!)

そのタチコマが今回、1/8サイズで商品化されたのだ。

それが今回ご紹介する「うごく、しゃべる、並列化する。1/8 タチコマ」。ただの精巧なフィギュアではない。原作同様、人工知能が搭載され、人との会話も可能なコミュニケーションロボットなのだ。

開発したのは、ロボット家電やIoT家電などを手がける企業、株式会社Cerevo。開発の担当者は、社内でも随一の攻殻機動隊ファンで、アニメでのイメージを崩さずに、2次元のデザインを3次元に実現することに注力したという。また、タチコマのセリフをチェックするためにアニメをすべて見直し、全セリフを自力で書き起こしたのだとか。

21個のモーターで、本物そっくりに動きます

本体には21個のモーターを搭載し、会話に合わせて作中同様に自律動作。中央のアイボールや手足等にもモーター組み込まれており、それぞれが独立して動くのでロボット的なぎこちなさがなく、作中のタチコマ独特のかわいらしい動きがパーフェクトに再現されている。 スマホの対応アプリから操作することも可能だ。

アニメ版タチコマと同じく、玉川砂記子さんの声での会話が可能

なにより1/8 タチコマに欠かせないものが、最先端のAI技術。音声認識(人間の発話内容や発話者を認識・処理する機能)や、音声合成(音声を人工的に生成する機能)、自然言語処理(人間の日常会話の認識)などの機能が備わっており、iPhoneにおけるSiri並みにスムーズな会話が可能だ。

気になる音声は、アニメ版のタチコマを演じる玉川砂記子さんの声を元にしており、こちらも本物志向。ほかのキャラクタ―のモノマネもしてくれるとのことで、原作やアニメファンには垂涎ものだ。少佐やバトーさんの気分に浸りながらコミュニケーションを取るのもまた良し。

「物体認識機能」と「並列化」

ネットワークに接続して、タチコマ特有の性能「並列化」を再現することもできる。並列化とはつまり集合知のようなもので、原作でタチコマが自我を形成していく課程での論理軸となっていた。

1/8 タチコマは「物体認識機能」を搭載しており、カメラに物体を見せるとその物体がなんなのかをクラウドから情報をソートして認識する。たとえば1体の1/8 タチコマにリンゴを見せて「これはなに?」と聞くと、「それはリンゴでしょ?」と返答する。そこへ、「リンゴは甘い」などと話しかけると、「甘い」という新たな情報をクラウドへ送信。ほかのユーザーが持つ1/8 タチコマたちと「リンゴが甘い」という情報を共有する。これが「並列化」だ。

自分のタチコマを通して、全ユーザーが並列化された情報を受け取ることができ、皆でタチコマを育てることができるというわけだ。

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