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結婚は1番乗りだったのに妊娠は…。人の幸せを喜べない心も乗り越え、手を尽くした日々

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私は元々生理不順で二十歳のころに子宮内膜症(左チョコレート嚢腫)と診断されました。ひたすらピルで治療を行い、何とか腫瘍が小さくなったのは25歳頃のことでした。

結婚など興味のなかった私がある日、今の主人と出会い、あれよあれよと交際1年で結婚。当時26歳でしたが、周りに結婚をしている友人はほぼいませんでした。

いつか子供は欲しいね、と話はしていましたが特に深く考えることもなく、当時は2人の生活で満足していました。

結婚して2年、主人の転勤が決まったころ。

そういえば子供が出来ないな、と思い病院へ。排卵障害の可能性を指摘され、排卵剤を処方されました。

するとすぐに妊娠が発覚。まさかこんなすぐに妊娠できるなんて、と喜んでいました

が、1週間後に大量の出血。病院へ行くと既に赤ちゃんの袋もなく、化学流産との診断。

悲しみの中、きちんと検査をして本格的に妊活をしようと心に誓いました。

それから一通りの検査を受け、判明したのは多嚢胞卵巣。クロミッドを服用しながらタイミング療法を半年ほど行い、その後、人工授精を5回程しましたが、かすることもありませんでした。

なんでもっと早く治療しなかったんだろう。その言葉しかありませんでした。

気づけば結婚して4年程経っていて、30歳を超えていました。

周りも続々と結婚、そしてみんなあれよあれよと出産していったのです。

なんで私だけ…。一番、人の幸せが喜べない時期でした。 関連記事:後から結婚した人に次々先を越され…。SNSも仕事もやめて、たどり着いた妊娠

そのまま時間だけが過ぎ、主人の2度目の転勤。

全く未知の世界の土地への引越しでしたが、気持ちをリセットするには丁度いいと思いました。

すぐさま転院先の病院を探し、治療を開始。

医師に言われたのは「一度陽性反応が出ているなら、まだ体外受精はいいかな」。

体外受精に踏み切る覚悟がまだなかった私にとって、ここでの判断がまた妊活生活を長引かせるのです。

再び、タイミング療法、人工授精をしても実らない日々。もう心も身体も限界のときに東洋医学に出会いました。とても親身になって話を聞いてくれる鍼灸師の方。

その際かけられた言葉が「よくここまで頑張ってきましたね。でも大丈夫、あなたには妊娠する力がありますよ」と。

もう神頼みレベルでしたので、とにかくこの先生にかけてみようと。

そこから毎週通う事1カ月、なんと、なんと、自然妊娠したのです。

この時の喜びは今も忘れません。私、自力で妊娠できました。先生を信じてよかった!

が、神様は意地悪です。妊娠7週に入る頃、突然の腹痛と出血。

すぐさま病院にいきましたが、完全流産の診断。

もう毎日泣きました。なんで私だけ…。そして自己嫌悪と負の連鎖。

そんな私を見ていた主人は会社に異動願いを出してくれ、地元である東京に転勤が決まったのです。

もう気づけば結婚生活も7年、時間だけが過ぎていて、見渡せば周りはみんな子連れ。

もう最後のチャンスかも、と更に気を引き締め、東京で転院先を探し受診しました。

初診の院長先生のお言葉「もうここまで治療したのならば、体外受精が一番近道です」。

私はこの言葉を待っていたのかもしれません。誰かに背中を押されなければ踏み込めなかった体外受精。

今思えば何で抵抗があったのだろう、そんな気持ちですが。

そして体外受精に向けて治療が進み、移植まで進みました。

モニターを見ながら受精卵が私の中に入って行くのを見て、とても神秘的だと思いました。 関連記事:体外受精で授かった命。我が子の誕生をゼロからを見守ることのできる幸せ

そして2週間後、何と見事に妊娠していました。

それでも継続できるのか不安でいっぱいでしたが、気づけば今は妊娠9ヵ月。

私が妊娠出来るなんて、という喜びと、ここまで支えてくれた家族や友人にただただ感謝です。

まだ我が子を抱くまでは安心できませんが、今は赤ちゃんの胎動が私を幸せにしています。妊娠は遅かったけど、逆に先輩ママたちから沢山赤ちゃんグッズや洋服を回してもらえて、得もしています(笑)

振り返ると浮かんでくるのは「たれらば」ばかりですが、

それでも諦めなかったから今があるわけで、今は後悔はありません。

いつかは真っ暗なトンネルを抜ける時がくると、いま苦しんでいる方にお伝えできたらと思います。

著者:にゃんこ

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。

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