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婚活で他人に評価されるのが怖い。でも、結婚したい。

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「私、”でもでもだって女子”なんです…結婚したいって言うわりには行動できず、婚活もせず、とーぜん出会いはなく、数年があっという間に経過してしまいます」

今月に2冊目の書籍『なぜ幸せな恋愛・結婚に結びつかないのか 18の妖怪女子ウォッチ』(文藝春秋)略して「妖怪女子本」を上梓してから、このようなお話をされることが増えました。

“でもでもだって女子”とは何者か

“でもでもだって女子”とは、「結婚したい」「行動しなきゃ」と言いながらも「でも」「だって」を駆使して婚活をしない言い訳を用意して行動しない女性のことです。

書籍では「わりと多い」と書きましたが、本当に多い。おそらくこの連載を読んでいる女性のなかにも、”でもでもだって女子”がいると思われます。

婚活をしない表向きの言い訳

彼女たちが婚活を始めない理由としては、下記のようなものが挙げられます。

・仕事:「婚活しなきゃなーでも仕事がいま佳境で、仕事に集中したいんだよね」

・趣味:「婚活って土日、時間をとられるんだよね? いま、趣味の時間を削りたくない」

・資金:「婚活ってお金かかるんだよね…あまりいま、貯金がないから」

・時間:「いま、引っ越しがあるんだよねー。だから、時間はとれないかな」(そのあとは別の理由で時間がとれなくなる)

・グレー男:「うーん、結婚はしたいけど、いま彼との時間を大事にしたいし…」(彼とは付き合うという確認はとってない)

・婚活嫌い:「婚活ってなんか不自然じゃない? 自然に出会って自然な結婚が理想だし」

どれもパターンは基本的に同じで「○○という理由があるから、婚活をしない」がメッセージ。

ですが、この裏には「表向きは言わない、あるいはそもそも本人が自覚していない本音」が隠れていることがままあります。

婚活をしない本音

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“でもでもだって女子”は数年単位で「でも」「だって」を繰り返しますが、30歳を越えて婚活勢がバタバタ結婚しだす第3次結婚ブームがくると、「なぜ自分は数年単位で結婚したいと言いながらも、婚活しないのか?」を考える人が出てきます。

「結婚したいと言いながら、気が付いたら4年経ってたんだよね」

「結婚したいよねーと話していた友だちはみんな婚活をして結婚した。でも、私はまだ婚活すらしてないし、出会いの幅も広げてない。なんでだろ?」

そう言って彼女たちは「なぜ自分が婚活をしたがらないのか」を考え出します。

一緒に話をしていくなかで見えてきたのは、「婚活」への「怖い」「いやだ」という気持ち。

もっと言えば、「人を評価するのもされるのもいやだ」という気持ちです。

婚活で他人に評価されたくない。でも、結婚したい。

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「スペックを見て人を評価することが怖い。自分も同じように評価されるってことでしょ?」

「自分は仕事で成果を出してきてて、部下もついている。人を評価することには慣れてるけど、評価される立場に行くのがいやだ」

「自分が恋愛下手なのはわかってるし、これまで結婚してないってことは、女としての評価がいまいちってことだと思う。そんな事実を知りたくない。ただでさえ女としての自分に自信がないのだから、いやな事実からは目をそらして、知らないままでいたい」

仕事や趣味といった「自分を納得させるタテマエ」をとっぱらった彼女たちが語るのは、「婚活という評価の土俵に乗ること」「婚活という、女としての品評会で自分が査定されること」への恐れです。

とくに、これまで恋愛経験がほとんどない女性、ずっと同じ環境にいて「新しい人に出会い、評価したりされたりすること」に慣れていない女性、つまり「20代の間に周りの環境がほとんど変化しなかった女性」は、このようなことを言うことが多いと感じます。

「自分を査定される品評会」という考えとどう向き合うか

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彼女たちの恐れはもっともだし、かつての自分にも覚えがあります。というか、ほとんどの人がそうでしょう。

多くの人が「就活はいやだ」「自分の評価をされたくない」「品評会をされたくない」という思いをしたことがあるのではないでしょうか。

彼女たちが婚活に対して感じているストレスや恐怖は、かつて私たちが就活で感じたものと似ています。

就活で失敗を繰り返すと「自分は社会から必要とされていない」というレッテルを貼られるような気持ちになります。

婚活でも失敗すると「自分は女として認められない」「誰からも必要とされていない」というレッテルを貼られるような気持ちになるという人は、とても多いです。

ここで、”でもでもだって女子”たちに考えてもらいたいのは「もし、就活で『評価されたくない』と言っている学生に出会ったとしたら、自分はどう感じ、どういうことを伝えようとするか」です。

「やってみないとわからないから、とりあえず始めてみよう」と、とりあえずスタートを推奨する?

「就活は会社とのマッチングであり、自分の価値が損なわれるわけではないし、彼らからのノーを自分への否定だと思わないこと」と励ます?

「それほどやりたくないなら、そのままでもいいと思うけど、年をとったときに後悔するよ。本当によく考えなよ」と伝える?

「高望みしなければ大丈夫」となぐさめる?

「いつか時が解決するよ」と希望を持たせる?

「世間知らずの甘えだよね」と切り捨てる?

このときに考えた言葉は「10年後の自分がいまの自分に対して言いたいこと」です。

どういうことを考えるかは人によりますが「10年後の自分がいまの自分をどう見るか」をシミュレーションすることは大事です。なぜなら後悔ほど人生で恐ろしいものはないからです。

人間は「自分の人生」からだけは、文字どおり死ぬまで逃れられません。そして、人類は残念ながら時間を巻き戻すスキルをまだ身につけていません。

10年後に「30代の若いときにああしていれば」と後悔すると、その後の人生を苦しくつらい気持ちで過ごすことになります。

どんな選択をしようが、結婚しようがしまいが人それぞれですが、「あまり考えなかったゆえに後悔する」ことは避けてほしいと思っています。

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未来の自分がどう思うかを考えたら、次は「婚活=自分を査定される品評会」という考えとどう向き合うかです。「自分の価値を他人に判定される」と考えると、どうしても恐怖が勝ります。

その恐怖から逃れる方法はふたつ。

「婚活は自分を査定される品評会ではない」と発想を変えること。

もうひとつは「自分を査定される品評会」に参加しないこと。

でもでもだって女子は後者の「参加しない」を選んでいる状態です。このまま「参加しない」を続けるか、発想を変えるかは人次第だし、「本当に結婚したいかどうか」という気持ちの強さ次第だと思っています。

もし、仕事や趣味や友だちという「自分を認めてくれる何か」がある人なら、ぜひ「婚活は自分の評価査定会ではない」という考えを積極的に取り入れてみてほしいです。楽だよ。

どうしても「人に評価されることそのものが怖い」という人は、自分に自信をつける何か(仕事でも趣味でも習いごとでもなんでも)にトライして、「婚活でノーと言われても、自分の存在価値がないと言われたわけではない」と少しでも思えるようになってほしいと思います。

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撮影(トップ、3、5枚目)/出川光 撮影(2、4枚目)/田所瑞穂 文/ぱぷりこ

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