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「障がい者」という言葉をなくす 横浜の芸術祭

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「障がい者」という言葉をなくす 横浜の芸術祭
J-WAVEで放送中の番組「WONDER VISION」(ナビゲーター:平井理央)のワンコーナー「OPINION」。5月28日(日)のオンエアでは、「ヨコハマ・パラトリエンナーレ」の総合ディレクター栗栖良依さんにお話を伺いました。

「障がいの有無にかかわらず、一緒にアートを創ろう」という呼び掛けのもと、三年に一度行われている同祭典。大反響を呼んだ2014年の第一回に続き、5月27日(土)から第二回がスタート。障がいのある方とプロのアーティストやデザイナーが共同して、新しい芸術表現を生み出します。

この祭典は、横浜市の文化観光局と健康福祉局が一緒に取り組んでおり、障がいのある方たちと芸術をつくりあげる過程で、社会に溢れているバリアを発掘して取り除き、最終的には「障がい者」という言葉がなくなる社会を目指しています。

3年前に開催した際に「障がいがある人たちが文化芸術活動に参加することに対するハードルがたくさんあることを実感しました」という栗栖さん。当初は「ワークショップの会場に来ることが難しい」「自分にはできない」「人に迷惑がかかってしまう」といった不安から参加をためらう人も多く、また、プリントやFAX、往復はがきなど情報を伝えるためのメディアも違う…など、最初の開催を通してわかったことも多かったそうです。

そんなハードルを取り除くために、今回は「アクセスコーディネーター」と「アカンパニスト」という2つの人材を募集しました。これは相手にとって何がバリアになっているかを「想像」することと、一緒に取り除く方法をつくりあげる「創造」の2つを育むことで芸術祭を改善していくという試みです。

今回のテーマは「sense of oneness とけあうところ」です。前回は「first contact」と、出会うことをテーマにしていたものが、二回目は相互理解したことで出会った人たちが溶け合って一つになり、新しいクリエイションをすることができたので、それを取り上げたいと考えたからだそうです。

栗栖さんは「障がい福祉だけの問題ではなく紛争や移民問題なども、『想像』と『創造』が見えない壁を取り除いて一つの世界をつくれるんじゃないかとアートを通じて表現していきたい」そんな想いも語っていました。

現在開催中の「ヨコハマ・パラトリエンナーレ」は、9月30日(土)までが第一部の創作期間、第二部の10月7日(土)・8日(日)・9日(月)の3日間は創作期間でつくりあげたものを発表する「不思議の森の大夜会」を開催。11月から12月下旬には「記録展示」と題し、今回の芸術祭の記録や前回からのアクセシビリティの研究成果などを展示する計画をしています。

「一人一人が自分の個性を持ちながら互いに補いあい溶け合う社会をつくりだすこと」が目標という栗栖さん。すでに参加者が前回の5倍も増えており、栗栖さんも手応えを感じているそう。年齢問わず、大人から子どもまで誰でも参加できるこのアートイベント、ぜひ参加してみてください!

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【番組情報】
番組名:「WONDER VISION」
放送日時:毎週日曜 6時−9時
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/wondervision/

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