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国際弁護士・八代英輝「弁護士の仕事は無くなるのか?」

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国際弁護士・八代英輝「弁護士の仕事は無くなるのか?」
J-WAVEで放送中の番組「TOPPAN FUTURISM」(ナビゲーター:小川和也・相楽樹)。5月28日(日)のオンエアでは、国際弁護士の八代英輝さんをゲストにお迎えし、「法律の未来」についてお話を伺いました。

八代さんは1988年、慶應義塾大学法学部を卒業後、司法試験に合格。2年間の研修を経て裁判官に任官しました。裁判官退官後は東京弁護士会に弁護士登録し、2001年にはアメリカの司法試験に合格。アメリカでの人脈を活かし複数の現地法律事務所と業務提携を結び、主に国際的な知的財産権ビジネスに携わっていらっしゃいます。また、ラジオやテレビのコメンテイターとしても活躍中です。

子供のときは新幹線や飛行機など「乗り物に携わる仕事が夢」だったという八代さんですが、大学で法学部に入ってから「専門性があり人助けができる仕事につきたい」と司法試験を受けたのが現在の仕事のきっかけだそうです。

「本当の法廷では、声を張り上げる人はいなくてシーンとしているし、『異議あり!』と誰かを指さす人なんていない」、そう言う八代さんが「番組制作者が実際に裁判所を見学したリアルな法廷ドラマと、そうじゃないドラマの簡単な見極め方」を教えてくれました。その答えは「傍聴席が騒がしいときに、木槌を叩き『静粛に!』というお馴染みのシーンの木槌が有る無し」。日本の法廷には木槌はないので、これは一目瞭然なのだそうです!

そんな八代さんから、ある質問が小川に投げかけられました

八代:人工知能の分野が発展して、“今後何年間で無くなる仕事”ってリストアップされてますけど、法律とか弁護士とかって、どうご覧になられてますか?
小川:実際、八代さんを前に言うのはもの凄く言いづらいんですけど、人間の仕事で最も人工知能とかに奪われやすいものに、残念ながら挙げられています。弁護士の仕事も一言では括れない、いろいろな要素があるので、全部ではないと思いますが…。それに日本はそれほどではないですけど、アメリカでは人工知能を法律業務に多用していくことが増えていってますよね?
八代:そうですね、アメリカはそれの助けがないとどうにもならないシステムなんですよ。日本と違って裁判所で裁判官が言ったことが法律になっちゃうんです。「○○州の○○裁判官が○○と言いました」とか全部集積して、こういうケースでは裁判所がどんな判断をするかといった、人工知能に馴染みやすい分野だと思います。
小川:人間の弁護士が全ていなくなるという訳ではなくて、アシスタントとか事務処理をする業務が置き換わっていくとか。法律的センスの有無もあると思いますし。
八代:事件とかって、落とし所があるんです。例えば裁判の和解って年末とか年度末ってまとめやすいんです。紛争抱えて年越したくないですからね(笑)。だから「そこらへんを潮時」と入力しておくと、人工知能のセンスになるかもしれませんね(笑)

その後も八代さんと共に「人工知能とって換わられる弁護士や裁判官の仕事」の話題は白熱しました。

番組後半は、八代さんが興味を持っているという「人間の死に方のルールを法律で整えること」というトピックについても話しました。墓の増加により土地不足になっている国や、「死ぬことを禁ずる」と法律で決め、死んだら罰金(=税金)を払わなければいけない国も存在するとか…。ネット時代の法整備など、議論しなければならない新たなルールづくりが山ほどあることを実感するオンエアでした。

※PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。

【番組情報】
番組名:「TOPPAN FUTURISM」
放送日時:毎週日曜 21時−21時54分
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/futurism/

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