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「シャドウバース」はなぜTCGを更新できたのか? 「シャドバフェス」レポ

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「シャドウバース」はなぜTCGを更新できたのか? 「シャドバフェス」レポ
「シャドバフェス」
Cygamesがおくる本格スマホカードバトル「Shadowverse」(シャドウバース)初の大型イベント「シャドバフェス」が、5月6日(土)から7日(日)の2日間にかけて千葉・幕張メッセにて開催されました。

ゲーム好きだけに限らず、大人から子供まで幅広いプレイヤーを抱え、日本でのデジタルカードゲーム(DCG)の人気を一気に押し上げた「シャドウバース」。

両日合わせて約1万人を超えるプレイヤーが来場したという本イベントで、いったい何が行われていたのか?

そして、なぜリアルで会う必要のないDCGのイベントに1万人を超える人々が集まったのか?その全貌をレポートします。

写真:稲垣謙一

「シャドウバース」って?


2016年6月より、Cygamesから配信されているカードゲーム「シャドウバース」。

スマートフォン向けのアプリとして始まりましたが、その後、DMM GAMESやSteamなどからも配信され、PCでも遊べるようになっています。

美麗なイラスト、そして人気声優によるフルボイス仕様はもちろん、緻密なカード設計が生む高度な心理戦が多くのプレイヤーを生み出し、日本や韓国をはじめ世界150カ国でも配信。

5月には開始から1年と経たず900万ダウンロードを突破、初の日韓国際試合が開かれるなど、世界中で人気を集めています。

いきなり展示の豪華さに圧倒される

あちこちを埋め尽くす人の群れ

そんな「シャドウバース」が初めて開催した大型のリアルイベント「シャドバフェス」。入場が無料だったということもあってか、早朝から多くのプレイヤーが列をつくり、会場内はスタートと同時に大賑わいでした。

誰もが剥きたいカードパック

会場に足を踏み入れると、早速巨大な「スタンダードカードパック」のオブジェや、これまでの豪華絢爛なイラストがお出迎え。

でかい!

正直に打ち明けると、筆者はTCG/DCGプレイヤーですが、メインでプレイしているのはblizzard社の「ハースストーン」。「シャドウバース」ももちろんプレイしたことはありますが、そこまで詳しいわけではありません。

ここではネクロマンサーのカードが一挙に

そんな筆者でも、イベント実施日までの最新カード700枚以上が全て展示されたこのエリアを目の当たりにすると、ただただ圧倒されます…!

とにかくキャラクターが可愛いし、普段はデジタル画面にうつるキャラクターが、実際のカードとして観れるのもリアルイベントならでは。プレイヤーでない方でも楽しめるエリアになっていました。

白熱する対戦スペース

戦ってる
会場にはもちろん対戦スペースも完備。

先鋒、中堅、大将それぞれが同時にバトルし、勝ち数の多いチームが次の試合に進める「チーム大会」や、ランダムに表示される2種のカードを選択し続け、即席のデッキを構築して対戦する「2Pick」の大会も実施されました。

ホールいっぱいに用意されたテーブルでは、両日合わせて1700人ものプレイヤーが両大会に参加。その熱気が数字でも伝わってきます。

2Pick大会

特に白熱していたのは「2Pick」。「シャドウバース」ならではとも言えるこのルールでは、トーナメントを駆け上がっていく出場者による注目の試合を
「フィーチャーマッチ」として、実況解説つきでレポートする特設ステージも。

また、普段DCGはネットでの対戦が基本となるので、目の前にライバルプレイヤーが座っている状況は新鮮だったはず。

対戦後のプレイヤーに話を聞けば「ドローの瞬間には顔色をうかがってしまったり、対戦前後には握手を交わしたりしました」と、普段とは違った(──でも、TCGでは当たり前の)駆け引きや交流が生まれるのもDCGにおけるリアルイベントの魅力だと思えます。

テーブルもオシャレ

ちなみに参加していたのは男性が多い印象でしたが、中には女性プレイヤーの姿も。カップルで来場している方もちらほら見かけたり、「シャドバ」の裾野の広さを感じます(そして羨ましい……)。

また年齢層は、筆者が見かけた限りでも中学生くらいの子たちから、「マジック:ザ・ギャザリング」を20年近くプレーしてきたという歴戦のTCGプレイヤーまで幅広く参加。

アナログのカードゲームの難しさの1つとして、最も大きいのはルールの難解さですが、DCGはプレイしていると、自然に能力や効果を覚えていくことができるため、厳密にルールを暗記する必要もなく、気軽に遊びはじめられることも人気の理由の1つかもしれません。

有名プレイヤー対戦&相談会は大盛況

また、ニコニコ動画の王こともこうさんや最終兵器俺達のこーすけさんら動画サイトで人気の実況者たちや、さん、ふぇぐさんら賞金付き大会でも優勝経験を誇るトッププレイヤーらと直接対戦も可能な「有名プレイヤー対戦&相談会」と題したエリアも。

限られた時間ではありますが、普段動画を見ているプレイヤーや、プロとして活躍するプレイヤーと直接対戦できる貴重な機会。

あまりの人気のため抽選で当選した方のみしか対戦はできませんでしたが、それぞれのテーブルを取り囲むように観客たちも押し寄せていました。

ステージイベントには豪華声優陣!

2日間にわたって開かれていた「シャドバフェス」。初日は対戦がメインでしたが、筆者の参加した2日目は巨大なステージ上でさまざまなイベントも実施されていました。

オープニングには、優木かなさん(アリサ役)、石上静香さん(エリカ役)、佐倉薫さん(イザベル役)が登場すると、各クラスのリーダーに扮したコスプレイヤーたちのショーで華々しく開幕。

ニコニコ動画内のバラエティ番組「しゃどばすチャンネル」出張生放送の際には、大関英里さん(ベルエンジェル役)や、杉田智和さん(ローウェン役)、中村悠一さん(セルウィン役)も登場し、声優好きにはたまらないほど豪華なイベントとなっていました。

大会が盛り上がるのはなぜ?

そして、ステージイベントも大詰めになると「2Pick大会」決勝戦が実施。「ときおさん」さん、「Zeoku」さんが激突します。

1日のトーナメントを勝ち続けてきた強者とはいえ、一般プレイヤーが幕張メッセの大舞台に上がる貴重な機会……!

日本ではあまり浸透していませんが、e-Sportsと呼ばれる賞金付きの大会にも力をいれている「シャドウバース」。身近な存在がいきなりスター選手になるかも? そんなドリーム感もe-Sportsの醍醐味かもしれません。

TCG/DCGの未来

カードゲームの魔力
KAI-YOU.netが送る特集第1弾「TCG/DCG」。

その初回としてカードゲームの熱狂を蘇らせることに大きく貢献した「シャドウバース」初のリアルイベントの模様をお伝えしました。

なんとなく、流行ってるからという理由で楽しむライトユーザーから賞金を目指すガチプレイヤーまで、裾野の広いこの作品。それだけに、あくまでこの記事でお伝えできたのは一端でしかありません。

引き続きKAI-YOU.netでは、日本有数のe-Sports大会「RAGE」での「シャドウバース」決勝戦の取材を行う予定のほか、「マジック:ザ・ギャザリング」や「遊戯王OCG」なども徹底的に特集していきます。

また、blizzardが手がける「ハースストーン」も見逃せません。総額約1億円を超える超高額な賞金を、各国のプレイヤーが競い合うDCGの雄です(筆者も5月のオープン制大会に参加したことがあります)。

とはいえ、DCGをローカライズした国産タイトル「シャドバ」は、日本を中心に盛り上がっています。「シャドウバース」独自の進化システムといった戦略性や、萌え要素の強いキャラクター人気もあるはず。

それでは「シャドバフェス」はどうしてこれほど盛り上がったのか? それは、キャラクター人気でカードゲームへの参入の敷居を下げたことはもちろん、ゲームで遊びながらプロとして生活するe-Sportsへの期待感の表れとも考えられます。

公式大会はTwitchやYouTubeでも手軽に見れるようになり、スポーツと同様に、身近なゲームからスタープレイヤーが生まれる楽しさが共有されていくようになっています。そして、人気の高いプレイヤーの元には、一戦でもバトルしたい! と多くの人々が集まるのは上述した通り。

人生を変えるほどの魔力を持った「TCG/DCG」シーン。リアルな対戦の場所が必要ないはずのDCGにもかかわらず、1万人ものプレイヤーを全国から集めた「シャドウバース」は、カードゲーム更新の一端を担ったと言えるでしょう。

特集「人生を変えるカードゲームの魔力」は今日からおよそ1ヶ月更新予定!

特集「人生を変えるカードゲームの魔力」は今日からおよそ1ヶ月更新予定!

KAI-YOU.netが送る特集第一弾「人生を変えるカードゲームの魔力」は、5月29日からおよそ1ヶ月、様々な切り口から記事を更新予定です。

特集の記事の一覧は特設ページから。続々更新していきますので、ご期待下さい!!

引用元

「シャドウバース」はなぜTCGを更新できたのか? 「シャドバフェス」レポ

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