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Alex Kipman氏も注目した日本のHoloLens盛況――日本上陸3か月記念「HoloLens大感謝祭」で語られたこと

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HoloLens販売国の中で突出した盛り上がりを見せる日本

日本マイクロソフトの製品担当メンバーが企画した、日本上陸3か月記念「HoloLens大感謝祭」。3月に開催したCodeIQ感謝祭にブース出展していただいたことを縁に、リクルートキャリアを会場としてイベントが開催された。

さすがは、HoloLens大感謝祭!参加者のほとんどは、HoloLens着用で着席している。

司会進行を務めたのは、日本マイクロソフト デベロッパーマーケティング担当の金尾卓文氏。イベント冒頭、参加者に感謝の意を表して挨拶を行った。

最初に壇上に上がったのは、Microsoft HoloLensの製品担当者である日本マイクロソフト上田欣典氏。「製品担当から見た日本におけるHoloLens」と題し、マーケティング観点でのHoloLensを語った。

上田氏はHoloLensが1月18日に日本で提供開始されるまでを振り返り、販売開始後はHoloLensコミュニティや医療・教育の場での活用など、日本が突出して盛り上がっていることを紹介し、感謝の気持ちを伝えた。

HoloLensに関するクイズを行い、正解者にHoloLensのTシャツやマグカップなどをプレゼント。

Microsoft HoloLensはHoloLensとMixed Realityマーケットを創出し、デジタルトランスフォーメーションを推進することをゴールとしている。

その達成のために、「世間に認知してもらう」「開発者に使って・創ってもらう」「ビジネスシーンでも使ってもらう」という3つの戦略を掲げている。

現状は開発者と法人にのみ提供して、社会的意義があることを伝えていく段階で、特に「建設業、不動産」「製造業」「医療、ヘルスケア」「文教、研究機関」業界にはマーケット創出を期待しているという。

コンシューマ向けのHoloLensはまだ時期尚早だが、Windows Mixed Realityが搭載された様々なデバイスは、今年度中に販売が開始されていくだろうと語った。

続いて、日本マイクロソフト 業務執行役員 Windows&デバイス本部本部長の三上智子氏が登壇。Microsoft テクニカルフェローでHoloLensの主任開発者を務めたAlex Kipman(アレックス・キップマン)氏が初来日し、同社の開発者向けイベント「de:code 2017」の基調講演に登壇することを発表した。

Kipman氏は80台のHoloLensで仮想空間を共有したコミュニティのイベントや、HoloLensを使ってMR入学式を行ったN高等学校のこともTwitterなどで知っていたそうで、今回の登壇については真っ先に伝えたかったと語った。

ホロラボCEOの中村薫氏の音頭で乾杯!

続いて、ホロラボCEOの中村薫氏が乾杯の音頭をとり、懇親会が開始された。

HoloLensのテクニカルエバンジェリストである高橋忍さんから、来場者にお手製のHoloLensシールのサプライズプレゼントも!

5人のホロレンジャーによるHoloLens LT

懇親会の後半は、5人のホロレンジャーによるHoloLens LTタイム。

トップバッターを務めたのは、ARはまだ始めて5カ月、Unityは1年、研究所でSEをやっているという喜安伸彦さん。

仮想空間にゲタを投げて占う天気予報アプリ(以下の動画参照)と、ランダムに配置されるスイッチを切るまで鳴りやまない目覚まし時計アプリを紹介。アプリを作った気づきとして、流れを瞬時に理解してもらうには、音と画面遷移が重要だと語った。

天気予報アプリを作りました。This is a Japanese ancient weather forecast for #Hololens #HoloLensJP pic.twitter.com/MP2OydQhRQ

— kiya_nobuhiko (@kiya_nobuhiko) 2017年4月16日

二番手はLIFULL(旧社名ネクスト)の上野哲史さん。街中や電車の中でもHoloLensをつけており、不動産の仕事でもHoloLensを使ったARやAIを活用し、物件の内覧やシミュレーションなどができないか模索しているとのこと。

最近作った、会社でも癒されながら使っているというペットアプリを紹介した。

三番目に発表したのは、「携帯動画変換君」「24時間ワンセグ野郎」でお馴染み「MobileHackerz」を運営するドワンゴの岩城進之介(MIRO)氏。

現在は、ニコファーレのシステムをはじめとするAR/VRライブ・イベント演出・映像演出システムの研究開発をしている。

今回はN高等学校(以下N高)のMR入学式で話題になった同期コンテンツ配信システム「DAHLES」について発表した。

岩城氏率いるドワンゴのARライブは自社開発で行っている。その経験や知見、HoloLens MeetUPなどに協力も仰ぎ、大人数でのリアル空間同時共有ができるのではないかと確信。70台のHoloLensを購入し、ニコファーレでのMR入学式にチャレンジした。

「DAHLES」という1対n型のリアルタイムコンテンツ配信システムを作ったのだが、これが簡単なようで結構難しかったと明かす。

アンカーを管理して位置推定し、自己位置をポジショニングさせたり、Wifiを使った無線ネットワークトラフィック管理で苦戦した輻輳防止や同期設定など、DAHLESの特徴や苦労した点をいくつかLTで紹介してくれた。


四番手の発表者はHoloEyesの取締役COOであり、国際医療福祉大学大学院 准教授の杉本真樹氏。最近、HoloEyesを起業した。

杉本氏は医療はHolo充だと言い、HoloLensを使った手術や、医学を学ぶ場でも活用されていることなどを紹介。ホログラフ手術などはテレビでもよく取材されているという。

最後にシェアリングはバージョンが違うとずれることがあるので、注意が必要であることを伝え、HoloLensを持つ友人を3人以上持つことを勧めた。

ラストの発表者は、ホロラボCEOの中村薫氏。HoloLensやWindows Holographicを使ったアプリケーション、システムの企画開発や講演・セミナーなどの普及啓蒙活動などを中心に活動しており、ひっぱりだこの忙しい毎日を過ごしているという。

とりあえずHoloLensをネタに話したいと、まずはHoloLensアプリ開発で最近やっていることや考えていることなどを語った。

HoloLensが発売され、ホロラボを立ち上げて3カ月、KinectやOculusRiftなどに関するエンジニアリングコミュニティ「TMCN」などの活動を通じて、ホロフレンズがたくさんできた。

特にHoloLensのMeetUPイベントでは、Windowsの人とUnityの人が同じネタで話しているのが印象的だったという。

この3カ月間で開催されたHoloLens関連のイベントや、Kipman氏来日のきっかけとなったHoloLens80台で仮想空間を共有した「Tokyo HoloLens Meetup vol.1」の写真などを紹介して、LTは終了。

最後に高橋忍氏の指揮のもと、参加者全員で記念撮影と、Kipman氏へのビデオメッセージを収録してHoloLens感謝祭は終了。

今後もHoloLens関連のイベントやワークショップなどを定期的に提供していくので、ぜひ、機会があれば参加してみてほしい。

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