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地上波の向こう側で

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地上波の向こう側で

元KAT-TUNの田中聖さんが大麻所持の現行犯で逮捕されたそうですね。この事件に関する報道の中でも特に印象的だったのが、彼が少し前に番組の企画で「抜き打ち薬物検査」を受けていて、そのときには「陰性」という結果が出ていた、ということです。

 

はっきり言って、これは相当「ヤバい」企画じゃないですか。怪しい噂がある芸能人に薬物検査をやってもらうということ自体が難しそうだし、それで万が一、本当に陽性反応が出ちゃったらどうするんだろう、というのもあるし。アキラ100%さんの芸に対してみんなが思っている「出ちゃったらどうするんだろう」とはワケが違います。「ヒヤヒヤしたんじゃない?」なんて呑気なことを言っている場合ではありません。

 

この企画をやっていた番組というのは、ロンドンブーツ1号2号の田村淳さんが出ている『田村淳の地上波ではダメ! 絶対!』(BSスカパー!)です。この番組はそのタイトル通り、地上波テレビではとてもじゃないけど放送できないような、ガンガンに攻めまくった企画ばかりをやっているんですよね。「シャブ(覚醒剤)で逮捕された芸能人としゃぶしゃぶを食べながら対談する」とか、「ホームレスの人を集めてトークする」とか、ヒリヒリするような刺激がある企画ばかりで。

 

先日、収録を見学させてもらったんですが、本当にめちゃくちゃでしたよ。地上波では絶対にお目にかかれないような光景が見られました。淳さんとスタッフさんが地上波テレビの状況に閉塞感を感じていて、それを打ち破るためにこういう番組を作っている、っていうのがはっきりと感じられました。

 

実際、これ以外にも、最近は「芸人の地上波離れ」が確実に起こっていますよね。BS、CSはもちろん、AbemaTV、Amazonプライム、Netflixなど、地上波以外のところに芸人の出る番組が確実に増えてきています。しかも、そこでは、地上波テレビではできないような攻めた企画も実現できたりするので、出ている側や作っている側もやりがいがあるのでしょう。

 

少し前までは、地上波の深夜番組にそういう実験的なことができる雰囲気があったんですが、最近はそれがなくなってきているので、その代わりに地上波以外のメディアがその役割を果たしているところがあるようです。制限の中でこそ成り立つ笑いもあれば、自由な場で生まれる笑いもある。いろいろなメディアができたことで、その幅が広がっていることは素直に喜ばしいことだなあと思っています。

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オモプラッタ

記者:

オモプラッタはポルトガル語で「肩甲骨」という意味。 芸人さんが華麗にはばたくための翼を支える肩甲骨でありたい。 それがオモプラッタの理念です。 オモプラッタ編集部は、プロの芸人さんたちが日々生み出している「オモシロ」のカケラを拾い集め、編集して、独自のコンテンツとして皆様にお届けしていきます。

ウェブサイト: http://www.omoplata.net/

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