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猫に「スリッカーブラシ」は使ってはいけません!?

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こんにちは。
株式会社ウィズキャット広報担当、キャットアドバイザーの林ゆみです。

いきなりですが、極端なことを申しあげます。
極端なこと…。
それは、「毎日のブラッシングにスリッカーブラシは不向き」ということです。

スリッカーブラシとは、ピンが「く」の字に曲がった、特徴的な形状のブラシです。今回は、この「スリッカーブラシの注意点」についてご説明いたします。

「うちにある!」「使っている!」という方はぜひ最後までご覧ください。

先ほども申しましたとおり、毎日のブラッシングにスリッカーブラシは不向きです。
「いきなりそんなこと言われても、困る!」「うちにはスリッカーブラシしかない!」
そんなふうに感じる方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、毎日使うブラシにはきちんと正しいブラシを選んであげてほしい。私はそんなふうに思うのです。

猫ちゃんのブラシにはたくさんの種類がありますが、それぞれにきちんとした「使い方」と「用途」があります。誤ったブラシを選んでブラッシングをすると、猫ちゃんに良くないことが起きてしまいます。

それは一体なぜなのか?
2つの理由をご説明いたします。

理由1 皮膚・毛を傷つけてしまう!!

スリッカーブラシは鋭いピンがたくさん付いたブラシです。そのため普通にブラシをかけただけで、皮膚や毛を傷つけてしまいます。

実はこのスリッカーブラシは、プロでも扱いが難しいのです。動物の専門学校でも、ブラシの扱い方を学びます。その際、学校の先生から「スリッカーブラシを扱うときは 『擦過傷(さっかしょう)』に気をつけなさい!!」といつも言われておりました。

この『擦過傷』というのは、皮膚が擦りむけてしまういわゆる「擦り傷」のことです。皮膚が真っ赤になり、出血することもあります。誤ったブラッシングで猫ちゃんを傷つけてしまう恐れがあるのです!

理由2 下毛(したげ)を取りすぎてしまう!!

「下毛って何?」と思う方もいらっしゃるかと思いますので、少し猫ちゃんの毛について説明させていただきます。
猫ちゃんの、ふわふわ、もふもふとした魅力的な毛。

この猫ちゃんの毛は、「上毛(うわげ)」と「下毛(したげ)」の2種類の毛でできています。

「上毛」
オーバーコートとも言います。
表面に見えている、全体を覆っている硬い毛です。皮膚を守る役割があります。

「下毛」
アンダーコートとも言います。
上毛をめくると見えてくる柔らかくふわふわとした毛です。保温効果があります。

実はスリッカーブラシを用いると、この「下毛」をとりすぎてしまいます。猫ちゃんの持ち味である、ふわふわ感を損ねてしまうことがあるのです。

「スリッカーブラシは使えない?」
「じゃあ何でこんなブラシがあるの?」
「うちにあるスリッカーブラシはどうしたらいいの?」
もしかすると、こんなふうにお思いかもしれません。

そう、スリッカーブラシは「毎日のブラッシング」には向きません。
しかし、毛玉やもつれ毛もほぐしたりするのにとても便利です。

さらに言えば、この「下毛」を取りすぎてしまうという点も、下毛が多いアメリカンショートヘアーの子などでは素早く下毛をとることができる利点となります。

ですので、スリッカーブラシは毎日の「普段使い用」ではなく、抜け毛や毛玉が気になったときなど「たまに使う用」として使ってあげてください!

正しいブラシの用途を考えてブラッシングをしてあげると、毛並みや皮膚の健康だけでなく猫ちゃんのストレスも軽減することができます。スリッカーブラシをお持ちの方や、購入を考えていらっしゃる方は、正しい用途と使い方を覚えて使ってあげてくださいね。

それでは今回は、「スリッカーブラシ」の注意点についてお話しいたしました。

毎日のブラッシングには向かないこと。その理由と正しい用途についての解説でした。今回の内容が、あなたと猫ちゃんの暮らしに少しでもお役に立てれば幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

 

著者:ウィズキャット林 優見

カテゴリー : 生活・趣味 タグ :
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