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妊娠6週目で見えなかった心拍。いつまでも忘れられない流産を告げられた日

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体外受精で初めて妊娠陽性反応が出ました。

陽性反応から1週間後の検診で、胎のうも確認。

黒い丸い形がエコーでうつりました。

お腹の中にちゃんと赤ちゃんがいるというのを実際見て、より一層喜びましたし、妊娠しているという実感がわきました。

そして、妊娠6週目。

心拍を確認するために病院に行きました。

そこには前回同様黒い丸い形が。

今日も胎のうとそこに赤ちゃんがいるのを見ることができ、うれしく思いました。

しかし、先生は特に何も言わずに、待合室で待つようにとだけ言いました。

名前を呼ばれ、診察室に入ると、先生がエコー写真を見て何度も「うーん」と言っています。

その様子に少し不安がよぎりました。

何かあったのだろか、と。

「6週に入ったから本当は心拍が見えるはずなんだけど、見えないんだよね。胎のうの中に本当は見えるんだよ」

一瞬、何を言っているかよくわかりませんでした。 関連記事:ピコピコ光っていた、あの子。人の命のはかなさと重みを教わった最初の妊娠

私がきょとんとしていたせいか、先生がさらに説明を続けました。

「心拍が見えないと流産ということになって、今回は残念ながら・・・」

流産という言葉を聞いて、頭が真っ白になりました。

「6週を超えて心拍が見えることもあるから、このまま様子を見たいならそれでもいいけど、前回から比べて胎のうもあまり成長していないし、あまり期待はできませんが・・・どうしますか?」

とさらに先生の説明は続きました。

先生が言うのだから、もう駄目なのだろうという気持ちもありました。しかし、前回と変わりなくエコー写真にうつる胎のうに期待したい気持ちもありました。

私が返答しないでいると、

「1週間様子を見ましょうか。来週来てください。・・・でも、来週も心拍が見えなかったら、流産の手術の手配をしましょう」と先生。それで、診察が終わりました。

そして1週間後、再度診察に行きました。

1週間ずっと流産のことを考え、なんとか生きていてほしいと願っていました。

診察台に乗り、エコーにうつったのは黒い丸い形だけ。

診察室に移動すると先生から「やはり心拍が確認できません。近々出血すると思います。その前に手術できればと思いますので、すぐ手続きしてください」と言われました。

有無を言わさずに進む手術の手続き。もう本当に駄目だったんだと実感しました。

そう思った瞬間、涙が出てきて、泣きながら手続きの書類にサインしました。

妊娠がわかってあっという間の出来事・・・。こんなにあっさりと私の妊娠生活が終わるとは思っていませんでした。

それから2年後。

再び妊娠した時は、6週目で黒い丸い形の中に白いぴこぴこと点滅するものを見ました。

6週目になるとこんなにはっきり心拍が見えるのかと驚きました。

妊娠6週目、私にとっていつまでも忘れられない日です。 関連記事:妊娠がゴールだと思っていた。幻のように短かった最初の双子妊娠のこと by トキヒロ

著者:あとり

年齢:36歳

子どもの年齢:2歳半の女の子&妊娠中

1歳から保育園に娘を入れて、職場復帰。育児と仕事に奮闘中です。多忙で終電帰りの旦那とやんちゃなオス猫2匹と一緒に暮らしてます。

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。

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