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「1人じゃないよ。僕がいるよ」長期入院で孤独だった私を励ましてくれたのは…

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切迫流産と診断されそのまま長期入院が決まったのは、次男を妊娠中、21週の時でした。

当初は1週間程度で退院だと言われていたのですが、10日、2週間、1ヶ月と退院予定が延ばされてしまうことに。

もう出産までは退院不可能と、長期入院確定を宣告された時には、深い奈落の底に突き落とされたような絶望感を味わったものです。

入院していた病院は、大部屋で6人の妊婦さん達と一緒でした。

しかし、全員ベッド周りのカーテンを閉め切られており、妊婦さん達の咳払いやくしゃみなどは聞こえるものの、顔を合わせることはありませんでした。

部屋についているトイレや洗面所に行くにも、誰かが使っているようならその人が出て、ベッドに戻ったことを音や雰囲気で確認してから、というのが暗黙のルールです。

そのような状態ですから、もちろん妊婦さん同士でおしゃべりすることもありませんでした。

さらにお見舞いに来てくれる夫は、仕事が多忙で会えるのは土曜日か日曜日のどちらかのみ。また「病院の雰囲気とニオイが苦手…」と、来てくれたところで20分程度で帰宅する始末でした。

実家に預けている長男に会えるのは1週間に1回。実母が連れて来てくれるのですが、高速道路を使って2時間の距離から来てもらっていたため、やはり話せるのは1時間程度でした。

入院中の私はとても寂しくて、孤独を感じていました。

入院のつらいことも、ちょっと面白かった話も色々あるのに、誰にも話すことが叶わず、毎日暗い気持ちだったのです。

そうやって1人で、ひたすらボーッとした毎日を送っていたのですが、ある日の朝にお腹に小さなけいれんのようなものを感じました。

「これってもしかして…赤ちゃんがしゃっくりしてる?!」

ピクッピクッピクッと小刻みな振動。

育児雑誌で目にしたことがあった「胎児のしゃっくり」、第一子である長男を妊娠している時には経験がなかったものですから、感動しました。

お腹の中で起こる小刻みな振動はとても心地が良くて、そっとお腹に手を当てるとさらに振動はしっかりと伝わります。

思わず、笑みがこぼれる私。 関連記事:いつもの胎動とは違う!? 毎日決まった時間に「ビクッビクッ」と痙攣するような感覚

その日から、お腹の中の赤ちゃんは、必ず朝と夜にしゃっくりをするようになりました。

「おはよう。今日も頑張ろうね」朝の日課だった、どうか無事に今日も妊娠継続が出来ますようにとの願いを込めた赤ちゃんへの挨拶と同時にしゃっくりは始まり、消灯前の「今日も無事にお腹にいてくれてありがとう」という言葉の後に始まるしゃっくり。

まるで赤ちゃんが私とコミュニケーションをとってくれているようで、それはそれは嬉しかったものです。

「1人じゃないよ。僕がいるよ」入院中寂しかった私を励ますために赤ちゃんはしゃっくりをしてくれている、私はそう感じていました。

助産師さんに聞いたところ、胎児のしゃっくりは「肺呼吸の練習」や「横隔膜のけいれん」が原因とのこと。

いつ出産が始まってもおかしくない状況でしたから、肺呼吸の練習を必死に頑張っているのかな、とクスリと笑ったものです。

結局、2ヶ月半の入院生活を送り、32週で出産に至ったのですが、長い入院生活をなんとか前向きに頑張ってこられたのは、お腹の中にいた赤ちゃんのしゃっくりのおかげかもしれません。

寂しがり屋な私のために、わざわざ朝晩でしゃっくりをして、私を励ましてくれていたように思います。 関連記事:胎児のしゃっくりが気になって眠れない!長距離フライトで疲労困憊の12時間

著者:かつどん子

年齢:30代

子どもの年齢:4歳・2歳

男の子2人のママ。毎日元気に走り回っている2人を後ろから必死に追いかける日々。趣味はドライブと食べること。週末は美味しいものを求めて家族みんなでお出掛けしています。

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。

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