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flumpool、自身三度目となる日本武道館にて最高のライブを達成!

5月20日・21日の2日間に渡り日本武道館にて開催した「flumpool 8th tour 2017 Beginning Special『Re:image』at NIPPON BUDOKAN」。flumpoolとして三度目となる今回の武道館公演には、2日間でおよそ25,000人の観客が押し寄せた。
5月20日@日本武道館 (okmusic UP's)
初の武道館公演となった2009年の2days公演は、彼らにとってはデビューから1年という異例の速さ。デビュー間もなく浮き足立ったステージに、メンバーも環境の変化に戸惑いを隠せず自分たち的には満足のいく結果ではなかった。2度目となる武道館公演では、万全の状態で臨んだメンバー、しかしライブを終えてみるとどこか不満と課題が残る結果に。この時、メンバー内ではバンドの解散も持ち上がったという。しかし今回の公演はそんな過去を払拭するものであった。

このライブのコンセプトを示唆するようなアニメーションが流れた後、高揚感のあるSEが会場を包み、そのまま「Touch」へ突入。ワンマンならではの予想がつかない選曲に観客の熱気が会場を包む。その後も、「覚醒アイデンティティ」「夏Dive」など次々と人気曲を披露し、会場のヒートアップを加速させていく。今やライブの定番曲となった、「夜は眠れるかい?」では、激しいサウンドと淫靡な演出で武道館の空気を一変させた。

MCでは山村(Vo)が『どうもこんばんは! flumpoolです! 隅から隅まで見えてます! みんな今日来てくれてありがとう! 今回は3度めの武道館となります。僕らとしても新しいことをしたくて、この360°のステージに挑戦しました! 僕らは今日という日にかけているので、みんなも最後までついてきてください!』と客席を煽る。

人気曲「どんな未来にも愛はある」を披露すると、スクリーンに映し出された、過去2回の武道館の様子をタイムスリップさせたようなメモリアル映像。幾多の困難を乗り越えバンドとしての強度を上げてきたflumpoolの歴史を象徴する映像は、三度目の正直とも言える武道館公演への決意が感じられるものだった。

その後、メンバー四人が内側を向き、バンドをスタートした頃の空気を彷彿とさせるように「花になれ」を披露。年月がたち、バンドを取り巻く環境が変わった今でも、結成当初の決意を忘れぬようにプレイするメンバーに会場中が湧いた。

そして、メンバーがそれぞれ客席の方を向いてインストを披露。その瞬間ステージ上部にて映像を映し出していた巨大なLEDウォールがメンバーを囲う様に降下をスタート! 続いて披露された「FREE YOUR MIND」ではMVの世界観を彷彿とさせるようなコラージュがメンバーを纏い、LEDウォールの中のメンバーが浮き出ていく幻想的な演出に観客からは驚きの歓声が上がった。

その後も「傘の下で君は・・・」「Over the rain 〜ひかりの橋〜」を披露。どの楽曲も楽曲の持つ世界観にマッチした演出に会場はさらにヒートアップ。先日後編が公開された映画『サクラダリセット』後篇エンディングテーマでもある「ナミダリセット」も初披露され、美しいメロディと優しいコーラスワークが会場を包み込んだ。

後半戦に突入しても勢いそのままに「ラストコール」をプレイ。flumpoolの”今”を歌った楽曲にメンバーの強い決意が感じられた。その後も「Blue Apple & Red Banana」「Sprechchor」のキラーチューンを連発し客を煽りまくる。ライブの定番となった、「World beats」のコール&レスポンス、タオル回しで会場のボルテージは最高潮に。

「星に願いを」で本編を終えステージを後にし、アンコールの鳴り止まないステージに再び現れたメンバー。「大切なものは君以外に見当たらなくて」をメンバーそれぞれが今まで歩んできた道のりを噛みしめるように披露。曲の終盤で山村が『みんなのお陰で、昨日までの自分たちを上回るそんなライブができました。僕らは、今日まで自分たちが理想とする姿に向かって、走り続けてきました。だけど、何度もうまくいかなかったり、くじけたり。足りてない部分、未熟な部分ばっかりです。でも、それをいつも埋めてくれたのは皆さんのおかげです。だから今日ここまで来れました。』と感謝を述べ、『大切な人に裏切られたり、追いかけても諦めた夢もあると思う。人を信じられなくなっても、自分だけは信じてください。みんなには自分が想像している以上の力があります。この歌はみんなと一緒に歌いたいです。武道館一緒に歌ってくれますか?』と思いを伝えると、それに答えるように会場中が大合唱に包まれた。

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