東京初 写真と街が融合した画期的な屋外アート展

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東京初 写真と街が融合した画期的な屋外アート展
J-WAVEで放送中の「GOOD NEIGHBORS」のワンコーナー「MORI BUILDING TOKYO PASSPORT」(ナビゲーター:クリス智子)。5月17日(水)のオンエアでは、19日(金)から28日(日)まで上野エリアで開催される「T3 PHOTO FESTIVAL TOKYO」を紹介しました。

「T3 PHOTO FESTIVAL TOKYO」は東京で初めて開催される、屋外型国際フォトフェスティバルです。上野公園や国立科学博物館、国立西洋美術館とその周辺エリアに作品が展示されます。

担当者によると、アートや美術から得られるものは多いものの、美術館やギャラリーに足を運ぶのはハードルが高いのでは…ということで、誰でも日常的に訪れるような場所で作品と出合う体験を作ることにしたそうです。

「例えば、鈴木理策さんの『水鏡』という作品は水面を写している作品で、大きくプリントしたものを上野公園の噴水の中に展示することで、実物の水面を通してその作品を立体的に、空間の中で鑑賞することができます」と担当者。

ほかにも、巨大な作品を上野公園の入口に掲げたり、宇宙を思わせる作品を大きな木のまわりを覆うように展示したり、葉の光を捉えた作品を木の幹に展示してみたりと、国内外で活躍する9名の写真家たちの作品を、その被写体に合わせた場所に大きくダイナミックに展示する予定だそうです。

展示のテーマは「見えない地層」。私たちが知らない上野公園の歴史の層のようなものを知るきっかけになるような作品も展示されるとか。例えば、写真家・米田知子さんの作品「ル・コルビュジエの眼鏡 − パリ『近代住居』の講演原稿を見る」は、国立西洋美術館を手がけたル・コルビュジエが書いた原稿を、彼の眼鏡を通して撮影した写真です。当時のル・コルビュジエの視点を疑似体験できるということがコンセプトになっています。担当者いわく、「『コルビュジエもこの公園に来たことがあるんだな…』と、この場所で起きたであろう歴史のようなものを想像することができるのも面白いところです。改めて上野の面白さを知って、楽しんでもらえたら」ということでした。

「写真は、美術館などで壁に掲げられると平面ですが、まわりがものすごく動いている中に静止するものが目に入るのは、独特な味わい方があるのでは」とクリス。「T3 PHOTO FESTIVAL TOKYO」は上野駅から作品を追っていくと、谷根千エリアまで足が運ぶような動線になっているそうです。詳細は「T3 PHOTO FESTIVAL TOKYO」の公式サイトをチェックしてみてください。

※PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。

【番組情報】
番組名:「GOOD NEIGHBORS」
放送日時:月・火・水・木曜 13時−16時30分
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/neighbors/

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