ガジェット通信 GetNews

見たことのないものを見に行こう

「くまのがっこう」がロングセラー絵本になった理由

DATE:
  • ガジェット通信 GetNewsを≫

人気絵本シリーズ「くまのがっこう」は、今年で15周年を迎えます。オリジナルシリーズ14作品、関連絵本6作品、シリーズ累計発行部数は210万部超。日本を代表する絵本キャラクターでございます。

 月刊 MOE(モエ) 2017年5月号
Fujisan.co.jpより

 

念のためご説明すると、ジャッキーをはじめとする12匹のくまのぬいぐるみの子どものお話です。11匹の優しいお兄ちゃんと、いたずら好きな末っ子の女の子ジャッキーの何気なくも心が温まる暮らしぶりを描いた作品でございます。

 

絵本の文を担当しているのは、「くまのがっこう」の仕掛け人でもある、あいはらひろゆき様でございます。株式会社「キャラ研」の代表もされております。

 

そして、絵を担当しているのは、あだちなみ様。当時、2人は一緒にお仕事をされていましたが、あだち様は、まだデザイナーでイラストレーターとしてのキャリアはありませんでした。しかし、あだち様のテディベア好きを知っていたあいはら様が、「くまの絵を描いてみないか」と声をかけたのでございます。そこで、あだち様が描いて持ってきたのが、くまのぬいぐるみの子どもが並んだ絵だったのです。これが「くまのがっこう」の設定が生まれた経緯でございます。

 

そんなこんなで15年。東京・松屋銀座では15周年を祝う「くまのがっこう展」が開催され、さらに、この夏には2作目となる映画も公開予定でございます。

 

出典:http://jackie-exhibition.jp/

 

そんな「くまのがっこう」シリーズ、人気の理由は、なんといっても主人公が多いとことではないかと…。大人と違い、子供は絵をしっかり見ます。「あっ!ここに○○ちゃんがいたよ!」と、ちゃんと12匹を確認しながら読み進めるのでございます。大人は文章にばかり気をとられてしまいますが…。

 

そんな発見、確認作業が幼い子供にはたまらないのでございます。主人公の多い作品には、シリーズ化される超人気絵本が多いのも、そのせいではないかと…。

 

例えば、世界でシリーズ1000万部のロングセラー絵本「14ひきのシリーズ」も、大きな森の木を改造した家に住む14匹のねずみ一家の絵本でございます。

 

余談ですが、作者のいわむらかずお様と「はらぺこあおむし」で有名な絵本作家エリック・カール様の共作絵本『どこへいくの? To See My Friends!』の原画が、東京・世田谷美術館で開催中のエリック・カール展で展示中でございます。

 14ひきのシリーズ 12冊セット(全12巻)
amazon.co.jpより

 

さらに、馬場のぼる様の“とらねこ大将”率いる11匹のネコたちの冒険物語「11ぴきのねこ」シリーズも累計部数400万部突破のロングセラー絵本でございます。

 11ぴきのねこ
amazon.co.jpより

 

最近のモノでは、今年のMOE絵本屋さん大賞で、シリーズ第3弾の「ノラネコぐんだんおすしやさん」が3位になった工藤ノリコ様のいたずら好きな8匹の黄色いノラネコたちが大暴れする「ノラネコぐんだん」シリーズも20万部突破の大人気絵本でございます。

 

これを機会に「くまのがっこう」シリーズをはじめ、主人公が大人数の人気のシリーズ絵本を子供目線で一度読まれてみてはいかがでしょうか。新たな発見があるはずでございます。

 

関連記事リンク(外部サイト)

ミッフィー、幻の第1版はまるで別人!?耳も顔も…
絵本界がざわつく!超強力コラボ作品が2作も…
2月22日・猫の日は、ヒグチユウコの猫づくし絵本に癒される!
なぜ大人にも人気?『MOE』編集長が絵本の魅力的な世界を紹介!
まさかアノ小学校!?森友学園問題が注目を集めるなか、こんな校舎絵本が出版されていた!

カテゴリー : エンタメ タグ :
マガジンサミットの記事一覧をみる ▶
  • 誤字を発見した方はこちらからご連絡ください。
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちらから
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。