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この「勉強法」は、やってはいけない~無謀な勉強編~

「資格の大原」でおなじみ、大原学園で講師を務めた経験をお持ちで、『30代で人生を逆転させる1日30分勉強法』著者でもある石川和男さんに、失敗しない社会人の勉強法、特に今回は「ついやってしまいがちな“無謀な勉強”」について教えていただきます。f:id:k_kushida:20170516101604j:plain

皆さんこんにちは、石川です。

今回は、「この勉強法は、やってはいけない~無謀な勉強編~」ということで、頭ではNGだとわかっていても、ついついやってしまいがちな、いけない勉強の仕方について3つほど紹介しようと思います。せっかく努力しても、せっかく資格試験に合格するだけのポテンシャルがあったとしても…この3つをやってしまっては合格は遠のいてしまいます。気を付けていきましょう。

1.無計画で勉強する

試験には受験日というタイムリミットがあります。どれだけ勉強していても、受験日までに合格点に達していなければ、受かりません。

試験勉強は、テキストをじっくり読んで理解をする時期や問題集を中心にアウトプットをする時期、模擬試験で客観的に自分の実力を見つめ直して修正する時期など、日程との戦いでもあるのです。

もう30年ほど前の話になります。私の本命大学の受験科目は、国語と英語、それに日本史でした。日本史は、書店にある参考書や問題集を大量購入して勉強しました。

「この参考書は誰かが持っていたな」「この問題集から出題されたらどうしよう」

そんなことを考えながら大量に購入した参考書に問題集。それらを丁寧に読みこみ、丁寧に頭から問題を解いていきました。

結果、受験日までに終わったのは、旧石器時代~江戸時代まで。試験に出題されたのは、まさかの明治時代…。先に終わった国語、英語が合格点に達していただけに、余計に頭が真っ白になりました。多分100点満点中10点ぐらいだったと思います。

無計画に勉強していたので最後までやり終わらず、しかも、勉強していないところからの出題。当然、その大学は不合格でした。

計画を立てない試験勉強は、真っ暗な闇の中で勉強しているようなものです。いつ終わるのかどこまで行けばゴールなのかも分かりません。

計画を立てる重要性については、以前に掲載した記事「資格を取る!と決めたら、こう計画せよー「資格の大原」講師が熱弁」でも述べていますので、参考にしてみてください。

2.ぶっつけ本番で挑む

突然ですが、もしもあなたが高校の野球部の部員だったとしたら…。

朝は、準備運動にランニング、基礎体力をつけ、午後はキャッチボール、バッティングマシーンやトスバッティング。練習漬けの毎日です。

準備万端!いざ甲子園を目指しての地区大会。結果は、私が考えるにおそらく「残念ながら初戦敗退」ということになるでしょう。他校にも負けない練習量なのに、なぜ残念な結果に終わってしまうのでしょうか?

それは練習試合という実践を積んでこなかったからです。連係プレーも本番の緊張感も味わえず、個々の実力はあっても力を出し切れずに終わるのです。

資格試験でも同じです。

普段はテキストを読んで理解する。個別の問題を解く。単語や用語の暗記をする。基本的な学習は出来ている。日々努力もしています。70点取れば合格する試験で95点分の知識はインプットされています。

ただし模擬試験も受けていない。場慣れしていないので極度の緊張。普段は誰もいない自宅で勉強しているのに100人もいる大会場。一斉に問題用紙をめくる、咳込む、そして鼻をすする音。思ったより小さな机にA3の問題用紙。試験には独特の雰囲気があります。その雰囲気に慣れるために行うのが、模擬試験なのです。模擬試験を受けて場慣れをしておかないと、合格点に達しているだけの知識を備えていても、本試験では力を出しきれず残念な結果に終わってしまう可能性が高いのです。

3.模擬試験を見直さない

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