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「画家の目をもった写真家」ソール・ライター展

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「画家の目をもった写真家」ソール・ライター展
J-WAVEの番組「GOOD NEIGHBORS」のワンコーナー「MORI BUILDING TOKYO PASSPORT」(ナビゲーター:クリス智子)。5月15日(月)のオンエアでは、現在、渋谷のBunkamuraザ・ミュージアムで開催中の「写真家 ソール・ライター展」を紹介しました。

まずはソール・ライターについて、ニューヨーク国際写真センターのアソシエートキュレーターで、今回の展覧会の監修を手掛けたポリーヌ・ベルマールさんにお話を伺いました。

「ソール・ライターは画家でもあり写真家でもあって、彼が人生で追及していたのは一瞬の美。まったく目的をもたず、近所を歩きながら刹那的な美の瞬間を追い求めるという人でした。雪、傘、歩く女性の姿に引き付けられ、街行く人を見ることを、『振り付けを見ているようだ』と言っていました。ジャーナリストでもなく、ただ見ることに関心を持っていた人でした」

「画家の目をもった写真家」と呼ばれるソール・ライターは、1923年に米ピッツバーグで生まれ、20代前半にニューヨークに渡ります。画家を目指していたそうですがなかなか簡単ではなく、ニューヨークに住んでいた写真家から写真の道を勧められ、生活のために写真を撮りだしたところ、1950年代以降は「ハーパース・バザー」など名だたるファッション誌の誌面を飾るようになり、名を知られるようになります。

その後、1981年にスタジオを閉鎖して表舞台から姿を消し、イーストビレッジで写真を撮り、絵を描き続けるなどして隠遁生活を送っていた彼が再び注目を集めるようになったのは、2006年のことでした。

ソール・ライターの写真に惚れ込んでいたギャラリーが写真展を開催。それをきっかけにドイツのシュタイデル社から初の作品集を出版。このとき83歳。この作品集がもとで、展覧会からオファーが来たり、絵画にも注目が集まるようになっていったそうです。

「ずいぶん長い間世間に忘れ去られていたけれど、僕はそれに満足していた。人に目を向けられないってことは、ある意味すごく特権なんだ」という彼の言葉を紹介したクリス。

「被写体との距離が心地よくて、窓越しでちょっと見る感じなんです。カラーなんですけどものすごく静かで、あったかい。人に求められてるからやることを仕事だとしたら、自分の愛するものをずっとやってきた人。画家としての作品も後半にあったんですが、こちらもすごくよかったです。画家の目をもった写真家という言葉に納得しました」(クリス)と展覧会の感想を語っていました。

約230点が展示されている「写真家 ソール・ライター展」は、6月25日(日)まで開催中です。

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【番組情報】
番組名:「GOOD NEIGHBORS」
放送日時:月・火・水・木曜 13時−16時30分
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/neighbors/

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