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ふっ素樹脂加工の「フライパン」、こびりつかないを長持ちさせるコツは?

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ふっ素樹脂加工の「フライパン」、こびりつかないを長持ちさせるコツは?

買ったときは何を焼いてもこびりつかなかった我が家のフライパンも、今では餃子を焼けば皮が破け底に大きな穴が開き、薄焼き卵は炒り卵になる始末。そろそろ買い替えを検討しているのですが、次に買ったフライパンはなるべく長く使いたい。そこで世界で初めてこびりつかないフライパンを発売したティファールの方に、こびりつかない状態を長持ちさせるためのコツを伺ってきました。

ふっ素樹脂コーティングのフライパンを長持ちさせるコツは火加減にあり!

今回お話を伺ったのは、世界で初めてふっ素樹脂加工のフライパンを発売したティファールの藤井由美子さん。フライパンが長持ちしたら会社は儲からなくなってしまいそうですが、「せっかくなら長く使っていただきたいですから!」とご快諾をいただきました。【画像1】ティファールの藤井由美子さん(写真撮影/玉置豊)

【画像1】ティファールの藤井由美子さん(写真撮影/玉置豊)

「こびりつかないフライパンで一番多いタイプは、軽くて熱伝導率が高いアルミニウムに、サラサラして滑りのよいふっ素樹脂を吹き付けてコーティングしたものです。他社の商品にダイヤモンドコーティングやマーブルコーティングと呼ばれるタイプもありますが、これらは混ぜる粒子や模様の違いであり、すべてふっ素樹脂のコーティングになります。このふっ素樹脂加工のフライパンは、あくまで消耗品のため、いずれは買い替えが必要です。しかし、使い方次第でコーティングをグーンと長持ちさせることも可能なので、ぜひ正しい使い方を知っていただき、キッチンの相棒として長くご愛用ください!」【画像2】藤井さんのイチオシは、チタン粒子を配合した6層のコーティングにより、こびりつきにくさが3倍(同社比)長持ちする「チタン・エクセレンス」コーティングだそうです(画像提供/ティファール)

【画像2】藤井さんのイチオシは、チタン粒子を配合した6層のコーティングにより、こびりつきにくさが3倍(同社比)長持ちする「チタン・エクセレンス」コーティングだそうです(画像提供/ティファール)

ガーン。ふっ素樹脂加工のフライパンは、どれも一生ものではなく、あくまで消耗品だったのですね。薄々分かってはいましたが、メーカーの方にはっきり言われると諦めがつくというものです。毎日ストレスを感じながら使っていたフライパンの買い替えに、やさしく背中を押された気分がしました。【画像3】コーティングが剥がれてしまった我が家のフライパン(写真撮影/玉置豊)

【画像3】コーティングが剥がれてしまった我が家のフライパン(写真撮影/玉置豊)

では消耗品であるふっ素樹脂加工のフライパンを、どのように使えば長く愛用できるのでしょうか。

「まず一番気を付けていただきたいのは、強火をやたらに使わないこと! アルミは熱伝導率が良いので、家庭料理なら中火で十分です。ガスなら底面から火がはみ出すような火加減は強すぎです」【画像4】このように底面から火がはみ出るような強火はNG!(写真撮影/玉置豊)

【画像4】このように底面から火がはみ出るような強火はNG!(写真撮影/玉置豊)

中華料理などは強火をガンガンに使いたくなりますが、食材を上手に炒めているつもりが、コーティングを無駄に傷めていたようです。下手にプロのマネをするのではなく、家庭料理の道具として正しく使わないとダメですね。

「また空焚きも絶対にやめましょう。フライパンを火にかけたら、すぐに少しでもいいので必ず油をなじませて、適温まで温まったら食材を入れてください。ティファールなら『お知らせマーク』があるので、適温が一目で分かりますよ!」【画像5】食材投入のタイミングが目で見て分わかる「お知らせマーク」(画像提供/株式会社ティファール)

【画像5】食材投入のタイミングが目で見て分かる「お知らせマーク」(画像提供/株式会社ティファール)

私は鉄製のフライパンで料理を覚えたため、先に予熱をしてから油を入れていましたが、それはふっ素樹脂加工のフライパンではNGだったのですね。今まで間違った使い方をしていたフライパン、ごめんなさい。

フライパンを使った後は、なるべく早く、でも冷めてから洗うこと!

使い終わった後のお手入れは、どのようにすればよいのでしょうか。

「まだ熱いフライパンに水を掛けると急激な温度変化となるため、コーティングの劣化や底面の変形につながります。手で触れられる程度の温度まで自然に冷ましてから、中性洗剤とスポンジでやさしく洗ってください。研磨剤入りの洗剤や硬いタワシなどは、コーティングに傷がつく原因となります。メラミンスポンジを使うのもNGです。汚れたまま何日も放っておくのも、油や塩分が浸透して劣化が早まる原因になります。遅くとも翌日には洗ってください」

熱いフライパンにジューッと水を掛けるのが好きなのですが、あれは汚れと一緒にコーティングもはがしてしまう行為だったとは。では上手に使えばどれくらい長持ちするのでしょうか?

「商品の品質と使い方次第であり、どこまでを許容範囲とするかにもよるので、何年で交換とは一概にいえません。ただちゃんとした使い方をすれば、半年や1年でダメになることはまずありません。使っているメーカーを指定せずに実施したフライパンを買い替える期間のアンケートでは、平均3年でしたが、一般の家庭よりも使用頻度の高い料理研究家の方から、弊社の商品を5年以上使っているけどまだまだ平気ですよ、という話もありました」

例えば、一人暮らしをはじめて今から料理を本格的に始めるぞ! というような人がフライパンを買う場合、どのようなものを選べば間違いないでしょうか?

「サイズは一度につくる量次第ですが、直径26~27センチで少し深さがあるタイプであれば、煮魚やカレーもつくれます。なるべく軽いフライパンが使いやすいように思われるかもしれませんが、薄い金属は熱の変化や衝撃で変形しやすいので、ある程度の厚さがあった方が安心です」【画像6】まんまと乗せられてというわけではないですが、ガス火用最高クラスの「チタン・プレミア」コーティングを購入しました。目玉焼きがツルツルと滑る!(写真撮影/玉置豊)

【画像6】まんまと乗せられてというわけではないですが、ガス火用最高クラスの「チタン・プレミア」コーティングを購入しました。目玉焼きがツルツルと滑る!(写真撮影/玉置豊)

フライパンの正しい使い方なんて、基本的過ぎて学ぶ機会も少ないので、料理の腕には多少自信がある人でも意外と知らないことがあったのではないでしょうか。今まで雑に使っていたフライパンですが、教えていただいたちょっとしたコツを習慣づけて、次こそは長持ちさせたいと思います。●取材協力

ティファール
元画像url http://suumo.jp/journal/wp/wp-content/uploads/2017/05/132945_main.jpg
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