賞金総額23億円!? eスポーツの世界がスゴい!

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賞金総額23億円!? eスポーツの世界がスゴい!
J-WAVEの番組「STEP ONE」(ナビゲーター:サッシャ・寺岡歩美)のワンコーナー「SPORTS DIGGER」。5月9日(火)のオンエアは、格闘技ゲームなどコンピューターゲームの別名「eスポーツ(エレクトロニック・スポーツ)」に注目しました。

アジアオリンピック評議会は2022年の中国・杭州で開催されるアジア競技大会で、eスポーツを正式種目に加えると発表しました。ゆくゆくはコンピューターゲームがオリンピックの正式種目になる時代が来るのでしょうか?

eスポーツの普及・促進をサポートする企業「eスポーツコミュニケーションズ合同会社」代表執行役社長、筧誠一郎さんに詳しいお話をお聞きしました。

そもそもゲームがスポーツと言われ始めたのは、いつくらい前からなのでしょうか?

「スポーツという言葉は日本では“運動”とか“体育”というイメージで捉えられると思うんですけど、そもそも言葉の語源が“競技”という意味なんです」と筧さん。

日本ではコンピューターゲームというとスポーツとは別物と考えられていますが、海外では「スポーツ=競技するもの」なので、昔からコンピューターゲームも“スポーツ”の一種だったのだそうです。

世界では、1990年代の後半からeスポーツが盛り上がり始め、今では「賞金総額23億円の大会」「観客動員数4万人」といった規模になっているそう。一方、日本ではコンピューターゲームとスポーツは別物と考えられていたこともあり、盛り上がり始めたのは去年くらいから。賞金総額は5000万円クラス、観客動員数でも3000人と、海外からは少し遅れをとっているものの、これからさらに盛り上がりそうですね。

一言で「ゲームの競技」と言っても、ゲームにはスポーツ系はもちろん、パズル系、格闘系などいろんなジャンルがあります。eスポーツではどんなジャンルのゲームが対象なのでしょうか?

「実は海外のシーンと日本のシーンではちょっと状況が違っていまして、海外ではコンピューターでやる対戦ゲームが非常に盛んです。日本では馴染みがないんですが、例えば今人気があるのは“MOBA”、マルチオンラインバトルアリーナというジャンルが非常に人気なんです」(筧さん、以下同)

その代表的なタイトルが「リーグ・オブ・レジェンド」というゲーム。5対5で陣地を取り合うゲームなのですが、現在、世界中に7500万人ものプレイヤーがいるそう! 他にも戦争ゲームやスポーツゲームも人気で、代表的なタイトルに「カウンターストライク:グローバルオフェンシブ」や、昨年登場した「オーバーウォッチ」、スポーツゲームではサッカーの「FIFA17」が人気なのだそうです。

さらに、カーレーシングゲームで優勝した人の中には、実際にプロのレーサーにまでなっている人もいるのだとか!

:最近ですと、マクラーレンがeスポーツゲームの大会を開催し、そこで優勝するとマクラーレンに所属できるプログラムも始めました。
サッシャ:それだけゲームがリアルになっているから、ゲームが上手ければ当然、ドライビングも上手くなる域にまできてるんでしょうね。

「eスポーツは将来、オリンピックの種目になるんでしょうか?」というサッシャの質問に、「私どもは“なる”と考えております」と答えた筧さん。そのタイミングは2028年あたりになるのでは、とお考えのようです。

遠いようで近い未来。昔はゲームばかりやっていると親から怒られたものですが、これからは親からゲームを勧められる時代が来るかもしれませんね!

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【番組情報】
番組名:「STEP ONE」
放送日時:月・火・水・木曜 9時−13時
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/stepone/

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