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やくしまるえつこ、世界最大の国際科学芸術賞「STARTS PRIZE」で日本人初のグランプリ受賞

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やくしまるえつこ、世界最大の国際科学芸術賞「STARTS PRIZE」で日本人初のグランプリ受賞

やくしまるえつこが、メディアアート界のオスカーとも言われる世界最大の国際科学芸術賞「アルス・エレクトロニカ賞」の「STARTS PRIZE」でグランプリを受賞した。

「STARTS PRIZE」は、世界中で最も優れた、科学・芸術・テクノロジーがクロスオーバーした作品を決める賞で、アルス・エレクトロニカが欧州委員会(EC)からの命を受け実施している。

今回、やくしまるえつこの作品「わたしは人類」(英語名:Etsuko Yakushimaru – “I’m Humanity”)が、日本人初となるグランプリ受賞を果たした。

「わたしは人類」は、やくしまるえつこがバイオテクノロジーを用いて制作した作品。“人類滅亡後の音楽”をコンセプトに、“新しい音楽 — 伝達と記録、変容と拡散— ”の形を探るプロジェクトで、人類の歴史上初めて「音楽配信」「CD」「遺伝子組換え微生物」で発表された音楽作品となる。

やくしまるえつこは、日本に古くから生息するシアノバクテリアの一種である微生物・シネココッカスの塩基配列を用いて楽曲「わたしは人類」を制作。さらに、やくしまるはその楽曲の情報をDNAコード化し、DNAを人工合成してこの微生物の染色体に組み込み、実際に「わたしは人類」の遺伝子組換え微生物を制作した。

そのようにして制作された「わたしは人類」は、人類の歴史上初めて「音楽配信」「CD」「遺伝子組換え微生物」という3つの形で発表された。

さらに本日、「わたしは人類」の2つの映像作品が、みらいレコーズオフィシャルYouTubeチャンネルにて公開された。

1つ目は「わたしは人類」(Genetic Video)で、やくしまるえつこ「わたしは人類」の実際の遺伝子情報を基にした映像作品。この映像は1970年代に登場した生命の誕生、進化、淘汰などのプロセスを簡易的なモデルで再現したシミュレーションゲームである「ライフゲーム」のアルゴリズムを使って作られている。

もう一つの映像は、「わたしは人類」(変異ver. at 山口情報芸術センター)で、昨年12月に「わたしは人類」の遺伝子組換え微生物が展示された山口情報芸術センター(YCAM)での、やくしまるえつこのバンド「相対性理論」による「わたしは人類」のライブパフォーマンス映像。

このライブパフォーマンスでは、シネココッカスのDNAに基づき「わたしは人類」の譜面中に仕掛けられたトランスポゾン(ゲノム上を転移する、突然変異の原因となる遺伝子)のパートにおいて、実際に突然変異が起こるアレンジで演奏された。

「Ars Electronica」
https://www.aec.at/

「STARTS PRIZE」
https://starts-prize.aec.at/

「わたしは人類」(Genetic Video)

「わたしは人類」(変異ver. at 山口情報芸術センター [YCAM])

関連リンク

やくしまるえつこ オフィシャルサイトhttp://yakushimaruetsuko.com/
相対性理論 オフィシャルサイトhttp://mirairecords.com/stsr/

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