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美味しそうに見えなかった異国のベビーフード。息子の意外な反応にもっと早く試せば良かった!

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離乳食を始めたのは、息子が生後6ヶ月になった春でした。イタリアに住む私たちが、検診のために小児科を訪れたときに先生から「そろそろ離乳食始めたら?日本人は何を最初にあげるの?」と聞かれたのがきっかけです。

私は離乳食についてあまり知識はなかったのですが、最初のうちはインターネットなどに載っているマニュアル通り作って進めていけば、特に難しいこともなく順調でした。しかし夏の気配がしてきた頃には、離乳食は与えられるものが増えて手間がかかってくるようになり、外出時は作ったものを長時間持ち歩くのも気が引けて、困ってしまうことも…。

そんなときに、私の母から宅配便が届きました。中には日本のベビーフードや、離乳食にも使える出汁など、便利なものがたくさん!「◯◯の雑炊」など、美味しそうなパッケージと与えてみたくなるようなメニュー。腐る心配もないので長く外出するときはベビーフードを使うようになりました。

しかし、送ってもらったベビーフードはすぐになくなってしまいます。仕方がないので、イタリアのスーパーでベビーフードを探したのですが、こちらのベビーフードの多くは、「白身魚のペースト」「野菜のペースト」など素材ごとに瓶詰めされていて、日本のベビーフードを思い描いていた私にとってはあまり美味しそうには見えないものばかりでした。

1度だけ洋梨のベビーフードを与えてみたのですが、息子は顔をくしゃくしゃにして嫌がったので、それ以来買うのをやめました。しかしベビーフードがないからといって、外出をやめるわけにもいきません。私は母にできるだけベビーフードを送ってもらうように頼み、高級食品かのように日本のベビーフードを扱いました。

実際のところ、そう何回も送ってもらうわけにはいかないので、数に限りのあるベビーフードは、私がどんなに手間ひまかけた料理よりも、貴重でした。イタリアの夏はとても暑いので、そういう意味でも腐る心配のないベビーフードはとても有り難かったのです。 関連記事:初めての離乳食に疲弊しきっていた私。ベビーフード導入を決意したきっかけは先輩ママの一言でした

こうして家にいるときは手作り、外ではベビーフードといった形で離乳食が順調に進んでいたある日、夫が会社の人からイタリアのベビーフードをもらってきました。中身は、豚肉のペーストとタンドリーチキンのペースト。ご好意でいただいたものなので、夫とは「ありがいたいね~!」と話しましたが、内心では少し困っていました。私は「どうせ食べないのに」と思い込んでいたのです。

とはいえ、せっかくのいただきもの。ひとくちだけでも食べさせようと思い、豚肉のペーストを暖めてあげてみることにしました。匂いは日本のハムのような…確かに豚肉の匂いです。いざ、すこ~しだけスプーンに取り息子の口の前にやると、パクリと食いつく息子。様子をうかがうも、いつも通りの表情で次のひとくちを待ち構えています。私は「あれ?」と思い、今度はさっきよりも多くスプーンに取り、与えてみます。するとまたパクリと食いつく息子。ペーストなので噛むことなく飲み込み、また次のひとくちを待ちながら足をプラプラしています。

予想と違う息子のリアクションに戸惑いながらもあげ続け、結局息子は瓶の半分ほどをたいらげてしまいました。びっくりした私は次の日にタンドリーチキンのペーストもあげてみましたが、やっぱりパクッと食いつき嫌がるそぶりなど全く見せません。そこでようやく私は認めることができました。「なんだ、イタリアのベビーフードもいけるじゃん!」と。

いまだに日本のベビーフードは高級品扱いをしていますが、あんなに敬遠していたイタリアのベビーフードが使えると分かったことで、だいぶ気持ちが楽になりました。最初の1回であきらめず、もっと色々と試していれば良かったです。 関連記事:市販のベビーフードを使う罪悪感…。あの頃の私に伝えたいこと by きのかんち

著者:tarako

年齢:20代後半

子どもの年齢:10ヶ月

イタリアで0歳児の育児に奮闘中です!日本との違いに戸惑うこともありますが、基本はのんびり笑って過ごしてます。ストレスがたまったときは、生ハムとチーズを食べまくります。

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。

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