超高速! 東芝『dynabook』にWiMAXモジュールと512GB大容量SSD搭載モデルが登場

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東芝は、モバイルノートPCとしては世界初の大容量SSD(Solid State Drive)512GBを搭載して話題を呼んだ『dynabook SS RX2/WAJ』に、国内で初めてWiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)対応モジュールを内蔵したモデルを追加。WiMAXによる広域・高速無線通信に対応した国内初のモバイルノートパソコン(PC)として、6月8日より『東芝ダイレクトPC by Shop1048』にて注文受付を開始、7月下旬に発売します。価格は43万8000円。

『dynabook SS RX2/WAJ』は、UQコミュニケーションズが提供する高速モバイルデータ通信サービス『UQ WiMAX』に対応した通信モジュール『インテル Core WiMAX/WiFi Link 5150』と東芝独自技術による高感度マルチバンドアンテナを内蔵。広いエリアをカバーする『UQ WiMAX』と公衆無線LANのサービスエリアを使い分けることで、相互の通信エリアを補完しあう快適なモバイル環境を実現しています。

ハードディスク(HDD)に匹敵するストレージ空間を提供する大容量のSDD(512GB)を搭載したことにより、本体起動時間を大幅に短縮し、画像・動画データの読み書きも高速化。SSDの特徴を生かして、HDDと比べて消費電力約2分の1という高い省電力性、データアクセス時の静音性、衝撃や振動への耐久性を実現しています。

また、『dynabook SS RX2/WAJ』は、12.1型モバイルノートPCとしては世界最軽量となる1095g、最薄部19.5mmと非常にコンパクトです。SSDによる低消費電力の実現に加え、超低電圧版のCPUやバックライトなしでも太陽光源で画面の視認性を高める半透過型液晶パネルを採用するなどの省電力設計により、バッテリー駆動時間も最大で約12時間と長時間。あらゆる側面から環境負荷の低減に配慮されています。

SSD、WiMAXに環境負荷への配慮と、最新キーワードが散りばめられた『dynabook SS RX2/WAJ』、ノートPCの未来を示すモデルになるかもしれませんね(このニュースの元記事はこちら)。
 
『dynabook SS RX2/WAJ』の主な仕様
OS:Windows Vista Business with SP1(Windows XPダウングレードメディア付)
CPU:インテル Core2Duoプロセッサー低電圧版SU9400(1.40GHz)
メモリー:標準:3GB
内部ディスプレイ:12.1型WXGA半透過型TIFTカラー液晶
SSD:512GB
ワイヤレス:インテルWiMAX/WiFi Link 5150(利用にはWiMAX事業者との契約が必要)
無線LAN:IEEE802.11n ドラフト2.0 IEEE802.11a/b/g準拠
バッテリー駆動時間:約12時間(バッテリーパック63A装着時)
重さ:1095g
サイズ:W283×D215.8×H19.5~25.5mm
 
 

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Kyoko Sugimoto

京都在住の編集・ライター。ガジェット通信では、GoogleとSNS、新製品などを担当していましたが、今は「書店・ブックカフェが選ぶ一冊」京都編を取材執筆中。

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