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アメリカで話題のスープダイエット、本当に痩せる? 30代記者が実体験してみた(2) 衝撃の中間測定編

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アメリカで話題のスープダイエット、本当に痩せる? 30代記者が実体験してみた(2) 衝撃の中間測定編

これまで、新刊JPでは巷のダイエット本の内容を実行する企画を幾度も行ってきた。しかし、目に見える成果が出た事例があるかというと、どれも「中途半端」といった感がぬぐえない。

夕食はバナナなどのルールを設けた2週間のダイエットに挑戦した新刊J子は、結局ルールを守れず、痩せたはいいものの、目標のマイナス2キロに程遠いマイナス1.2キロで着地。2週間で1.2キロでは、「計量前日にサウナ入っただけじゃないか」と言われたら言い訳が難しい。

「ガチアスリートダイエット」に挑戦したジン君は、2カ月という期間で、81.8キロから73キロの減量を目指した。途中までは順調に落ちていったものの、やはり途中から過酷なメニューをこなせなくなり、中間計測からまさかの体重増でフィニッシュ。76.7キロという結果になった。増えてどうする。

ダイエットは失敗がつきもの。しかし、ここまで結果にコミットできないとなると、新刊JP編集部の威信にも関わるものがある。そろそろ誰か結果を出せる奴はいないのか?という声もあり、今回はこの男が立ち上がった。

新刊JP編集部のリーダー、カナイ。33歳、独身、一人暮らし。「最近太ったなあ」と言いつつ、家系ラーメンを週2回、ラーメン全体だと週4回食べ、深夜にお腹が空けばハンバーガーを食べに行くというファットな生活を送る彼に、私、割井はニューヨークで話題のダイエット『最強ボーンブロス食事術』(集英社刊)を渡した。

ボーンブロスという、鶏の骨や魚の骨を煮込んだスープを食生活の中心に据え、ローカーボ(糖質制限)ですっきりキレイに痩せていくというダイエットである。ボーンブロスにはコラーゲンもたっぷりということなので、ダイエット時にありがちな「疲れきった肌」感にはならないという。

また、レシピも100種類掲載されており、NG食材を避けてOK食材を食べればいいという、いかにもラクそうなダイエットである。

カナイ「でもこれさ、ちゃんと読んでみるとつらそうだよ」

割井「なんでですか」

カナイ「ローカーボ(糖質制限)はいいとして、大豆や乳製品もアルコールもダメって結構やばいぞ。何食べるんだよ」

割井「肉と魚と野菜をお腹いっぱい食べられるのだからいいんじゃないですか? ドレッシングの作り方もあるし」

カナイ「そういうもんかなあ。一人暮らしで、独身で、ごはんを作ってくれる人もおらず、作ってくれる人ができる兆しもなく、深夜に帰宅して、早朝から仕事をして、深夜まで働く生活をしているんだよ、僕は。だいたい何のためにこんなことをするの?」

割井「痩せるためでしょ」

こんなやりとりを経て、やる気になったカナイ。

しかし無理をして体調を崩されては仕事に支障が出るので、「体調だけには気を付けてください」と伝える。

4月27日からスタートした「ボーンブロスダイエット」

本書の著者のペトルッチ氏の指南に従い、期間は3週間。まずは自宅でボーンブロスを作ってもらう。

また、同日第一回計測が行われた。その結果はこちら。

身長:171.5cm

体重:72.1kg

二の腕:26cm

バスト:92.5cm

ウエスト:92.5cm

ヒップ:99cm

太もも:50cm

BMI値:24.5

スリーサイズがいずれも90センチ台という、さながらドラム缶ような体型

かといって完全なデブかというとそうでもなく、「太りきるわけでもなく、痩せるわけでもなく、ちょっと太い」という、中途半端に小太りなこの体型は、腹が減ったら食べてしまうという意思の弱さと、量も頻度も低調で、健康志向というよりは暴食への言い訳のような日々の運動との絶妙なバランスの上になりたっている。

そんな彼が目標とするのはBMI値22

これは、171.5cmの適正BMI値で体重に換算すると64.7kg。つまり3週間で7.4kg減を目指すことになる。新刊JP編集部のダイエット企画史上、最も過酷な目標だが、この意思の弱いオッサンに達成できるのだろうか。

もちろん、このダイエットはR○ZAPのように誰かが監督するわけではないし、ゴールデンウイークもある。誰も見ていないところでどうせ食べてしまうんだろ? と、筆者でなくても疑いたくなるというものだろう。

ところが、彼から上がってくるレポートを見るとそれなりにストイックにやっているようだ。しかも律義にもちゃんと筋トレやジョギングまでこなしている。確かに本に運動を重ね合わせるとより痩せるとあったが、毎日そんなしっかりやらなくてもいいんだよ?

割井「なんだかすっきり痩せましたね、肌の調子もかなり良さそう」

カナイ「肌の調子は良いんだよね。ボーンブロスの効果かな」

割井「以前はなんか脂ぎっていて触るとすべりそうな感じだったのに」

カナイ「それは言い過ぎでしょ…」

そんな会話からスタートしたゴールデンウイーク明けの5月8日。ダイエット12日目のこの日、待ちに待った中間計測が行われた。

その結果がこちら。


身長:171.5cm

体重:66.9kg(-5.2kg)

二の腕:25.6cm(-0.4cm)

バスト:91.6cm(-0.9cm)

ウエスト:81.6cm(-10.9cm)

ヒップ:93cm(-6cm)

太もも:55cm(+5cm)

BMI値:22.75

なんと2週間足らずでマイナス5キロ。まさかの結果だ。

確かにローカーボはスタート当初に一気に体重が落ちる。しかし、それでも5キロのマイナスはちゃんとダイエットメニューをこなしているからこそだろう。

割井「すごいじゃないですか。まさかのマイナス5キロ。でも体調はどうですか?」

カナイ「最初の一週間はきつかったけど、折り返しあたりから慣れてきた感があって、ようやく楽になってきたね」

割井「この『最強ボーンブロス食事術』にも12日目あたりから、つらさが抜けてくるとありますね」

カナイ「そうそう。ようやく後半になってそれを実感してきたところ。ただやっぱり疲れやすさはあるよ」

そして彼は、「でも体重の落ちはここから一気になくなる気がする」と予言する。しかし、食事制限によくありがちな肌がボロボロというものがほとんど見られず、傍から見れば健康的に痩せているとしか見えない。これがボーンブロスの力か。

と、ここで私はあることに気付いた。

企画としての面白さを忘れていないだろうか。

ガチでやって成功するのもいいが、「小太りなおじさんが糖質を控えて痩せた」というだけではストーリーとして何も面白くない。このあたりでひと波乱ほしいところだ。

割井「このままだと目標達成しますね」

カナイ「そのためにやってるんだろう」

割井「でも、ラーメン食べたくないですか?」

カナイ「食べたいけど、食べたらダメじゃん」

割井「ラーメン美味しいですよ」

カナイ「食べないよ」

割井「もうそろそろいいんじゃないですか、十分痩せたんだし、スリムになりましたよ。体調も心配ですし」

カナイ「なんだよ、失敗させようとしてるのか」

割井「そういうわけじゃないですよ?」

炭水化物に誘導するも失敗に終わる。なんとも意志が固い…。

ゴールは5月17日。順調という以上のハイペースで痩せているカナイ。しかし、このままいかないのが物語というものであり、そしてダイエットという魔物である。

64.7キロまで残り2.2キロ。どんな波乱が待っているのだろうか?

(新刊JP編集部・割井洋太)

==次回(5月12日予定)==

ボーンブロスダイエット中盤戦を一挙に公開!体調に見られた大きな変化とは?

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元記事はこちら

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