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どこからでも飛び立てる!?サークル型の滑走路が画期的

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どこからでも飛び立てる!?サークル型の滑走路が画期的

オランダ国立航空宇宙研究所(NLR)のチームが中心となって考案しているのは、新しい空港のコンセプト。なんと、滑走路が「360度の円になっている」というのです。

まるでギリシャの古代建築か、近未来都市か、はたまた競輪場か。
その名も「The Endless Runway(終わりなき滑走路)」。

一体どうしてこんな形になったのでしょうか?そこには意外なメリットが隠されていると言います。

エンドレスの滑走路が
2050年に実現?

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大きな空港には、滑走路が複数あることがほとんど。たとえば羽田空港では4本の滑走路が稼働していて、目的地の方向に合わせて運用されています。

一方で、もしも滑走路が円だったら…。サークル形状には始点や終点がないので、どこからでも飛び立つことができます。つねに目的地を目指すのに最も適した位置から飛び立つことができるので、旋回のロスがないのだそう。どこからでも飛び立てる!?サークル型の滑走路が画期的

横風に困らない!
遅延や混乱も回避する

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また、飛行機の着陸で重要なのが「風向き」。

飛行機は空気の流れで「浮き上がる力」を発生させる仕組みになっているので、向かい風がもっとも安定していて、追い風や横風だと離着陸が不安定になってしまいます。

その風向きによってはうまく着陸ができず、予定通りの運行ができなくなることも…。その点、円形の無限滑走路が実現すればどの向きからでも着陸できるので、つねに安全で安定した運行ができるのだとか。

ところで…
実現は可能なの?

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とてもメリットが多いようにも見える円形飛行場ですが、本当に実現できるかどうかがポイント。

オランダ国立航空宇宙研究所のHenk Hesselinkさんによれば、2050年以降の実現を目指しているとか。

INDEPENDENT」の記事によれば、オランダ大手航空会社の安全に関する専門家は、次のように指摘。

「円形飛行場は魅力的なアイデアですが、あまり実用的ではありません。完全な円を描く滑走路は、膨大なスペースが必要になります。またカーブした滑走路に着陸するためには高い操縦精度が必要となり、おそらくコンピュータ制御の自動着陸システムを利用するしかなくなります。これが果たして可能かどうかを検討する必要があるでしょう」

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当然、現在はあくまでもコンセプト段階。当面の目標は飛行テストができるレベルまでの環境づくり、とのこと。

空路の進歩は、物流や人流を発達させるための、重要な要素のひとつ。「非現実的だ」で一蹴するのではなく、安全性を解決した上で未来のスタンダードになっていくことを期待したいですね。Licensed material used with permission by NLR(Netherlands Aerospace Centre)

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