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ペットショップで売れ残った犬猫たちのその後ー元ペットショップ・アニマルライフの挑戦④

アニマルライフの竹堂(たけどう)です。
本日は、埼玉浦和にて執筆中です。先日は故郷岡山県井原市に帰省しておりました。

幼少期、我が家には「たま」「ふじ」(昭和な名前ですね)という、キジトラ柄(たま)と真っ白なにゃんこ(ふじ)がいました。僕は幼いころから「たま」「ふじ」と一緒に遊び、寝ていました。冬になると水道管が凍るぐらい寒い山の中で生まれ過ごした幼少期、朝起きると「たま」「ふじ」がいて体が重くて、温かくて、今でも実家に帰省するとキャラクター柄のタオルケットとタマとふじの匂いを思い出し懐かしさと寂しさが交差します。

ふじ。実家に1枚だけ残っていました。

実家には犬も複数いました。そのうちの1頭であるミミと、幼いころの僕。

にゃんこマガジンとの出会いによって、あのころを思い出すことができているこのごろです。

 

生体販売撤廃による売上への影響

前回、「ペットショップを卒業」し、「生体販売止めた」アニマルライフが、大変厳しい事業環境に直面していることに触れました(2017年3月現在も厳しい状況は大きくは変わりありません)。その中で、本当に「生体販売」を止めたことが直接的な原因であったのか?ということですが、結論から言えば、「売上的な影響」はやはり大きいと考えています。

理由としては、1頭数十万円ものニャンコやワンコの販売価格と、販売した生体に紐づく形で商品(フードや雑貨など)のご購入、トリミングなどのご利用に繋がったりするため、収益力が非常に大きいことです。まさに「ペットショップ」の根幹を支えていたと思います。

一方、新しい子たちを受け入れて(仕入れですね)販売するまでは、スタッフによるお世話が必要ですし、場所代もかかります。もちろん食費も。何より、ご縁が短期間であれば良いのですが、そうではない子たち(売れ残り)が必ず出てしまいます。

ペットショップ時代の千葉本店。外観からも子犬や子猫をウリにしていたことがよくわかります。

 

売れ残ったペットはどうなるのか?

当店の前身「ペットのジャングル」では、売れ残ってしまった子たちをどうしていたと思われますか?

売れ残った子たちは、ずっとお店でお世話し続けています。だから現在も、千葉本店、南行徳店の両店舗には合わせて10頭近いシニアのワンコたちがいます(ニャンコはもういません)。この「元商品」だった子たちも含め、お世話をし続ける費用を考えると「生体販売」は事業として成立しにくいはずなのです。昨年10月から事業運営に関わった素人の私だからこその考えかもしれませんが、そう思うのです。

南行徳店に入る保護犬のニイナと僕。ニイナは畑の中を一人で歩いていたそう。いつも少し怯えていますが、優しいワンコです。

 

アニマルライフでは現在、譲渡を通じて過去に販売していたワンコ(ニャンコはいません)の里親を探し続けています。譲渡対象動物は店内に常設で展示、大規模な譲渡会は千葉店と南行徳店と交代で月1回実施しています。そういった活動により、私が就任する前からたくさんのご家族に里親さんになっていただきました。

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