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「育てやすい子」にすら手こずる私は母親劣等生?仕事復帰を決意した日 by Tomekko

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こんにちは。Tomekkoです。

いよいよ慣らし保育も落ち着いて、この春からお仕事復帰というママも多くいらっしゃるのではないでしょうか。 前回のエピソード:絵本を読むのは何のため?しがらみを捨てたら世界がかわった絵本時間 by tomekko

実はワタシ、今でこそ細々と自宅中心で仕事をしていますが、産前はいわゆる(?)バリキャリ、そして長男1歳の時から2年間は、時短にて会社勤めをしていました。

しかし、仕事復帰を決めるまでにはこの大きな人生の岐路に、悩みに悩んだ日々がありました。

今は二人目ということもあり、性格が全く違うきょうだい育児をしてみてようやく「長男ってすごい育てやすかったんだなぁ…」なんて思いますが、つい数年前までは全くそんな風には思えませんでした。

長男がお腹にいた頃、判を押したように言われたのが

「男の子って大変だよ~!すぐ病気になるし」

「そのわりに体力あって寝ないし」

「危ないことばっかりやって目離せないし」

「どこでも走り回るから息つく暇も無くて体力使うよ~」

といった男子ママの経験談。

ところが。

いざ生まれてみると、聞いてた話と全然違うんです。

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ほとんど病気にもかからず。

お昼寝は3時間とか寝ることもしばしば(3歳くらいまで)

何に対しても慎重で、全て順序を頭で理解してからでないと行動に移さない。

自分から公園行きたいとか一度も言ったこと無いんですよね。

なんてこと言うと、「いいなぁ」「羨ましい~」という声が聞こえてきそうですね。実際、しょっちゅう「長男君は育てやすくていいね」と言われてきました。

でも、あの頃のワタシは、それでもいっぱいいっぱいだったんです。

ワタシは一人っ子で、身近に自分より幼い子もいない環境で育ったので、正直片手で数えられるくらいしか赤ちゃんを抱いたことも無いまま母親になりました。小さい子にも、いまだにどう接していいかイマイチ分かりません。

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「赤ちゃんてこんなもの」という概念も無く、知識は全て育児書やネット、そして実母や義母からの経験談くらい。

更に両家とも実家が離れたところにあり、普段はサポートの無い子どもと二人きりの生活。

そこに生真面目な性格も加わって、ワタシの初めての子育ては不安と緊張に押しつぶされそうな毎日でした。

当然復帰する気で育休を取ってみたものの、こんなに大変なんじゃ、とても仕事と両立するなんて無理かなぁ…と産後すぐから迷いが生じていました。

聞いていた「男の子」と全然違うことも、今となっては母のキャパに合った子が生まれてくれたんだなと思えますが(次男のわんぱくさは母のレベルアップを保証するものだろうか…)育児書と違う、周りの男の子のような活発さが無い…といちいち頭を悩ませていたワタシ。

そんなある時、自分の親世代の子育て経験者の前で育児の不安をふと口にしたところ、

「こんなに健康で大人しくて育てやすい子なのに何がまだ不満なの!?愚痴言うなんて贅沢よ」

と言われました。

ギリギリで保っていた心がポキッと折れた瞬間でした。

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その場ではこらえましたが、家に着いた途端に涙が止まらなくなりました。

育てやすいかどうかなんて、この子しか知らないからワタシには分からない。

ワタシはこんなに育てやすい子にすら手こずるダメ人間なんだ。

この時、私の自己肯定感は地の底でした。

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このまま子どもと二人きりで向き合っていたらワタシは潰れてしまう。

もう一度社会と繋がりたい。自信を取り戻せるように、他人から評価されたい。

育休中ずっと迷っていたワタシが仕事復帰を決意したのは、ここがきっかけでした。

このまま自信の無いダメ母といるよりは、お互い世間の風に当たってみよう、と思うことでようやく逃げ場を確保したような安心感を得られたのです。

ちょっと暗い話になってしまいましたが、次回はそんなこんなで復帰したワーママ時代を振り返りたいと思います。 関連エピソード:気持ちの余裕があるから楽…ではないけど、それでも楽しい二人育児 by tomekko

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著者:tomekko

年齢:35歳

子どもの年齢:長男4歳、次男8ヶ月

4歳差の兄弟に日々育てられています。次男誕生を機に、インスタグラムでこそだて絵日記を始めました。ビッグベビーの次男に体力を奪われ、マイペースな長男に精神力を奪われながらも、絵を描く時間が最高の癒し。

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。

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