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寝言が多いのは病気のサイン?危険な寝言の判断基準を教えて!

寝言が多いのは病気のサイン?危険な寝言の判断基準を教えて!
就寝中、パートナーや友人のはっきりとした寝言に、ドキッとした経験はありませんか?起きているのかなと思い、うっかり会話をしてしまった、なんて方もいると思います。

また、寝言が頻繁に続くと「病気かも?」と不安になったりするものです。

今回は、気になる身近な「寝事」について、睡眠との関係から、疑われる病気など、詳しく医師に解説していただきました。

睡眠と寝言の仕組み

寝言が多いのは病気のサイン?危険な寝言の判断基準を教えて!

睡眠の仕組み

睡眠はレム睡眠とノンレム睡眠に分けられます。

人間はレム睡眠とノンレム睡眠を繰り返し行っており、1回のレム睡眠とノンレム睡眠の周期が約90分と言われています。

■ レム睡眠

体は深く眠っているが脳は活発に働いている状態です。眼球が左右に動くことがあり、Rapid Eye MovementからREM レムと呼ばれています。

レム睡眠中の脳は記憶の整理や定着のための作業をしており、よく夢を見ます。

■ ノンレム睡眠

体はやや眠りが浅く、脳はレム睡眠よりは深く休んでいる状態です。ノンレム睡眠中の脳は、生存に必要なホルモンを出したり、ストレスを消す作業をしていると言われています。

寝言の仕組み

睡眠中の脳の動きに関係して、言葉や声を発するのが寝言です。

レム睡眠中もノンレム睡眠中も寝言を言いますが、レム睡眠中の方が多いです。

寝言の原因

寝言が多いのは病気のサイン?危険な寝言の判断基準を教えて!

脳や神経、精神の病気

うつ病、認知症、レビー小体型認知症、脳腫瘍などでも寝言が増えると言われています。

ナルコレプシー

ナルコレプシーとは、突然倒れるように眠り込んでしまう病気で、寝入りばなに幻覚を見たり、悪夢を見ることが多く、寝言が多いです。

高熱に伴うもの

インフルエンザなどで高熱が出ると、うわごとのような寝言がみられることがあります。

睡眠時無呼吸症候群

睡眠時無呼吸症候群とは、睡眠中に呼吸が止まり、いびきをかき、眠りが浅くなるため日中の眠気が出る病気です。

夜驚症

夜中に叫び声や悲鳴を上げて飛び起きるというもので、夜泣きではありません。思春期までには自然に治るとされています。

レム睡眠行動障害

子供の夢遊病と似た症状です。中高年の男性に多く、夢の中の行動をなぞるように体が激しく動きます。隣で寝ている人に手足が当たったり、ものを投げつけることもあります。

ストレスが原因と考えられていますが、まれにパーキンソン病、レビー小体病、脳こうそくなどの脳血管障害が背景にあることもあると言われています。

ストレス、疲労、PTSD(心的外傷後ストレス障害)

小説などにも、犯罪を犯した登場人物がうなされたり、汗をかいて飛び起きるというようなシーンが見られるように、心理的なストレスがあると悪夢や寝言が増えます。

妊娠

妊娠中は女性ホルモンであるプロゲステロンが増加するため、また体の重さやつわり・腰痛などの体調不良の影響で眠りが浅くなり、pregnancy dreamと呼ばれる生々しい悪夢も増えます。それに関連して寝言も増えます。

鼻づまり

呼吸が苦しいときなど、体調不良があると眠りが浅くなり、寝言が増えます。

薬の副作用

精神科の薬、パーキンソン病など神経の病気の薬、抗がん剤、結核の薬、心不全の薬によって寝言が増えたり、何らかの薬物からの離脱症状として寝言が増えることもあります。

睡眠の種類による寝言の違い

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