東京駅デパ地下で売れまくっている“肉系”弁当はどれだ!?【大丸お肉の細道】
こんにちは、メシ通編集部の宗像(ムナカタ)です。
出張や旅行、帰省でよく新幹線に乗るんですが、東京駅に来たら必ず弁当を買って新幹線に飛び乗るのが習慣になっています。
そんな僕がしょっちゅう利用しているのが、JR東京駅八重洲口と直結している百貨店の大丸東京店。
ここのデパ地下「ほっぺタウン」は弁当や惣菜系のお店がわんさか集まっていて、歩いてるだけでチョー楽しいんですが、とくに好きな一角があります。
それがここ「お肉の細道」!
芭蕉もビックリの確信犯的なネーミングっすよね。
そう、ここは「細道」と名付けられてはいるものの、実は肉々しい弁当の一大ターミナルでもあるわけです。
でもそれだけに選択肢が多すぎて、なかなかじっくり選べない。ま、新幹線の発車時間が迫ってミョーに焦ったりしちゃうしね。
そんなわけで今回は、いまこの「お肉の細道」でオススメ&売れまくっている弁当はどれか、メシ通編集スタッフという立場を利用し、現場の担当者にこっそりうかがってきました。
教えてくれたのはこの方、大丸百貨店の惣菜・弁当担当の太葉田さん。
いきなりですけども太葉田さん、あのぅ「太葉田」って名字、なんて読むんですか?
「たばたです。た・ば・た! 読めないってよく言われますけど、宗像(ムナカタ)さんもなかなか読めないじゃないですか。シューゾーさんかと思いましたよ!」(太葉田さん、以下同)高校生のときのあだ名はムナゾーでしたしね。
「そんなことより早く紹介させてください。おなか空いてきましたよね?」はい、じゃあさっそくまいりましょう。
お願いします!
ミート矢澤「ハンバーグ弁当」
太葉田さん、まずはどこからいきましょうか。
「なんといっても【ミート矢澤】の『ハンバーグ弁当』をぜひ一度味わってほしいですね」いきなり王道きましたね、ハンバーグ。みんな好きでしょう、これは。
「だと思います。実際、『ハンバーグ弁当』の売り上げ数は『お肉の細道』でもピカイチ。毎月1万個以上の販売実績を誇るんですよ」▲ミート矢澤「ハンバーグ弁当」(1,780円)
もう見た目からして勝負アリな弁当ですもんね。
「肉は黒毛和牛100%。こちらはA5ランクの牛肉を部位ごとに仕入れているのが特徴です。腕、スネ、ネック、赤身など、ハンバーグに向いている部位を選りすぐって作っているんですよ」しかもまたテリがすごい。なんですか、この光る球体は。
「製法にも徹底的にこだわっていて、いったん鉄板で両面を焼きつけて肉汁を閉じ込めた後、スチームコンベクションという機械でじっくり熱を通していくんです」▲スチームコンベクションから取り出した直後のハンバーグ。肉汁を漏らさず、ふっくらと焼き上がっているのがわかる
そもそも肉汁を体感できる弁当っていうの珍しいような……。
「ほとんどないでしょうね。一口かむほどに弾力が感じられて、待ってましたとばかりに中から肉汁があふれ湧き出てきますよ。ちなみに、ご注文いただいてから焼き上げるオーダー制を採用していて出来上がりまで通常5〜10分ほど(注文状況によっては時間が前後する場合アリ)いただくようになっています」なるほど、じゃあ発車時間に間に合うようにオーダー しないと!
牛たんかねざき「牛たん厚切りステーキ弁当」
続いてはどちらでしょう。
「こちら【牛たん かねざき】です!」そもそも牛たんの弁当なんて、コンビニとかフツウの弁当屋さんじゃまず売ってないですからね。「お肉の細道」ならでは、かも。
「こちらの『牛たん厚切りステーキ弁当』もベストセラーのひとつ。1頭からわずか6枚分しか取れない牛たんを使っているんです」▲牛たん かねざき「厚切り牛たんステーキ弁当」(2,000円)
ブ厚っ! 弾力ハンパなさそ!!
「牛たんの中でも本当に柔らかい芯の部分を使い、もっともおいしいと思われる13mmの厚さにスライスしています。こちらもミート矢澤同様、ご注文いただいてから焼き上げるオーダー制を採用しています」叙々苑「カルビ弁当」
太葉田さん、ハンバーグ、牛たんと来て、そろそろ「これぞ焼き肉!」っていう弁当が欲しくなってきました。
「まかせてください。【叙々苑】にとっておきの一品があります」じょ、じょっ、……あの高級焼肉店の!?
「こちらの『カルビ弁当』は、焼き肉の醍醐味(だいごみ)を存分に味わっていただける弁当ですよ」▲叙々苑「カルビ弁当」(2,500円)
肉はもちろん、下の白飯にまでたっぷりタレが染み込んでいて、たまらないですね、これ。
「肉の質から、タレの風味まで、すべて叙々苑の店舗とまったく同じなのがポイントです。しかも、にんにくのアリ/ナシが選べるので、直後に商談やデートが控えている場合はにんにくナシをチョイスいただければ」デートの前にも、焼き肉……!?
「私なら全然食べますよ、スタミナつけたいじゃないですか!」ええっ!?
味の梅ばち「すきやき・ステーキ弁当」
「もう一品、ご紹介させていただいてもよいですか? 【味の梅ばち】という米沢牛の弁当専門店がありまして」米沢牛といったら、山形のおいしいブランド牛ですよね。おいしそう!
「こちらの『すきやき・ステーキ弁当』は米沢牛を堪能したい方にはぜひ試していただきたいですね」▲味の梅ばち「すきやき・ステーキ弁当」(1,900円)
ナルホド。こちらは和風のすき焼きと、
洋風のステーキの両方が楽しめるってわけですか。 なんと豪華な!
「こちらも『お肉の細道』ではかなり売れている肉系の弁当ですね! 幅広い年齢層のお客さまが買っていかれます」ビールに最高! 鶏肉系ツマミ
ところで太葉田さん、弁当じゃなくてお酒のツマミだけで十分という場合もありますよね。そういうときのオススメ、なんかあります?
「いっぱいあるんですけど、個人的なイチオシは、鶏肉ですね」▲からっ鳥(左)と両国鳥幸(右)
鶏肉とビール、合うんだなぁこれが。仕事帰りには最高。
「『お肉の細道』に入っている、鶏肉専門の【からっ鳥】や【両国鳥幸】に、絶好のツマミがそろっていますよ」▲左は両国鳥幸「カリカリ皮串(塩)」(576円)、 右はからっ鳥「東京唐揚げ 和み(塩)」(100g 390円)
うわぁー、飲みたくなってきた!
お買い得! 限定ローストビーフ
「あともう1店だけ、いいですかね。もし夕方17時に東京駅に来るならぜひ寄ってほしいところがありまして」どこでしょう?
「ポール・ボキューズです」惣菜系?
「こちらのローストビーフは通常、100gで540円なんですが、夕方17時から限定数で125g 540円で販売しています」▲ポール・ボキューズ「ローストビーフ」125g 540円(通常は100g)。夕方17時からの限定販売(土曜日・日曜日・祝日は16時30分から)
なかなかのボリューム感じゃないですか!
「ただし、限定だけにすぐに売り切れてしまいますから、お買い得情報ということで」これ買って新幹線乗ったら、もう完全に勝ち組ですね。
太葉田さん、今日はありがとうございました。もう当分迷いません!
お店情報
大丸東京店
住所:東京都千代田区丸の内1-9-1 大丸東京店 地階 弁当・惣菜
電話番号:03-3212-8011(代表)
営業時間:平日10:00〜21:00、土曜日・日曜日・祝日10:00〜20:00
※GW中の営業時間については大丸東京店のウェブサイトを参照ください。
定休日:無休(元日を除く)
www.daimaru.co.jp
※この記事は2017年3月の情報です。
※金額はすべて税込みです。
撮影:石川真魚
取材協力:大丸東京店
書いた人:メシ通編集部
メシ通編集部です。 Twitter:@mesitsu
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