体験を伝える―『ガジェット通信』の考え方

面白いものを探しにいこう 本物を体験し体感しよう 会いたい人に会いに行こう 見たことのないものを見に行こう そしてそれをやわらかくみんなに伝えよう [→ガジェ通についてもっと詳しく] [→ガジェット通信フロアについて]

乳がん術後に意識したい日常生活の注意点 痛みが続くのは大丈夫?

乳がん術後に意識したい日常生活の注意点 痛みが続くのは大丈夫?
以前は「がん=死が直結する病気」というイメージを持っていたという方もいるかもしれませんね。

ですが現在の医療ではがんはしっかりと治療できる病気ですし、社会復帰を果たした方もいます。

そしてそのためには、乳がんの「手術後」が非常に重要なのです。

要チェック項目

□術後経過が良好であれば退院できる

□帰宅したらとにかくいろいろなことをしよう

□仕事に復帰しても無理せずに、食事は野菜中心にする

乳がんの手術後はなるべく早い退院を推奨される

実は手術を受けた後、もちろんリハビリなどはしっかりと行うのですが、ほとんどの患者さんはなるべく早く退院して帰宅することを推奨されます。

なにせ目指すべきは社会復帰ですからね。入院期間が長くなれば、それだけ元の生活に戻ることも難しくなってしまいます。

多くの患者さんは、手術をした翌日からリハビリを開始します。乳がんの手術では基本的には脇のリンパ節を切除することになるので、腕や肩付近が少し動かしにくいことが多いですね。

そのためまずは指をゆっくりと動かすことから始まり、徐々に肘~腕のリハビリを行っていきます。もともと腕に異常があって手術を受けたわけではないので、比較的すぐに元通りになっていくでしょう。

そして術後の経過が良好で、お医者さんが「日常生活に戻ることができる」と判断した時点で退院可能となります。

乳がん発覚前と同じような日常に戻るために

ちなみに「日常生活に戻ることができる」と判断するための目安には以下のようなものがあります。

食事

まずは食事が満足にとれるようになる必要があります。手術後は何かと吐き気を催すことが多いです。手術を受けたことによる体への負担もそうなのですが、乳がんによる不安という精神的な要素も十分にあるでしょう。

なので、退院するためにはまず食事がまともにできるようにならなければなりません。

手術直後からモリモリとご飯を食べられるという人はなかなかいませんが、水から徐々に鳴らしていき、しっかりとご飯が食べられるようになればOKです。

痛み

手術後はすくなからず痛みがするものです。入院中なら鎮痛剤などを服用できるのですが、退院後はそうはいきませんから。手術後はどうしようもないですが、本来は日にちの経過とともに痛みが引いていきます。

しかし中にはいつまでたっても痛みが引かない人もいるので、そういった場合はお医者さんへ相談してみましょう。

傷がふさがっているか

手術後の傷がふさがっていない時も、まだ退院はできません。

一般的には傷は術後24時間で傷がふさがり、1週間後には抜糸が行われるのですが、手術後すぐに体を動かそうとしてしまうと、また傷口が開いてしまって浸出液がにじみ出てきてしまうこともあります。

手術後に安静にしていればこの心配はほとんどありませんが、傷の処置が必要になってしまうと退院が遅れてしまうこともあるので、要注意です。

乳がん前と同じようにいろいろなことをしよう

さて退院してからは、実際の社会復帰を目指して生活していくことになります。ここでのアドバイスは「いろいろなことをしてください」ということですね。

乳がんの手術をした後というのは、肉体的な疲労感はもちろんあるのですが、それ以上に不安という精神面の影響が非常に大きく出てしまいます。

手術が終わってからも無事に社会復帰できるのか、再発してしまわないのか…乳がんの不安は尽きることはありません。

なのでまずは「いろいろなこと」をして、自分が依然と同じような生活を送ることができるということを自覚し、不安を消し去っていくことが大切になります。

身の回りのことをしよう

まずは自分の身の回りのことを、以前と同じように行うようにしてください。入院中は周りに人がいたため、ついつい頼りがちになってしまいですが、社会復帰のためにはまず自分のことは自分で行わなければなりません。

段階を決めて1つずつクリアしていくという方法をとるのがいいですね。まずはご飯を用意するところから始まり、掃除に洗濯、そして最後に入浴ができれば順調です。

実は入浴というのは意外と体力を使うので、退院直後の体には意外とつらかったりします。なのでお風呂に入ることができれば、少なくとも家のことで困ることはないでしょう。

1 2次のページ
Doctors Me(ドクターズミー)の記事一覧をみる
  • 誤字を発見した方はこちらからご連絡ください。
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちらから
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。