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「働き方改革」とか「生産性の向上」って具体的にどうやるの?アクセンチュアに聞いてみた

「そこに気付きましたか」みたいな顔をする大川さん。


「はい。率直に言って、若い現場の人から『この時間では仕事が終わらない』みたいな理想と現実の歪みの話は上がってきてます。重要なことは、トップの掛け声だけにとどまることなく、すべての社員が、自分ごととして本質を理解すること。改革の効果は出つつあるとはいえ、さっきも言った通りまだ道半ばです。働き方改革に近道はないんですね」


「そうでしょうね。僕もどうやったらもっと仕事減らしてサッカー見に行けるか試行錯誤中です」


「ただ、歪みが浮き彫りになり、上に報告されてきている時点で以前より一歩前進してるかな、と前向きに捉えてまして。

もちろんそういう報告があったら上司にヒアリングして業務体制を改善させたり、指導して是正するような体制を取っております。

それはいろんな数値にも明らかに現れていて、例えば私はエンジニア部門を統括しているのですが、10年前に比べるとエンジニアの離職率は大幅に減り、いまや業界平均も大きく下回るものになりました」


「ふむ。それはすごい」


「この、働き方に多様性を持たせようっていう動きは、結果的に会社の利益にも繋がるんですよ。採用って、やっぱりコストがかかるんですよね。採用して、研修して、現場に出るまで時間もかかると。

今いる人たちが辞めずに働ける環境であれば、その辺のコストはかからないわけですし。育児中の時短勤務も同じ考え方です。プロとして実績を積んだ人が、育児を理由に会社を辞めるのは、会社にとっても本人にとってももったいないじゃないですか」


「でも、それで実際みんな働かなくなって業績がガタガタになったりしてません?」

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