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【紳士のSNS講座】第25回 大物アーティスト来日ラッシュ! “昔からの音楽好き”を偽装する

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大物アーティストの来日ラッシュが続きますね。SNSで「意外と音楽好きの一面」をお自慢できる好機です。

昔から好きでドハマリしたアーティストについてであれば、もちろんなにも問題ありません。思いの丈を無邪気に、伸びやかにSNS上に書き綴ってください。「”好き”は”お自慢”を凌駕する」。・・・・・・今思いついた言葉です。

問題は、「有名な曲は知ってるが、それほど詳しくないアーティスト。でも結構好き」が来日した場合です。慎ましく、常識的なあなたならこう思うでしょう。「本物のファンに申し訳ないから、SNSで軽々しく触れるのはやめておこう」と。しかしこの連載では違います。せっかくの機会なので、積極的にいっちょ噛みしていきましょう。ポイントはいかに「浅いファンでないという偽装工作ができるか」。

では作例を見てみましょう。

■ポイント※①アーティスト名で「年季」をアピール

まず今回は、「大好きな音楽ネタだからついつい音楽好きな仲間向けに書き込んじゃった。内輪ネタでゴメン」という、一段上から厚かましく、やさしく見おろす気持ちになって書き込むことが重要です。そのために、一見、不親切ではありますが、アーティスト名やバンド名を略称で表記しましょう。

共通の趣味を持つ友達同士では、好きなアーティストをフルネームでは呼びません。「太宰」とか「三島」とか言っちゃうのと同じ。「普段から言い慣れてる感」をビンビン伝えます。たとえあなたに音楽好きの友達がいなかったとしても、です。

ポウイのロンドン展にしても、21年前のドゥーヒーにしても、投稿者は結局は行っていません。なんか「過去こうだった」という要素をまぶしておくことで、前からファンなんだよという主張はできます。ネットで調べれば30秒でそれらしい情報をゲットできます。そのひと手間があなたの投稿に血を通わせます。

■ポイント※②勢い余った欧文で煙に巻く

効果的に欧文を入れ込んで、洋楽っぽさを出しましょう。ここでは武道館を「BUDOKAN」と書くことによる、ビートルズ来日時のイメージを創出しています。あと「JAZZ」も巧妙ですね。もう興奮しちゃっておもわず欧文で書いちゃったよ感。無邪気さが伝わって好感度アップです。

一方、「ヒット曲ばかりじゃないステージに期待!」と言っていますが、具体的な曲名は書いていません。知らないんでしょうね。これなら誰にでも書けるのでオススメです。

■ポイント※③洋楽ファン歴を自然に付け加えてアピールしておく

「中1のオレに教えて〜」はいいフレーズです。
まず中1という年齢設定が絶妙。周りよりちょっと早めに洋楽に目覚めた感じが伝わります。そして、今のこの人の年齢を考えると、自然とファン歴もわかる。さらには「少年の心を忘れていないオレ」をさりげなく主張することができます。

■ポイント※④開催者目線でイベントを心配する

締めはアーティストの気持ちを斟酌する表現を入れておきます。アイドル業界では顕著ですが、ファンが嵩じると目線が開催者側に限りなく近づいていきます。そのファン心理をちょいと拝借することで、年季感にリアリティが増します。ときに親目線、ときに孫目線でイベントそのものの成功を心配する配慮を。これにて「浅いファンでないという偽装工作」完了です。

講師:武田篤典

何気ない所作のなかにある「モテ」を顕在化し、好評を博した『スマートモテリーマン講座』著者。SNSなど各種コミュニケーションにおける礼儀作法を研究する「武田流万(よろず)礼法」家元。

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