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ヒット作を連発! 10人から成る出版社「ミシマ社」

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ヒット作を連発! 10人から成る出版社「ミシマ社」
J-WAVEで放送中の番組「WONDER VISION」(ナビゲーター:平井理央)のワンコーナー「OPINION」。4月23日(日)のオンエアでは、ミシマ社の代表取締役を務める三島邦弘さんにお話を伺いました。

2006年に創業した総合出版社「ミシマ社」は、東京・自由が丘と京都に拠点を置いて活動を行っています。一昨年には、初の雑誌となる「ちゃぶ台」を創刊。一年に一冊のペースで発刊中です。

「ちゃぶ台」は、これからの時代の中で、大きなメディアでは拾えない新しい動きを載せたいという思いから作られた雑誌。創刊号では「移住×仕事」をテーマに、山口県の周防大島に、身寄りがないにも関わらず移住した人や、そこで農家をはじめて新しい文化活動を行っている移住者を特集。「今までにない就活」と題して、自分で新しい職業を作る人を追ったりと、そのほかにもさまざまな新しい動きを拾っています。

雑誌名の「ちゃぶ台」ですが、東京・京都の両方の会議室にある丸いちゃぶ台から社員たちが命名したのだとか。丸いちゃぶ台を会議室に置く理由について、三島さんは「大きな会議テーブルだと、上座に偉い人が座るなどして、権力関係が出てしまいがちですが、丸いちゃぶ台は誰がどこに座っても一緒で、上下関係がなくなり、みんなが意見しやすくなって、対立関係にならない」と説明してくれましたが、そんなミシマ社の社風が雑誌名に込められているのです。

実は雑誌「ちゃぶ台」の創刊を決める一週間前、三島さんは「ミシマ社では雑誌をつくりません!」と宣言したと言います。しかし、前述の周防大島の件や就活に悩んでいる学生などを目にして「実感として、新しい動きや可能性を若い世代に伝えないといけない」と感じ、手間や時間のかかる単行本よりも、すぐに情報を共有し、読んだ人の可能性を開くようなものにしたいといろいろ考えて雑誌に行きついた、と創刊の経緯も話してくれました。

会社メンバーの数は10人と、どちらかというと小さな会社に分類されるミシマ社ですが、ASIAN KUNG-FU GENERATIONの後藤正文さんの著書「何度でもオールライトと歌え」を筆頭に、映画監督の是枝裕和さん、ミュージシャンのCoccoさんらが信頼を寄せて本を出版しています。そんなミシマ社は「一冊入魂」を掲げています。

「社員10人全員が、一冊一冊が届くことによってなんとか生活ができているので、キャッチフレーズでも何でもなくて私たちの実感なんです。できる限り『おもしろい』という可能性を一冊に閉じ込め、生に近いような熱量を読者に届けることで、出版社と読者との距離を最短にしています」(三島さん)

そして、未来へのビジョンを「僕は紙の本で育ってきたので、日本中の人たちが隙間時間に、スマホじゃなくて本を読んでいる絵を見てみたいと思っています」と語る三島さん。

おすすめの本として同社の「コーヒーと一冊」というシリーズをリコメンドしてくれました。100ページ前後でコーヒー一杯飲んでいる間に読み終える一冊といい、iPhoneよりも軽く作られているので「本が苦手という人にもぜひ読んでほしい」とすすめてくれました。

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【番組情報】
番組名:「WONDER VISION」
放送日時:毎週日曜 6時−9時
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/wondervision/

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