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世界最大のテック系イベントSXSWに広報部員が突撃取材。波動拳を体得しました

SXSW(サウス・バイ・サウス・ウエストと読みます)、みなさんは知っていますか? 毎年3月にアメリカ、テキサス州、オースティンで開催される、世界最大級のテックのお祭りです。2007年にTwitterがブレイクしたことでも知られ、最先端のテクノロジー企業、イノベーター、投資家が集まります。名だたるサービスを輩出してきたイベントということで、以前から一度参加してみたい!と思っていたSXSW。今年はT&S編集部員の大ちゃんと一緒に取材に行かせてもらうことになりました。

最新のデジタルテクノロジーが集う”音楽フェス”、「SXSW」とは?

それではさっそく、SXSWで見つけてきたものについてご報告します!

KDDI ∞ Labo卒業生! 「電玉」がSXSW進出!

KDDIがベンチャービジネスを支援するために設けたプログラム「KDDI ∞ Labo(無限ラボ)」。この第9期の卒業生で、成果を発表するDemo dayでは、オーディエンス賞を獲得した電玉がなんと日本から遠く離れたオースティンの地でブースを出していました。

電玉は、高齢者のコミュニケーションを変えたいという思いから生まれたそうです。「昔のおもちゃで孫や子どもと遊びたいのに、なかなか一緒に遊んでくれない、という方が多いことがわかりました。そこで、伝統あるけん玉をIoT化することを考えました」と、電玉代表の大谷さん。

けん玉の競技人口は、日本だけで300万人。実は世界中でブームになっており、けん玉の世界選手権でもトップ10は米国人なんだそうです。(大谷さんは世界ランク300位らしい・・・・・・)。なるほど、確かにブースにはたくさんの子どもたちの姿が!

この電玉、専用のアプリと連動して世界中のけん玉プレイヤーと遊ぶことが可能です。さらに、2017年3月16日よりクラウドファンディング(Kickstarter)で資金調達開始しています。大谷さんは「SXSWで世界中の人たちに見てもらい、拡散されることで、ゆくゆくは日本に逆輸入をするかたちでムーブメントを起こしたい」とのこと。電玉の今後の動向、目が離せませんね!

【検証】「けん玉」がIoTで「電玉」に進化!? アメリカ人トップ・プレイヤーを召還して開発チームがガチバトル!

大ちゃんと電玉代表の大谷さん。ブースには電玉を楽しむ子どもたちが集まっていました

障がいをもつ人の気持ちがわかる、障がいを助けてくれるサービスも

「吃音(きつおん)」って知っていますか? 「吃音」とは、言葉がうまく出せなくなってしまう症状のことです。原因は不明ですが、不安や緊張などの心理的影響が強いと考えられてるそうです。

今回、東京大学のチームが「STACHA」というサービスを発表していました。「STACHA」は健常者が装着して、吃音症の方の気持ちを理解できるようになるデバイスです。専用の機械を首もとに近づけるだけで声が出にくくなります。

開発者ご本人も幼いころから吃音に苦しんでいたそうで、その苦しみを少しでも理解してほしいということで、このサービスを思いついたそうです。

吃音症の方はアメリカで7,000万人、日本では120万人いるといわれており、ニーズはとてもありそうです。

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