欅坂46の振付師TAKAHIROが大切にしている事

access_time create folderエンタメ

欅坂46の振付師TAKAHIROが大切にしている事
J-WAVEで放送中の番組「SEASONS」(ナビゲーター:マリエ)のワンコーナー「ESTEE LAUDER MAKE TOMORROW BEAUTIFUL」。4月15日(土)のオンエアは、ダンサーで、欅坂46の振り付けも担当しているTAKAHIROさんをお迎えしました。

TAKAHIROさんは18歳のときに独学でダンスをはじめ、23歳で渡米。ニューヨークで実力を磨くなか、現地のメディアでも取り上げられ、「Newsweek」では「世界が尊敬する日本人100人」に選ばれたほか、マドンナの専属ダンサーとしてワールドツアーにも参加しました。

現在、TAKAHIROさんは、欅坂46のパフォーマンスを担当していることでも注目を浴びています。欅坂46のデビュー作の「サイレントマジョリティー」から4枚目のシングル「不協和音」まで、カップリングも含めると20曲ぐらいの振り付けを担当しているそうです。

まずは、欅坂46の振り付けを担当することになった、いきさつを教えてもらいました。「僕が振り付けをしていた舞台を、欅坂46のディレクターの方が見に来ていて、声をかけてもらったんです。しかも、一日だけ撮影できる日があって、この日に空いていたらお願いしますって言われて、偶然その日だけ空いていて。タイミングを感じましたね」(TAKAHIROさん、以下同)

デビュー作「サイレントマジョリティー」は歌詞が非常に強くて驚いたとか。

「毎回、メンバーとディスカッションしながら、世界を作り出しています。歌詞は秋元康さんが、メンバーが思っていることを歌詞にしたもので、その歌詞をもって振り付けをするので、彼女たち自身の心の声を形にしていきます。振りの中には難易度が高いものもあるけれど、どうやったらこの強い歌詞を表現できるかを考え、そこへの妥協はないと思っています」とのことでした。

また「表現力」を教えることについて聞いてみると「表現力を教えるのは難しいし、与えるものではなくて能動的なものだから、作品を自分のものにして、自分の声で歌って表現していくと、そこに目力が宿るんです。彼女たちは、アイドルでありながら表現者なんだと、近くで見ていて尊敬します」とのことでした。

さて、TAKAHIROさんといえば、マドンナの専属のバックダンサーでもありました。いろいろな方々と仕事をする際に気を付けていることは「自分を持つことが大事」だそうです。

「海外だと特に『自分がどんな人間なのか』表現で見せられることが大事です。振りは隣の人と一緒じゃないといけないけど、その人のパーソナリティーが大事にされるんです。僕は、アメリカに行ったからアメリカ人っぽくなったわけではなくて、日本人であり続けました。アメリカ人の前でもお辞儀をしたりして。相手に伝わって仲良くなれるので」と語りました。

最後に、ダンサーを目指す人たちへのメッセージをお願いすると「自分の目の前のものに向き合って欲しいです。あとは周りの人から『君ってダンサーだよね』って言ってもらえるよう行動し続けること」と激励しました。

※PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。

【番組情報】
番組名:「SEASONS」
放送日時:毎週土曜 12時−15時
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/seasons/

  1. HOME
  2. エンタメ
  3. 欅坂46の振付師TAKAHIROが大切にしている事
access_time create folderエンタメ
local_offer

J-WAVEニュース

J-WAVE 81.3FMでオンエアされた話題を、毎日ピックアップしてお届けしています。

ウェブサイト: https://news.j-wave.fm/news/

  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。