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アウスゲイル、Spotify Japanで行った新作試聴会&サプライズ・ライブをレポート

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アウスゲイル、Spotify Japanで行った新作試聴会&サプライズ・ライブをレポート
 アイスランドの若きシンガーソングライター、アウスゲイルが2017年4月13日にSpotify Japanのオフィスで最新作の試聴会を行い、サプライスでライブ・セッションを披露した。
 本イベントは、4月28日に日本先行リリースされるアウスゲイルの2ndアルバム『アフターグロウ』のプロモーションを兼ねたもので、会場には抽選で選ばれたラッキーな約20名のファンと関係者が集まった。世界中に約1億人以上の会員を持ち、ここ日本では昨年の秋にローンチしたばかりの音楽ストリーミング・サービスであるSpotifyの簡単な説明が行われると、アウスゲイル本人が登場。前日に到着したばかりだという彼は朝食を東急ハンズで食べたことを明かし、今夏2度目の出演を果たす【FUJI ROCK FESTIVAL】への意気込みや前回出演した際に日本の田舎を見れたことがスペシャルな体験だったと話した。
 試聴会で1曲目に披露されたのは、ピクシーズの「Where Is My Mind?」の壮大なカヴァー。以前ニルヴァーナの「Heart-Shaped Box」を取り上げたことを引合いに出し、2曲とも原曲のプロダクションがなくても一本立ちできる曲だったことから、ピアノのループを制作し、スローなビートへ変えていき、自分流のプロダクションを施したと話した。また、曲中の「Yeah」という部分はアウスゲイルのギタリスト/コラボレーターで、この日も同行していたユリウスの声が使われていることを明かした。
 次に披露されたのはアコースティック・ギターとピアノの調律が、アウスゲイルの透明感あふれる歌声と絶妙にマッチする「New Day」。アルバムの中で特に「フォーキーで高揚感のある」曲だと説明し、6年前から構想をしていて2015年に完成させたとのことだ。詞は、前作に携わっていたアウスゲイルの父によるもの。3曲目の「Nothing」は哀愁漂うメロウなナンバーで、曲を書きながら、ほぼ同時にレコーディングしたと話した。ラストに披露されたのはエレクトロニック・ビートを大胆に取り入れた意欲作「Underneath It」で、自身にとって初の要素が多く取り入れた実験的なナンバーで、いくつかのバージョンが存在し、完成させるの時間がかかった曲だと打ち明けた。
 そしてSpotifyのアウスゲイルのアーティスト・ページで確認できるプレイリスト“Listening To Now”について、ボン・イヴェール、ジェイムス・ブレイクやシガー・ロスが名を連ねる前半は自分を形成するような楽曲たちで、アルト・ジェイ、テーム・インパラなどが並ぶ後半は新作の制作中に聴いていた楽曲だと説明。中には、ジョン・ホプキンスを彷彿させる、アレックス・バンクスの名もあり、意外なセレクションから、彼の幅広いアーティスト性を垣間見れる一幕も。さらには、地元アイスランド出身で、アイスランド語で歌う新進気鋭アーティスト、モーゼス・ハイウォーターなど、日本のリスナーには馴染みのない新たなアーティストと出会えるきっかけにもなった。そして司会者に今後もプレイリストを更新してくれるか問われると、「もしかしたらね…言われたらやるよ」と笑みを浮かべて返答し、観客の笑いを誘った。
 その後、観客とのQ&Aセッションが和やかに行われ、ラストはサプライズでライブ・セッションをユリウスとともに披露。新作から先行トラックとして公開されている「Unbound」と「Stardust」は、ギターのみの演奏で新たな深みをおび、観客一同その情緒的な歌に聞き惚れた。そして日本でも大ヒットとなった「King and Cross」のアイスランド語ヴァージョンとなる「Leyndarmal」でセッションを終え、ファンからの暖かい拍手に包まれ、会場を後にした。
 リラックスした雰囲気で、音楽の創造プロセスやインスピレーション減についてアーティスト本人から直に話が聞ける貴重な機会となった今回のイベント。今後もSpotify Japanでは、同様の取り組みが継続的に行われるとのことなので、ストリーミング・サービスともども是非注目してきたい。
写真提供: Spotify Japan
◎リリース情報
『アフターグロウ』
アウスゲイル
2017/4/28 RELEASE
2,490円(plus tax)

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