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福島原発事故調査委員会・第4回委員会「原子力についての知見を持たない方が原子力安全・保安院長を務めておられるんでしょうか?」

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国会事故調第4回委員会イラスト

2月15日、東京電力福島原子力発電所事故調査委員会(国会事故調) 第4回委員会が衆議院で行われました。尚、本委員会はフリーやブログメディアの撮影は排除され、記者クラブ所属メディアのみが撮影を許される形となりましたのでイラストをつけておきます。
参考人として招致された前原子力安全・保安院長 寺坂信昭氏への質疑応答が行われましたが、中でも野村委員が驚きの声を上げる場面がありました。抜粋動画と書きおこしです。 記事・イラスト ネコ好き記者



(以下敬称略とさせていただきます)
野村:「保安院長としての役目をお伺いしたいんですけれども、当時は規制庁のトップとして官邸の中にずっと詰めておられたということでよろしいんでしょうか。」

寺坂:「いえ、違います。当初11日の緊急事態宣言が出されて、官房長官の記者会見がありまして、そのときまでは官邸にいましたが、そのあとは原子力安全保安院に戻っております」

野村:「それはどなたかの命令で戻られたのですか?」

寺坂:「いえ。私と次長との相談の上で、私が保安院に戻り平岡次長に官邸に残ってもらいました。」

野村:「次長のほうが官邸に行かれた理由は?院長のほうが官邸にいるべきではなかったのでしょうか?」

寺坂:「最初は私が官邸に行ったのですが、途中で次長も官邸に来ていることを知りました。保安院のところに私も次長もいないということになりますので、どちらかが保安院に戻って、どちらかが官邸に残らねばならない。私はどうしても事務系の人間なので、これだけの大きな事故ですから、技術的な知見も必要になってくる。私が官邸に残るよりも、技術的なことが分かる人間が残ってもらったほうがいいと私自身が判断して、保安院のほうに戻った次第です。」

野村:「あの…、私はちょっとびっくりしているんですけども、原子力の規制行政庁のトップは原子力についての知見を持たない方がなっておられるということなんでしょうか。」

寺坂:「知見といいましょうか、原子力工学その他理科系の学問をつんで原子力安全行政をずっとやってきたわけではないということで、もともとは事務系の人間でした。次長になったときに、初めて原子力安全行政を担当したということでございます。」

[記事とイラスト:東京プレスクラブ ネコ好き記者]

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