ガジェット通信 GetNews

見たことのないものを見に行こう

人生で初めてぶつかった「努力してもコントロールできない壁」。妊活が教えてくれたこと

DATE:
  • ガジェット通信 GetNewsを≫
f:id:akasugu:20160829164102p:plain

結婚してすぐ赤ちゃんがほしいと思っていた私。

生理もピッタリ来るし、すぐ妊娠出来るだろうと思っていました。

しかし、期待と裏腹に毎月生理がやってきて、自分が不妊症ではないかと不安が大きくなっていきました。

このまま何もしないでいるのはダメだと思い、結婚後半年で不妊治療専門の病院へ。

3ヶ月ほどかけて夫婦で不妊検査をしましたが、お互いに異常なし。

かえって「問題ないのになんで出来ないの?」とひとりで悩み、1日何時間もネット調べては、「今回はきっとタイミングが悪かったんだ」「卵菅造影検査をしたらきっと大丈夫」などと、原因を勝手にあれこれ考えていました。

結婚して退職後、旦那のところに引越してきた私は、近くに両親も友人もいませんでした。

子供の多い団地のなかで子供のいない専業主婦は肩身が狭いもので、パートもしていましたが、「大した稼ぎもないのに、子供もいなくて毎日ぐうたらしてる自分」と、ひとりで思い詰めていきました。 関連記事:しばらくは夫婦の時間を過ごして子供はそれから…と思っていたら。医師からの助言で妊活開始!

結婚して半年くらい経つと「子供はまだ?」と聞かれることも増えてきて、「人の気も知らないで!」「妊活の努力もしたことない人が!」とイライラしたり、急に悲しくなったりすることも増えてきました。

そんななか、唯一の近所の知り合いが妊娠。最初は本当におめでとうと思いました。

しかし、妊娠してからもお酒を少し飲んでいること、妊娠初期なのに旅行三昧で遊んでいることを知り、「どうしてあの子に出来て私には出来ないの?」「私だったらもっと赤ちゃんを大事にするのに」と、何の努力もなくすぐに赤ちゃんが出来た羨ましさと悔しさで、自分が狂ったのではないかというくらい泣きました。

他人のことなんだから放っておけばいいのに、こんなにも恨めしく思う自分が怖くて悲しくて、でもどうしようもなく、気持ちを整理出来ないまま時間だけが過ぎていきました。

学歴も仕事も、今まで努力して、ある程度納得いくものを手にしてきました。

しかしこんなにも、努力でどうにもならないことがあるんだと妊活して気づかされました。

一通り悩んで泣いて、徐々に「赤ちゃんは授かり物、自分でコントロール出来るものではないんだ」と諦めがついてきました。

不妊治療の病院に行くのも辞めました。

「自分は大した稼ぎもないけど、与えられた環境のなかでささやかに頑張ってるんだ」「ぐうたら寝ることも悪いことじゃない」と、だんだん自分を認めてあげられるようになった頃、妊娠がわかりました。

結婚からちょうど1年たった頃でした。 関連記事:あきらめたら妊娠するって本当かも…?神頼みや治療で溜めていたストレスにさよなら

振り返ってみても、妊活中は本当に辛かったです。

人と比べること、羨むことばかりしてしまい、自分で自分を追い詰め続けた日々でした。

しかし妊活のおかげで、改めて自分を知ることが出来たし、赤ちゃんが来ることのかけがえのなさを知ることが出来たと思っています。

出産までまだまだ長いですが、1年かけて授かったいのちを、大切にしていきたいと思います。

著者:わかめ

初マタの主婦。趣味は映画。

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。

関連記事リンク(外部サイト)

2度の流産を経て
年齢は嘘をつかない!・・・残念ながら
子は授かりもの

赤すぐnet みんなの体験記の記事一覧をみる ▶
  • 誤字を発見した方はこちらからご連絡ください。
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちらから
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。