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資格を取るための「参考書・問題集」の選び方・使い方とは?――「資格の大原」元講師が教える“合格勉強法”

新年度が始まり、「今年こそはあの資格を取るぞ!」「今年こそは●●をマスターするぞ!」と意気込んでいる方も多いのではないでしょうか?しかし、いざ始めようと思っても、まず何から始めればいいかわからない…やっと勉強の計画が立ったと思ったら、教材選びに一苦労…そんなことをしている間にどんどんやる気が失われていく…なんてこと、あると思います。

そうならないために今回は「資格の大原」でおなじみ、大原学園で講師を務めた経験をお持ちで、『30代で人生を逆転させる1日30分勉強法』著者でもある石川和男さんに、失敗しない社会人の勉強法、特に、資格を取るための「参考書・問題集」の選び方・使い方について教えていただきます。f:id:k_kushida:20170410102155j:plain

ネットを見ても書店に行っても「社会人の時短術」や「30代逆転の勉強法」など、時間管理や大人の勉強法が溢れています。それらの情報を読むことによって、時間を確保する方法も、勉強したい方向性も、取りたい資格も見つかり、勉強術のノウハウも分かった。しかし、いざ勉強をスタートしようと思っても、どの参考書がいいのか、どの問題集のどこから開けばいいのかなど、進め方が分からない方も意外に多いのです。

資格学校では最初に「勉強の仕方」のガイダンスを行います。どんなに時間をかけても、間違った方法で勉強したのでは、せっかくの努力が無駄になってしまいます。

今回は、独学で資格を取得したいという方へ、資格学校で培ったノウハウを「家庭教師」のつもりでお教え致します。

気持ちは整った! さて、次の一手は?

大型書店に行くと、資格取得の書籍が数多く並んでいます。行政書士の資格を取りたい! 今年こそ税理士試験にチャレンジしたい! 将来独立するために司法書士の勉強をはじめたい! こんな熱い思いを持って書店に行っても、一体どの参考書、どの問題集を選べばよいのか、何冊必要なのかなど、迷われる方も多いかと思います。

では、何をどう選べば良いのか? どの資格試験を勉強するにしても共通の書籍選びの法則があります。

それは「参考書、問題集、過去問各1冊の法則」です。

書店で参考書を選ぶ場合に、その資格の知識がないために、どの参考書が売れているか分からなかったり、大手専門学校ごとに参考書を出版していて迷ったり、買わなかった参考書から出題されたらどうしようといった不安に襲われたりすることもあると思います。

結論を言うと、立ち読みに時間をかけ、一番自分に合う参考書を買うのがベストです。まだ見ぬ専門用語が載っているため簡単に読み進むことはできないかもしれません。しかしその中でも、言葉が平易に書かれていて読みやすいか難しく書いてあって分かりづらいか、縦書きと横書きがあるが自分が読みやすいのはどちらか、カラーか一色かなど、検討していくうちに自分にあった参考書が見つかるはずです。ここでは値段で比較することはしないでください。何百円の違いで、合否に影響を及ぼすなんて、もったいないと思いませんか?

また、一方の参考書に載っているものだけが出題されることもありません。どの参考書も出題範囲に沿って作られているため、合格点に達するだけの情報は盛り込まれています。

受験日までという限られた時間のなかで勉強しているため2冊以上の参考書は消化不良をおこす場合があり、おすすめできません。また同じ参考書を暗記するほど何度も読みこんだ方が、新たな参考書に改めてマーカーをひくなどするより効率的です。

その代わり問題は数多くこなします。色んな角度から様々な問題を解いていくことが記憶の定着に良いからです。ただし問題集も参考書と一緒で最初は1冊です。しかもなるべく薄いものを購入します。試験範囲の問題を一通り把握することが重要であり、1冊終えることで達成感も得られます。また人は忘れる生き物です。何度も繰り返し解き、徐々に解ける問題を増やしていくのです。その問題集が完璧に解けるとなったら次の問題集を購入します。書棚に終わっていない問題集があると焦ってきます。また試験までに終えなければ購入した問題集も無駄になります。経済的な理由からも、自分のものになってから次の問題集を購入するようにしましょう。

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