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「白シャツはあらゆるもののベースになる」J.Crewを退社するジェナ・ライオンズが教えてくれたこと

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先日、J.Crewのプレジデント兼エグゼクティブ・クリエイティブ・ディレクターのJenna Lyons(ジェナ・ライオンズ)がその職を離れることがわかりました。

今年12月まではアドバイザーとして会社に残るものの、「Business of Fashion」によれば、J.Crewのミッキー・ドレクスラーCEOは「彼女には新たなことに取り組む予定がある」と語っています。

学校を卒業後、J.Crewに入り26年間勤め上げた

ジェナはパーソンズを卒業後、J.Crewに入り、「誰かのアシスタントの、そのまたアシスタント」から始めて26年間勤め上げてきました。

とくに、2003年にCEOに就任したドレクスラー氏に才能を見出されてからは、ベーシックなアイテムのカタログ販売が中心だったJ.Crewのデザインを大きく変えて、いまの楽しい、愛されるJ.Crewを作りあげてきました。

J.Crewさん(@jcrew)がシェアした投稿 – 2016 1月 30 4:15午後 PST

2008年にはジェナがエグゼクティブ・クリエイティブ・ディレクターに就任し、J.Crewの顔としてジェナ自身のスタイリングが大きく注目されるようになりました。

お金をかけなくても、とびきりのお洒落ができることを証明してくれた

「Fashionista」ではジェナがファッションについて教えてくれたことを振り返り、

・ナードな眼鏡のクールさ

・ストライプもスパンコールも、何にでも合うこと

・ステートメントスカートをシンプルなトップスと合わせればドレスよりクールになること

・白いボタンダウンシャツはあらゆるもののベースレイヤーになること

などとまとめています。

J.Crewさん(@jcrew)がシェアした投稿 – 2016 4月 25 2:50午後 PDT

J.Crewのようなマーケティングブランドでデザイナーが前面に出ることはまれなこと。でも、ジェナはドラマ『GIRLS』にも出演するなど、ますます有名になっていきました。

そんなセレブなステータスもあり、ハイブランドだって好きなだけ買えるであろういまでも、ジェナはたいていJ.Crewの服を着ています。

「お金をかけなくてもお洒落はできる」ってよくいいますが、「そこそこお洒落」程度じゃない、大人としてのとびきりのお洒落だってJ.Crewでできることをジェナは日々発信してきました。

201704110_jena_top.jpgといってもジェナは、J.Crewが元々持っていたベーシックなスタイルを無視したわけじゃありません。むしろアメリカンカジュアルのベースをしっかり活かしながら、それをより今の気分に合ったものへとアップデートしていました。

20170410_jena_05.jpg20170410_jena_06.jpg20170410_jena_03.jpg20170410_jena_04.jpgみんなが持っているTシャツやデニムの着方をちょっと変えるだけで一気にお洒落が楽しくなる、そんな提案が多くの人に受け入れられたのだと思います。

持病のため入れ歯をしていることを、気さくにカミングアウト

またジェナは人柄もとてもポジティブでオープン。

生まれつき色素失調症という遺伝子異常があり、髪や歯が抜ける症状があるためにずっと入れ歯をしているそうですが、そのこともインタビューで気軽に話しています。

また以前は男性と結婚して男の子を生んでもいるのですが、現在のパートナーは女性であることも公表。そんな気さくさも、J.Crewのメンバーを引っ張り、元気なブランドを作る原動力となっていたはず。

ジェナの退社は、新しいプロジェクトに向けた前向きな一歩

ただ「New York Times」によれば、ここ数年のJ.Crewの業績は思わしくなく、売上は2年連続で下がり、破産するのではないかという噂まで流れています。

たしかにつねに大幅なセールをしていて、わりとベーシックなアイテムが定価の半額以下、みたいなケースもよくあります。それはそれでうれしいことなんですが、セール価格が実質的な定価になっているせいなのか「クオリティが下がった」という声もよく聞きます。

でもジェナの退社は責任をとっての辞任などではなく、彼女自身の新しいプロジェクトに向けた前向きな一歩です。

どんなことに取り組もうとしているのかはまだ発表されていませんが、J.Crewという枠の外に出て、ますますのびのびと、ジェナらしさを見せてくれることを期待しています!

[Business of Fashion, Fashionista, New York Times, New York Times]

写真/gettyimages

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