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社会的ニーズから読み解く!仕事に繋がる!役立つ!資格10選 (前編)

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仕事につながりやすい資格とは、つまりは世の中に求められている資格。社会の動きから今、どんな資格をもつ人が必要とされているのか、ケイマナニュース編集部が注目する「仕事につながる」資格を2回に分けて5資格ずつご紹介します。まずは前編をお届けします。

通訳案内士

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インバウンド・オリンピック需要とともにニーズ大の国家資格

インバウンドとは、訪日外国人旅行のこと。日本政府観光局(JNTO)の調査では2016年に日本を訪れた外国人旅行者は約2400万人と過去最高を記録。この10年で約3倍に増えています。背景にあるのは、外国人旅行者を増やし、日本を観光立国にしようという政府の施策により、さまざまな振興策がとられていること。

そんななかでニーズが増えている資格が、通訳案内士です。日本を訪れる外国人を案内して報酬を得るために必要な国家資格です。国家試験の受験資格の制限はありませんが、合格には語学力のほか、日本に関する幅広い知識が求められるので、スクールの受験対策講座で学ぶのが近道。資格取得後は旅行代理店などと契約して、フリーの通訳ガイドで働く人がほとんど。2020年に東京オリンピックを控え、資格取得者のニーズは今後ますます高くなっていくでしょう。

取得までの期間の目安

1年~

ペットシッター関連の資格

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猫人気でさらなるニーズが期待できる!

ここ数年の猫ブームで、その経済効果は2兆円を超えるともいわれています。飼育数をみても猫は人気上昇中。一般社団法人ペットフード協会の「2016年 全国犬猫飼育実態調査」によると、推計飼育数は犬が987万8000匹、猫は984万7000匹と、猫が犬に迫りつつあります。犬と猫の飼育数は、2012年には約179万匹の差があったのが、犬の飼育数が年々減少し、約3万匹差にまで縮まったのです。近い将来には、猫が犬を逆転するかもしれません。

こうした猫人気を受け、要注目の仕事が、飼い主の留守中にペットの世話をするペットシッター。「猫は家につく」といわれているように、猫は住み慣れたところから環境が変わることを嫌がる傾向が強いとされています。そのため、飼い主が旅行などで留守にする際、愛猫をペットホテルに預けるよりも、家でペットシッターにケアしてもらいたいというニーズがあるのです。

そんな飼い主から専門家として信頼してもらうためにも、ペットの栄養、しつけ、疾病予防など幅広い知識を身につけ、その証明となる資格を取得しておきたいもの。資格は複数の団体が認定制度をもっていて、各団体の認定スクールで学ぶことで取得を目指せます。

取得までの期間の目安

6ヵ月~

介護職員初任者研修(ホームヘルパー)

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超高齢社会の日本で介護の専門家はますます必要に

総務省統計局の発表によると、日本の総人口のなかで65歳以上の高齢者が占める割合(高齢化率)は27.3%(2016年9月)と過去最高になりました。4人に1人が高齢者という超高齢社会となっています。日本の高齢者の人口は今後も増え続けると予測されており、2025年には高齢化率は30%を超えると見込まれています。つまり、この先、10年以内には3人に1人が高齢者という時代に突入してしまうのです。

それに対し、ますます求められるのが、介護のエキスパート。国では高い専門性をもつ人材の育成を目的に、国家資格の介護福祉士取得へとステップアップをしていけるよう、資格制度の改正を進めています。そのなかで基礎的な資格と位置付けられているのがこの資格。これまでホームヘルパー2級研修として行われていたもので、2013年から「介護職員初任者研修」という名称に変わっています。全課程修了後、筆記による修了評価を経て資格取得となります。資格取得後の就職先は幅広く、介護サービス会社や社会福祉協議会などに所属して高齢者の自宅へ出向く訪問介護員として働くほか、老人ホームやデイサービスセンターなどのケアスタッフとして働くことも可能。

取得までの期間の目安

3ヵ月~

情報処理安全確保支援士

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2017年スタートの新国家資格。サイバーセキュリティに関する専門技能の証に

近年、官公庁や企業などのコンピュータシステムを狙ったサイバー攻撃が急増しています。総務省所管の国立研究開発法人・情報通信研究機構の調査結果によると、2016年に日本に向けられたサイバー攻撃は前年の2.4倍の約1281億件と過去最高を記録。インターネットの情報通信技術は社会経済活動を支える重要な基盤とあって、国を挙げてサイバーセキュリティ対策の強化に取り組み中で、そうした一環で2017年から始まる国家資格が情報処理安全確保支援士。サイバーセキュリティに関する実践的なスキルをはかる試験(受験資格の制限はない)に合格し、登録をすることで情報処理安全確保支援士と名乗ることができます。

資格取得者後は、継続して所定の講習を受け、セキュリティに関する最新の知識・技能を学ぶことが義務づけられていますが、その背景にはサイバー攻撃が年々巧妙で悪質化しているという現実があります。ひとたび被害に見舞われると、企業は深刻な打撃を受けてしまうため、資格取得者は情報セキュリティの専門技術者としてスキルをバージョンアップしていくことが求められるのです。このように重要な役割を担うことになりますが、情報通信や情報サービス会社などでエキスパートとして活躍が期待されます。

ここ最近、あらゆるものがインターネットにつながるという「IoT(Internet of Things)」の技術を用いた家電や自動車、住宅などの開発が進められています。こうしたIoT関連機器の運用についても、サイバーセキュリティ対策が急務となっているので、資格取得者のニーズはますます広がっていくでしょう。

取得までの期間の目安

3ヵ月~

仲人士(マリッジアドバイザー)

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男女の出会いをサポートする専門家。少子化問題の解消にも貢献

仲人士とは、結婚を望んでいる男女の出会いの機会を提供し、結婚へと導いていくプロ。結婚という人生を左右するライフイベントのきっかけ作りに関わるという、責任のある仕事です。結婚希望者とのコミュニケーション力はもちろんですが、適切なアドバイスをするためのカウンセリング技術や出会いをプロデュースするイベント企画力、個人情報保護法や消費者契約法といった法律の知識が必要となります。そうしたスキルをもつことの証明になるのがこの資格。所定の集中講座で学び、試験に合格すれば資格を取得できます。

年齢は関係なく、元手をかけずに開業できるのが利点。パソコンさえあれば活動できるので自宅開業や副業としても向きます。

資格があることは取得者本人にとっては自信に、また結婚のパートナーを探している男女にとっては「この人ならば」と安心して相談することができるでしょう。婚活ブームの今、ニーズが期待できる資格となっています。

もうひとつ、仲人士の仕事で注目したいのは、少子化の要因のひとつである非婚化を食い止めることにもつながり、社会的にも貢献度が高いということ。少子化の影響で人口減少に悩む自治体は多く、そうした自治体と連携して婚活支援事業を行い、地域振興に尽力する仲人士も増えています。

取得までの期間の目安

1日

いかがでしたか?仕事に繋がりやすい資格として5資格を紹介しました。残りの5資格は、記事後編でお伝えします! f:id:keimanahensyu:20170404163414j:plain小林裕子(こばやし ひろこ)

フリーランスライター。「人と仕事」をテーマに、幅広い角度から取材・執筆活動を行っている。なかでも長年にわたって手がけている分野が「資格」。600種以上の資格を紹介する資格専門誌『稼げる資格』に創刊号から20年以上関わる等、さまざまな資格団体や資格取得者への取材を重ねてきた。「取得した資格をどう活かすかは、社会の変化とともに変わるもの」を信条に、これからも「資格」と向き合っていきたいと考えている。

構成/文 ケイマナニュース!編集部 取材・文/小林裕子(小林編集事務所)

※「取得までの期間の目安」は、取得までの勉強期間です。各団体、資格取得者への取材などをもとに、「ケイマナニュース」編集部が算出しています。これらはあくまで目安ですので、個人差があります。

※この記事は2017年3月時点の情報をもとに作成しています。

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