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メルセデス・ベンツ Eクラスの中古車は旧型よりあえて「旧々型の後期」を推す3つの理由

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▲まだ比較的新しいといえる「旧型の前期」より、年式的には少々古くなるこちら「旧々型の後期」の方が、いろいろ考えると得策である可能性も?

▲まだ比較的新しいといえる「旧型の前期」より、年式的には少々古くなるこちら「旧々型の後期」の方が、いろいろ考えると得策である可能性も?

「最新」でも「クラシカル」でもない旧型前期の微妙な立ち位置

昨年夏に登場した現行メルセデス・ベンツ Eクラスの中古車流通がいよいよ本格化してきた影響で、旧型Eクラス前期型の相場がグッと下がっています。具体的には車両価格180万~230万円付近でまずまず好条件な1台が探せる状態。「なるほどそれはお買い得だ!」ということで、旧型前期のメルセデス・ベンツ Eクラスを買おうと考える人もいるかもしれません。

もちろんそれはそれでナイスな買い物と思いますが、「……でも、ちょっとどうだろうか?」と思う部分がないわけではありません。なぜならば、旧型メルセデス・ベンツ Eクラスの中でもその前期型は今、若干ですが「中途半端な時期にある」とも思えるからです。

Eクラスに限らずメルセデス・ベンツのような高級車の場合、一般的に言ってステキに感じられるのは「最新モデル」または「最新に比較的近いモデル」か、その真逆に位置する「クラシカルな年代のモデル」ではないかと思います。

前者はなんとなく威張りも利いて高性能で、そしてハッキリ言ってお金持ちに見えます。そして後者は、性能自体はさほどでもありませんが、風格というか味わいといいますか、そういったものが満点であるため「かなりセンスがいい感じ」です。そしてもちろん、運転する際にも独特のクラシカルな味わいを感じ取ることができる楽しい車です。

しかし、旧型Eクラスの前期型は……まぁモノの見方は人によって違うので断定的なことは言えませんが、「威張りが利く最新ではなく、かといってクラシカルな味があるわけでもなく……」という、ちょうど微妙な時期にも思えるわけです。もちろん、いまだ「いい車」であることは間違いないのですが。

▲こちらが、16年7月に登場した現行型メルセデス・ベンツ Eクラス。何かと高性能なのはもちろんですが、そのたたずまいとデザインもかなりイケてる感じです

▲こちらが、16年7月に登場した現行型メルセデス・ベンツ Eクラス。何かと高性能なのはもちろんですが、そのたたずまいとデザインもかなりイケてる感じです

▲で、こちらが09年5月~13年4月まで販売された「旧型の前期」。……もちろん悪くないデザインなのですが、言わんとするところ、何となくご理解いただけますでしょうか……?

▲で、こちらが09年5月~13年4月まで販売された「旧型の前期」。……もちろん悪くないデザインなのですが、言わんとするところ、何となくご理解いただけますでしょうか……?

近頃ややクラシカルな味わいが出てきた旧々型Eクラス

ということで「手頃な予算で狙えるメルセデス・ベンツ Eクラスの中古車」というものを考えた場合、実は旧型Eクラスの前期型ではなく、あえてさらに1世代古い「旧々型の後期」が逆に良いのではないか? というのが本稿の趣旨です。

今あえて旧々型の後期をオススメしたい理由は、大きく分けて3つあります。1つは「デザイン」です。

旧型前期と比べると、ボディ全体やフロントマスクなどに「曲面」「曲線」が多用されている旧々型のたたずまいは、どこか女性的です。で、そこにある程度の歳月の経過が加わったことで、そろそろ「クラシカルな味わい」が出てきたように思えるのです。もちろんこのあたりも感じ方は人それぞれですから、異論反論はあるでしょう。しかしW211(旧々型メルセデス・ベンツ Eクラス)のたおやかな曲線と曲面は、年を経るごとに魅力を増してきているような気がしてなりません。

▲02年6月~09年4月まで販売された旧々型メルセデス・ベンツ Eクラス。写真は06年8月からの通称後期型で、この後期型からフロントまわりなどのデザインを微妙に変更するとともに、電子制御ブレーキシステムのSBCを廃止。エンジンラインナップもこのときから大幅に変更されました

▲02年6月~09年4月まで販売された旧々型メルセデス・ベンツ Eクラス。写真は06年8月からの通称後期型で、この後期型からフロントまわりなどのデザインを微妙に変更するとともに、電子制御ブレーキシステムのSBCを廃止。エンジンラインナップもこのときから大幅に変更されました

▲やや直線基調で男っぽい感じの旧型前期に比べ、こちら旧々型は「女性的」とも言えそうな柔らかな曲線と曲面が特徴。その柔らかみが今後、「どことなくクラシカルな上品さ」を醸し出していきそうな気配です

▲やや直線基調で男っぽい感じの旧型前期に比べ、こちら旧々型は「女性的」とも言えそうな柔らかな曲線と曲面が特徴。その柔らかみが今後、「どことなくクラシカルな上品さ」を醸し出していきそうな気配です

もう1つの理由は「信頼性の向上」です。旧々型Eクラスの前期型は「SBC」という電子制御ブレーキシステムが採用されていて、これがなかなか優れものではあったのですが、正直申し上げてけっこうな件数の故障が発生しました。そのためメルセデスは後期型からSBCを廃止し、普通のブレーキシステムに戻しています。

その後SBCはリコールの対象となりましたが、ほとんどの前期型は今やリコール対策が施されているはずですので、前期型でも対策済みであれば、基本的にはごく普通に維持することができるとは思います。しかし複雑な機構であるSBCは、いざメンテナンスするとなるけっこうな手間とお金がかかります。であるならば、シンプルなブレーキシステムに戻し、その他の部分にも改善が加えられた後期型を最初から選ぶのが、何かと得策なのではないかと考える次第です。

車両価格100万円前後でまずまず好条件な1台が

そして3番目の理由が「それでいてお安い」ということです。車両価格で見ておおむね80万円~120万円という、ほとんど軽自動車の中古車価格並みのお値段で、まずまず悪くない条件の中古車が狙えてしまうのが、昨今の旧々型メルセデス・ベンツ Eクラス後期型の相場です。

もちろん、いかなお手頃中古車とはいえ元々は高級サルーンですから、修理に必要な部品のプライスは軽自動車より(当然ですが)かなり高いです。それゆえ、購入時は車両価格の安さだけに目を奪われず、なるべく直近にあちこちの部品が新品に交換されている物件をじっくり探す出す必要はあります。そしてそれでも、これまた当然ですが軽自動車の中古車を買うよりは高めの維持費はかかるでしょう。

ですが、そんな感じで「当たりの1台」を車両100万円前後とかで見つけることができたなら、旧々型メルセデス・ベンツ Eクラスの後期型は今、なかなかのコスパを誇る「中古車界のスマッシュヒット」になる大きな可能性を秘めています。一度乗れば誰でもすぐにおわかりになると思いますが、やはりメルセデス・ベンツ Eクラスの乗り味は格別です。それに慣れてしまうと、他の車にはちょっと乗れなくなる可能性すらある、そんな1台なのです。

ということで今あえて「旧々型」のメルセデス・ベンツ Eクラスに乗るのは、なかなかオツで高コスパな選択なのではないかと思う次第です。ご興味のある方は、ぜひ下の物件リンクを軽くチェックしてみてください。けっこうソソられる物件があると思いますよ!

▲ちゃんと整備して洗車もしておけば……という条件付きではありますが、まさかこのメルセデスが80万~120万円ぐらいで買えてしまうとは、中古車相場に詳しくない人は夢にも思わないことでしょう!

▲ちゃんと整備して洗車もしておけば……という条件付きではありますが、まさかこのメルセデスが80万~120万円ぐらいで買えてしまうとは、中古車相場に詳しくない人は夢にも思わないことでしょう!

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車両本体価格120万円以下の旧々型メルセデス・ベンツ Eクラス後期型を見てみる▼検索条件メルセデス・ベンツ Eクラス(旧々後期型)×車両本体価格120万円以下×修復歴なしtext/編集部

photo/ダイムラー

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